■ 週末東京。
六本木アートトライアングルを構成する美術館のうち森美術館にはまだ行ったことがない。この美術館で今月の24日までル・コルビュジエ展が開催されている。日本の建築家たちにも多大な影響を与えたこの建築家の作品展を観にいく機会がようやくできた、というか機会をつくった。やはりこの展覧会は是非観なくてはならない。
ヤマサコレクションに常設展示されている浜口陽三の作品も観てこよう。「闇」に浮かび上がるさくらんぼやぶどうなどの果物。例の胡桃が闇に浮かぶ作品は展示されているのだろうか。あの作品は闇から生まれてまた闇に消えていく一瞬の生を象徴しているともとれるが、普段心の奥底に沈殿していて一瞬表層に浮かんでくる遠くの記憶、例えば『忘却の河』の中年男(どこかに初老の男と書いてあったが、50代半ばで初老はないだろう)の過去の記憶の象徴のようにも思える。
横須賀美術館にも足を伸ばそう。山本理顕の建築を実際に見るのは初めて。この美術館から海はどう見えるだろう・・・。既に雑誌では何回か見たが、建築はやはり直接体験してみないと分からない。
芸術の秋、アートな週末を東京で。
六本木アートトライアングルを構成する美術館のうち森美術館にはまだ行ったことがない。この美術館で今月の24日までル・コルビュジエ展が開催されている。日本の建築家たちにも多大な影響を与えたこの建築家の作品展を観にいく機会がようやくできた、というか機会をつくった。やはりこの展覧会は是非観なくてはならない。
ヤマサコレクションに常設展示されている浜口陽三の作品も観てこよう。「闇」に浮かび上がるさくらんぼやぶどうなどの果物。例の胡桃が闇に浮かぶ作品は展示されているのだろうか。あの作品は闇から生まれてまた闇に消えていく一瞬の生を象徴しているともとれるが、普段心の奥底に沈殿していて一瞬表層に浮かんでくる遠くの記憶、例えば『忘却の河』の中年男(どこかに初老の男と書いてあったが、50代半ばで初老はないだろう)の過去の記憶の象徴のようにも思える。
横須賀美術館にも足を伸ばそう。山本理顕の建築を実際に見るのは初めて。この美術館から海はどう見えるだろう・・・。既に雑誌では何回か見たが、建築はやはり直接体験してみないと分からない。
芸術の秋、アートな週末を東京で。