甲府市湯村山の近傍に生育しているオオバノトンボソウであるが、個体数が少ないうえに鹿の食害が酷く、まともに花が咲くのはほんの数株である。そろそろ咲いている頃ではないかと思うので訪れてみる。まずはハシゴシダを中心としたシダを観察してみるが、暑すぎて現地に到着する前に汗だく、ヘロヘロである。

ベニシダはどこにでも普通に生えている。

オクマワラビは細長い。根元付近の鱗片は黒っぽい。

クマワラビは少し横幅が広い。先端部の胞子を付ける葉がはっきりと分かれる。鱗片は茶色い。

さて、問題のハシゴシダと思わしきシダである。触感が柔らかい。

最下羽片の付け根の部分の上向き小羽片が大きいのが特徴であるのだが・・・

大きく無い個体も混じっており、ヤワラシダとの区別が未だ釈然としていない。

小さなソーラスを小羽片やや辺縁寄りに付ける。

たぶんこれがヤワラシダと思わしき個体。最下羽片は根元に近付くにつれて小さくなる。

ジャノヒゲの花が咲いていた。

アキノタムラソウであろう。

結実したエビネ。このあたりに昨年は大き目のオオバノトンボソウが生えていたはずだが今年は見当たらない。

ところどころで葉を見かけるが花を付けている株はなかなか見つからない。

藪蚊に追われながらやっと見つけた一株はまだ蕾だった。

咲くのはまだ1~2週間先であろう。

オオヤマサギソウと違って葉の先端部は尖っている。

他の場所でも葉は何枚か見つけたが花を付けている株は見当たらなかった。
エビネの咲く時期にオオバノトンボソウの穂が出ているのは時々見かけるが、花が咲くまで至るのはごくわずかである。おそらく鹿の食害によるものと思うのだが、ひょっとしたら盗掘もあるのかも知れない。絶滅危惧種では無いが稀少な植物であることは間違いない。

ベニシダはどこにでも普通に生えている。

オクマワラビは細長い。根元付近の鱗片は黒っぽい。

クマワラビは少し横幅が広い。先端部の胞子を付ける葉がはっきりと分かれる。鱗片は茶色い。

さて、問題のハシゴシダと思わしきシダである。触感が柔らかい。

最下羽片の付け根の部分の上向き小羽片が大きいのが特徴であるのだが・・・

大きく無い個体も混じっており、ヤワラシダとの区別が未だ釈然としていない。

小さなソーラスを小羽片やや辺縁寄りに付ける。

たぶんこれがヤワラシダと思わしき個体。最下羽片は根元に近付くにつれて小さくなる。

ジャノヒゲの花が咲いていた。

アキノタムラソウであろう。

結実したエビネ。このあたりに昨年は大き目のオオバノトンボソウが生えていたはずだが今年は見当たらない。

ところどころで葉を見かけるが花を付けている株はなかなか見つからない。

藪蚊に追われながらやっと見つけた一株はまだ蕾だった。

咲くのはまだ1~2週間先であろう。

オオヤマサギソウと違って葉の先端部は尖っている。

他の場所でも葉は何枚か見つけたが花を付けている株は見当たらなかった。
エビネの咲く時期にオオバノトンボソウの穂が出ているのは時々見かけるが、花が咲くまで至るのはごくわずかである。おそらく鹿の食害によるものと思うのだが、ひょっとしたら盗掘もあるのかも知れない。絶滅危惧種では無いが稀少な植物であることは間違いない。