映画とライフデザイン

大好きな映画の感想、おいしい食べ物、本の話、素敵な街で感じたことなどつれづれなるままに歩きます。

怪人エジソン 浜田和幸

2008-09-20 23:50:12 | 
エジソンも天才の一人である。
それにしてもすごい量の仕事をこなしている。この本にもいろんなエピソードがあるが、人間的には抜けたところも多く。ある意味ほっとするところもある。

文中から
1.エジソンほど無駄な努力を嫌がっていた人はいない。対面している相手の話が面白くないと、その場で居眠りをしてしまう。
2.エジソンの研究所にある時計は動いていない。その理由は、人の作った時計ごときで計れる時間の奴隷になりたくないからだ。
3.機械と人間の関係は互いに補完しあうものだが、主役はあくまで人間である。その点社会主義は生身の人間を単に機械化しようとしているだけだから、いずれ人間の反乱がおきる。
4.いくら有益なアドバイスをしても、素直に取り入れて実践する人物はほとんどいない。「この世は実行に移されない貴重なアドバイスの宝庫である。」
5.12歳のころから、新聞や雑誌で読んだユーモア話を手帳に記録し続けた。
15歳の時デトロイト図書館の本をすべて読破するほど速読家であった。
6.エジソンは自分の発明品が多くの人に関心を持ってもらえるように、常にマスコミを使って宣伝することを心がけていた。
7.エジソンは時期が来ないうちに開発中の発明品を公表することで、わざと困難な後戻りできない状態に追いやることを好んでいた。
8.エジソンは新聞記者好き。新聞の力を知り尽くしている分、その利用にはとことん気を使う。14歳の時新聞を編集し、売りさばいていた彼は、新聞用の話題づくりの要領を心得ていた。
9.売れないものは発明しても意味がなく時間の無駄だ。彼は市場調査を重視した。新聞5誌に目を通して、あらゆる新刊本を読破した。
10.値段をどれだけ安く設定できるかに腐心していた。消費者が買える値段を先に決め、その値段までどうすればコストダウンできるかに挑戦する。
11.商品の普及前の希少段階が高い時は、全世界の代理人に高くても買ってくれる顧客をねらった。
12.食事の最中や会話の途中、寝ている夢の中で湧き上がっている考えを、その場でせっせとメモしていた。積もり積もってノート3500冊。
13.困難な苦しい時、気分を変えることにつとめた。そして人一倍働いた。悩みの解決には仕事が一番の薬であった。酒では問題は解決できない。
14.それまでより2回余計に頭を働かせれば、ほとんどの問題は解決できる。
15.自分は1日18時間働く。そのために食べる量と寝る量を減らす。

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