映画とライフデザイン

大好きな映画の感想、おいしい食べ物、本の話、素敵な街で感じたことなどつれづれなるままに歩きます。

Uターン  ショーンペン

2011-06-23 18:41:34 | 映画(洋画 99年以前)
オリバーストーン監督には珍しいブラックジョークのような作品。ショーンペンを主人公にしている。マフィアに追われた男が砂漠の町に迷い込む。そこで無一文になり、借金に追われた彼がハチャメチャな行動をとる。回りもみんなハチャメチャという設定だ。

主人公であるショーン・ペンは、車が故障したため「Uターン可」(よそ者は引き返せの意味)の標識を掲げた、砂漠の果ての街にやってくる。ショーンペンは借金でマフィアに追われるならず者だ。すでに2本指づめをされた。そこで肉感的で美しい女中米系の美女ジェニファー・ロペスに出会う。ショーンは言葉巧みにジェニファーロペスに近づく。事を運ぼうとしたら彼女の夫ことニック・ノルティが「俺の女に手を出すな」と現れる。ところが、ジェニファーの夫から「妻を殺してくれたら金をやる」と言われる。その場を立ち去ったショーンペンだったが、コンビニで強盗に遭遇してしまう。巻き添いを食った彼は手持ち金をなくした。一文無しの彼は借金もあり、夫の依頼を引き受けることにした。ショーンペンはジェニファーを山の絶壁へと誘い出すが、逆に誘惑され肉体関係を結ぶ。逆に夫を殺害するように仕向けられるが。。。。



ペギーリーの軽快なジャズヴォーカルで始まる。社会の底辺の男女がたむろう街に立ち寄ったショーンペンがはまってしまうという内容だ。軽快な展開を予測させたが、そういうどたばたが続き不愉快な印象だ。オリバーストーンというよりも、コーエン兄弟が好きそうな題材だ。コーエン兄弟だったらもっと面白くするのになんか違う。笑いを誘わない。ショーンペンらしさがにじみ出ている。ジェニファーもエスパニア系特有の色気をむんむんさせる。個人的にはショーンペンの映画には失望感を味わったことはない。でも残念ながらいま一つのれない作品だなあ。

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