透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

「弘法大師空海と出会う」

2016-11-01 | A 読書日記



 月末の新聞に岩波書店の広告が載る。昨日(10月31日)の広告に『弘法大師空海と出会う』川崎一洋/岩波新書が他の新刊書と共に載っていた。早速買い求めてスタバで少し読んだ。

『日本の景観』樋口忠彦/春秋社を読み終えたら、読もうと思う。他にも読みたい本(
高田郁の「みをつくし料理帖」シリーズなどがあるが、この本を優先する。

菩提寺が真言宗の寺ということが直接のきっかけでここ数年、空海の関連本を読んでいる。このブログの過去ログを検索してみたところ、次のような本が見つかった。











4艘の船で構成された遣唐使の船団のうち2艘が悪天候で消息を絶ってしまう。最澄と空海が乗った2艘は唐に流れ着く。恵果和尚は空海に密教を余すことなく伝授して間もなくこの世を去る。少しタイミングがずれていたら、空海は恵果に会うことができなかった。

そう、空海は天才だが、強運の人でもあった。空海の帰国後、数年(3年だったかな)して嵯峨天皇が即位する。もし嵯峨天皇という空海のよき理解者がいなかったら、空海にあれ程の活躍の場があったかどうか・・・。


 


常念岳初冠雪

2016-11-01 | A あれこれ


撮影日161101

 正面のアイストップとなっている山は常念岳、そしてこの通りは「常念通り」。この通りが常念岳をいわゆる「山あて」にして計画されたものなのか、偶然なのかは知らない。

常念通りという名称がついたのはそれ程昔のことでもないようだ。このことに関する新聞記事を以前読んだが、確かこの地域の役員の方が名付けたということだった。

今日の松本市の最低気温は8℃くらいでそれ程寒くはなかったが、標高2857メートルの常念岳では松本より12℃くらい低いから(*1)、気温は氷点下。朝、平地では雨だったが常念岳では雪が降り、山肌が白くなっていた。

もう冬がそこまで来ている・・・。


*1 松本市の標高はおよそ600m、標高が100m上がると気温は0.6℃下がるから常念岳のてっぺんは-5、6℃。