高山正之の新刊
「習近平よ、『反日』は朝日を見倣え」(新潮社)が
気になるのですが、買わない(笑)。
そのかわり、
雑誌「正論」11月号の
巻頭随筆・山正之の「折節の記」から
この箇所を引用することに。
「民主党が政権を取るという悪夢の時代が
数年前にあった。そのとき蓮舫が200年に一度の
大洪水に備えるスーパー堤防計画を仕分け、
つまり無用として切り捨てた。
これは高さの30倍の底辺を持ち、
かつ今回の鬼怒川のように越水しても崩壊しない
知恵が施され上辺は市街の建設も予定される優れもので、
国交省では東京湾沿岸などに約900キロの建設を
進めていた。
この切り捨てに驚いた石原慎太郎が再考を求めたが、
蓮舫は200年先を憂う神経を笑った。」
今回の巻頭随筆の最後も引用。
「ついでにもう一つ、聞きたい。
200年先を笑いながら民主党は
10万年に一度動く断層を根拠にして
原発を止めた。それはどういう理由づけをするのか。」
うん。何ということだ。
「そのとき」の蓮舫を、私は
あっさりと、忘れておりました。
これじゃ、私はザルで水を掬うような発想しか
もてないのだろうなあ。
揚げ足取りの党には
なりたくないけれど、
忘れてはいけないことがある。
歴史は常に、
現代の雑事に霞んで忘れ去られるばかり。
「習近平よ、『反日』は朝日を見倣え」(新潮社)が
気になるのですが、買わない(笑)。
そのかわり、
雑誌「正論」11月号の
巻頭随筆・山正之の「折節の記」から
この箇所を引用することに。
「民主党が政権を取るという悪夢の時代が
数年前にあった。そのとき蓮舫が200年に一度の
大洪水に備えるスーパー堤防計画を仕分け、
つまり無用として切り捨てた。
これは高さの30倍の底辺を持ち、
かつ今回の鬼怒川のように越水しても崩壊しない
知恵が施され上辺は市街の建設も予定される優れもので、
国交省では東京湾沿岸などに約900キロの建設を
進めていた。
この切り捨てに驚いた石原慎太郎が再考を求めたが、
蓮舫は200年先を憂う神経を笑った。」
今回の巻頭随筆の最後も引用。
「ついでにもう一つ、聞きたい。
200年先を笑いながら民主党は
10万年に一度動く断層を根拠にして
原発を止めた。それはどういう理由づけをするのか。」
うん。何ということだ。
「そのとき」の蓮舫を、私は
あっさりと、忘れておりました。
これじゃ、私はザルで水を掬うような発想しか
もてないのだろうなあ。
揚げ足取りの党には
なりたくないけれど、
忘れてはいけないことがある。
歴史は常に、
現代の雑事に霞んで忘れ去られるばかり。