724 南佐久郡北相木村坂上にて 撮影日161122
■ 長野県内全77市町村のマンホール蓋巡りをしている。
ただ蓋の写真を撮るだけではつまらないと、後から蓋の趣味に入り込んだ私は考えた。蓋だけなら全国津々浦々まで撮りつくされているだろう。ならば、火の見櫓を背景に蓋の写真を撮ろう。
その進捗状況を地図に表示している。かなり進んで、半数を超えた。残っているのは長野市以北の12市町村、木曽方面の6町村、駒ケ根市以南の17市町村、計35市町村。
長野県はもう冬。雪道や凍結した道路を車で走るのは危ない。残りの市町村は来年の春以降に巡ることにする。
君子でなくとも危うきには近寄らない方が良い。
北相木村、南相木村:公共下水道未整備
■ 南相木村から隣の北相木村へ移動。北相木村は相木川沿いに集落が点在している。地形的な構造が両村似ている。
723 南佐久郡北相木村久保の火の見櫓 撮影日161122
相木川のほとりに立つ細身の火の見櫓。なかなか好いロケーション。見張り台の上の柱の間隔が狭く、半鐘が辛うじて柱間に納まっている。屋根も小さい。梯子は外付け。ブレースは上から下まで丸鋼。
前々稿でも書いたが、背景によって火の見櫓の印象も変わる。あちこちから「火の見櫓のある風景」を楽しみたい。
3角形の櫓で、屋根は6角形、見張り台は12角形。松本市内で12角形の屋根は見ているが(過去ログ)、これほどの多角形の見張り台は珍しい。
北相木村では監視カメラを設置していることを以前新聞で読んで知っていた(過去ログ)。この火の見櫓にも監視カメラが設置されている。他にも村内のあちこちで監視カメラを見た。田舎でもカメラによる監視か・・・。
屋根の飾りに注目。蕨手と避雷針の飾りを薄い平鋼でつくっている。両者の鋼材は同じものを使う傾向があるようだ。蕨手が丸鋼なら、避雷針の飾りも丸鋼というように。
脚部。何回も書いているが、脚のデザインがなされておらず、櫓の一般部分と同じ扱いになっているのは残念。