山梨百名山から見る風景

四方を山に囲まれた山梨県。私が愛して止まない山梨の名峰から見る山と花と星の奏でる風景を紹介するページです。

あまり流れなかったしぶん儀座流星群 令和7年1月3日-4日

2025年01月07日 | 星空
 今年のしぶん儀座流星群は1月4日の未明0時ごろに極大を迎える。しかし、その時間にはまだ放射点が北東の空の下で昇って来ておらず、いちばん多く飛んでくれそうなのは未明2時から明け方になるであろうと予想されている。
 仕事を終えて接近した細月と金星を眺めた後に食事会があって、予定していた通り午後8時ごろに終わった。南部町まで行けば放射点が富士山の上に昇って来るがそこまで遠出する元気は無く、通い慣れている富士川町の林道に車中泊して流星群を狙ってみることにする。9時半ごろに林道に到着し、一休みしてからカメラ3台をセットし、そのうちの1台は簡易赤道儀に載せて追尾撮影を行ってみる。

    空気が澄んで凄い星空が広がっていた。

    上が木星、左下が火星、右下がおおいぬ座シリウスで、正三角形を形成しておりその中に冬の大三角形が居る。豪華な星空である。

    こちらは簡易赤道儀に載せて30秒追尾した画像。正三角形の中を冬の天の川が貫いている。しばらく追尾したが流星は流れなかった。

    深夜0時ごろに北斗七星が北東の空に昇って来た。カメラを向けたところ流星が流れたが画角に入り切らなかった。

    0時半ごろに流れた流星。これは肉眼で確認した。

    別のカメラで撮影した同じ流星

    未明3時半ごろに流れたこの夜一番大きかった流星。車内で寝ていて見ていない。流星の下に輝く星はアルクトゥールス。

    簡易赤道儀に載せたカメラは北斗七星・うしかい座アルクトゥールス・おとめ座スピカが入るこの画角で追尾を開始。

    アルクトゥールスの上を流れた流星だが、前述のものと同じもの。

    右下に小さな流星らしきものが写っているがこれは人工衛星と思われる。

    これも人工衛星。その周辺に小さな人工衛星が多数写っている。

    富士山の上を流れた小さな流星

    同じく富士山の上を流れた流星

    薄明の空が始まった明け方5時過ぎに流れた流星

    水平線が明るくなってきた頃。ここで電池切れになっていた。

 カメラ3台で2,000カットほど撮影を行ったが、写っていた流星は10個に満たなかった。月明かりが無くて良い観察条件の日だったが、残念ながら期待していたほど流れてくれなかった。ちなみに目視したのは4個ほどで、画角に入ったのは2個だった。未明3時ごろにもう1台車がやって来て撮影を行っていたが、夜が明けて話をしてみたら知り合いのカメラマンだった。この後場所を移動して2人でダイヤモンド富士の撮影に行ってみる。


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月と金星が接近した夕暮れ 令和7年1月3日

2025年01月05日 | 星空
 昨日・本日とイオンモール甲府昭和で終日仕事があった。本日は予定していた仕事量が片付かず、30分ほど時間延長して働いたため、終わった頃にはもう暗くなっていて西の空の雲間に金星が輝いていた。その下に月齢3の細月が居るはずだが雲に隠れてまだ見えていない。モール内で買い物を済ませて外に出ると、今度は雲が晴れて綺麗な月と金星が輝いていた。

    イオンモール甲府昭和の上に輝いた月齢3の細月と金星

    月が綺麗だがその上にある金星の輝きも素晴らしい。

    月齢3の地球照の月と金星

    綺麗な月と金星を見ることが出来た。

 もう少し良い場所での撮影も考えてはいたが、この後6時半から食事会の予定が入っていてもう時間ギリギリになってしまった。この日の深夜から未明にかけてしぶん儀座流星群が極大を迎える。明日は休みなので、食事会の後はどこかに車中泊して流星群を狙ってみたいと思っている。


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地蔵岳オベリスクにかかる極細の月 令和7年1月1日

2025年01月05日 | 星空
 甲府市武田通りの交通規制は元旦の午後になれば解除されているはずである。しかし、武田通りは初詣の車で交通渋滞してとてもではないが走れない。地元の人たちが使う脇道であれば、さほど渋滞しないはずなので、午後3時を過ぎた頃に自宅を出発して北杜市須玉町に向かう。

    本日の撮影地はこの信光寺塩川禅寺

    門のところに釣鐘がある大きくて立派なお寺である。

    甲斐駒ケ岳は見えないが鳳凰山、特に地蔵岳オベリスクの眺望は抜群である。

    夕暮れの鳳凰山。そろそろ月齢1の極細の月が見えてくるはずだが・・・

    ズームをかけるとオベリスクの左上に月が見え始めている。

    もう1台の望遠レンズ。細い月がレンズ視野に入って来ていたが肉眼では見えず。

    地蔵岳オベリスクを細月が通り抜けていったが、投稿したこの画像だとほとんど見えてこない。

    地蔵岳にかかる極細の月

 今年の元旦は初日の出では無く極細の初月となった。なかなか良い景色が見られたと思う。さて、今年はどんな景色が見られるのだろうか?夏から初秋の頃の南アルプスに登ってみたいのだが、体力・気力が持つかどうか不安がある。
 翌日の月齢2の月も狙っていたのだが、仕事が終わるのが遅くなったうえに南アルプスは雲に隠れて山が見えずに不発に終わってしまった。


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2025年明けましておめでとうございます

2025年01月01日 | 番外編
明けましておめでとうございます。



 本年もよろしくお願いします

 年末・年始は昨年と同様に富士川町の林道に車中泊して元旦のダイヤモンド富士を拝む予定でしたが、テレビを見ていたらあっという間に時間が過ぎて行かずに終わってしまいました。住んでいる場所が武田神社の上のほうで、深夜10時頃から武田通りの交通規制が始まってしまうため移動が難しくなってしまいます。ということで、今年は寝正月となりました。明日1月2日からは仕事が始まります。年々歳をとるので、無理をしない山歩きと写真撮影をして行きたいと思っています。


コメント (2)
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