透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

古事記の神話

2016-11-13 | A 読書日記

 鄙里の神社で七五三祝と新嘗祭が行われた。七五三のお参りに来た小さな子どもたちには千歳飴と絵本をプレゼント。受付で「やまたのおろち」や「うみひこ やまひこ」「じんむてんのう」などの中から好きな絵本を選んでもらい、その絵本を渡した。



『いなばのしろうさぎ』は古事記の一連の物語の中でもよく知られている。稲羽の素兎を助けた大国主命は須佐之男命の娘・須勢理毘売(すせりひめ)と結ばれ、少名毘古那神(すくなひこなのかみ)と共に国造りをする。



『てんそんこうりん』は古事記の中の本流を成す物語。大国主命が国造りを進めていたが、もめごとが絶えなかった。天照大御神はこのことで心をいためていた。それで、建御雷神(たけみかづちのかみ)を使いとして葦原中国に赴かせたのだった・・・。

瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)が葦原中国(あしはらのなかつくに *1)を治めるために猿田彦神(*2)の案内で高天原を降る。この時、八咫鏡、草薙剣、八尺瓊曲玉の他に稲穂を持ち降りた。

古事記の神話は一通り読んだが、何回読んでも神様の名前を覚えることができない。この天孫降臨に出てくる神様然り。瓊瓊杵尊と天照大御神の関係は? 

瓊瓊杵尊は天照大御神の孫。しばらくするとまた忘れてしまうだろう・・・。*3


*1 日本の古名
*2 道祖神と結びついて祀られるようになったという説明もなされる(例:『安曇野 道祖の神と石神様た  ち』西川久寿男/穂高神社)。また、手塚治虫の「火の鳥」にもナビゲーターとして登場する。
*3 神様の表記は上掲2冊に倣った。


33会大阪旅行の計画

2016-11-13 | A あれこれ

■ 淀屋橋のホテルを予約した、と数日前にTさんから連絡があった。ガイドブックを見て適塾や少彦名(すくなひこな)神社がホテルから近いことが分かった。大阪市中央公会堂や日本銀行大阪支店も徒歩圏内。朝の散歩で外観だけでも見てきたい。残念なことに旅行が1月だから朝明るくなるのが遅い。5時だとまだ真っ暗だから、朝食前の散歩というわけにはいかないかもしれない。もっとも、早朝散歩で建築巡りしたいなどという人は今回の仲間にはいそうにないから、時間的に無理ならあきらめよう。

当日(1月14日)は昼頃大阪に着く。で、どこにいこうか・・・。希望を聞いてみよう。のぶさん推薦の住吉大社は難波駅から南海電鉄に乗ればいいのか。新大阪駅から難波駅へは? 地下鉄御堂筋線。欧陽菲菲!

夕方ホテルにチェックインしてから天満天神繁昌亭に出かけるのがよさそうだ。「落語パス」という人は
天神橋商店街をぶらついたり、大阪天満宮をお参りするのもいいかもしれない。

夜は道頓堀。行きは地下鉄堺筋線で日本橋(そうだ、大阪にも日本橋ってあるんだった)まで移動、帰りはタクシーかな。酔っぱらって地下鉄は面倒だから。

翌日(15日)は通天閣、地下鉄御堂筋線で恵美須町駅まで行けばよい。それから四天王寺へ行こう。この移動をどうするか。私一人なら、当然徒歩だけれど、徒歩だとMさんあたりから何か言われそう。女性陣は荷物も多そうだし、タクシーかな。でも徒歩で10分もかからないはず。そして最後はあべのハルカス。そこから新大阪駅へは? お、御堂筋線で乗り換えなし! すばらしい!

これでプランの素案ができた。 忘年会で相談しよう。