平川祐弘氏は、こう指摘されておりました。
「人文系の論文はコマーシャル・ベースでも読まれることが大切だ。
昨今のように出来不出来を問わず修士論文が上等な紙をつかった
大学紀要に印刷される様は健全でない。
教師も学生も切磋琢磨が大切だ。」
(p354・月刊Hanada2022年1月号)
はい。今は新書でもって、切磋琢磨されている、
そんな学者の読みものを手軽に読める時代なのだ。
なんだか、ありがたいなあ。
あとは読むだけなんだけど。
そうそう。1月14日に注文した古本が昨日届きました。
小林栄子編著「露伴清談」(鬼怒書房・昭和24年)。
はい。ページはわら半紙という色と手触り。
とても、上等な紙とはいえませんが、興味津々です。
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