■ 月末の新聞に岩波書店の広告が載る。昨日(10月31日)の広告に『弘法大師空海と出会う』川崎一洋/岩波新書が他の新刊書と共に載っていた。早速買い求めてスタバで少し読んだ。
『日本の景観』樋口忠彦/春秋社を読み終えたら、読もうと思う。他にも読みたい本(高田郁の「みをつくし料理帖」シリーズなど)があるが、この本を優先する。
菩提寺が真言宗の寺ということが直接のきっかけでここ数年、空海の関連本を読んでいる。このブログの過去ログを検索してみたところ、次のような本が見つかった。
4艘の船で構成された遣唐使の船団のうち2艘が悪天候で消息を絶ってしまう。最澄と空海が乗った2艘は唐に流れ着く。恵果和尚は空海に密教を余すことなく伝授して間もなくこの世を去る。少しタイミングがずれていたら、空海は恵果に会うことができなかった。
そう、空海は天才だが、強運の人でもあった。空海の帰国後、数年(3年だったかな)して嵯峨天皇が即位する。もし嵯峨天皇という空海のよき理解者がいなかったら、空海にあれ程の活躍の場があったかどうか・・・。