山梨百名山から見る風景

四方を山に囲まれた山梨県。私が愛して止まない山梨の名峰から見る山と花と星の奏でる風景を紹介するページです。

割れなかった剣ヶ峰ダイヤモンド富士 令和6年12月29日

2024年12月31日 | ダイヤモンド富士
 夜明け前の地球照の月を奏でた後、ダイヤモンド富士の撮影に向かう。高下から見る剣ヶ峰で割れるダイヤはこの日が最終日となるが、日曜日の上に年末の休みに入っているので激混み必至である。そこで、再び富士川町の林道から剣ヶ峰で割れるダイヤを狙ってみることにする。おそらく剣ヶ峰の左寄りから太陽が現れるであろうから出来るだけポジションは右に寄るが、狭いスペースからの撮影でほとんど寄れない。

    スッキリとした富士山が見えている。出来るだけ右に寄りたいが狭いスペースでほとんど寄れない。

    もうすぐダイヤの時間だが、山頂には雪煙が舞っている。

    想定していた以上に山頂左寄りに太陽が現れた。

    雪煙が舞っていたが太陽の輝きはまずまずだった。少し割れてくれたかどうか?

 もう1台のカメラ画像
    微妙に割れたが完全に左側が大きな割れるダイヤになってしまった。

 前回は霞に阻まれ、その前は雲に阻まれて剣ヶ峰から昇るダイヤは割れてくれなかった。林道奥の山の斜面からもう1チャンスあるかも知れないが日程的に難しそうである。おそらくこの林道沿いから撮影する剣ヶ峰で割れるダイヤは今シーズン全敗になりそうである。

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富士山頂に昇る地球照の月 令和6年12月29日

2024年12月31日 | 月富士
 目覚まし時計を早朝4時半にかけておいたのだが故障して鳴らなかったようである。偶然に目を覚ましたのは4時50分だった。急いで準備して本日の撮影予定地、数日前に撮影に良さそうな場所を下見しておいた富士川町平林に向かう。既にカメラマンの車が4~5台止まっていて準備万端のようである。月の出まであと15分ほど、急いで2台のカメラをセットする。

    夜明け前の富士山。富士山の上に輝く明るい星はさそり座のアンタレスである。

    白山岳の上に月が現れた。

    綺麗な地球照の細月が富士山の上に現れてくれた。


    もう1台の望遠レンズで捉えた富士山頂の月

    この日はアンタレスだけでなく水星も月に接近していた。富士山頂の左上に見えるのが水星。

    美しい夜明けの景色。

 目覚ましが鳴らずに少しばかり焦ったが、なんとかこの日の月齢28の細月を捉えることが出来た。少しばかり山頂に湧いた雲も良い感じだったと思う。

 富士山はスッキリと見えている。これからダイヤモンド富士の撮影に行ってみよう。


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雲に阻まれた高下のダイヤモンド富士 令和6年12月27日

2024年12月30日 | ダイヤモンド富士
 高下から見る白山岳で割れるダイヤモンド富士はこの日を含めて跡3日間しか無い。甲府の自宅を出発する前にライブカメラで確認した富士山には雲がかかっていなかったが、現地に到着した頃には富士山頂に大きな雲がかかってしまっていた。これでは白山岳で割れるダイヤどころか、普通のダイヤモンド富士も難しそうである。早々に白山岳で割れるダイヤは諦めて、雲を抜け出したところで輝くダイヤを狙ってみることにするが、さらに雲が大きくなってそれも難しそうな様相である。

    高下に到着した頃の富士山。雲が増えて山頂にも雲が湧き出している。

    これでは剣ヶ峰で割れるダイヤどころか普通のダイヤモンド富士も難しい。

    ダイヤの時間が近付くとさらに山頂の雲が増えてきた。後ろに雲を被った影富士が映っている。



    雲を抜け出したところで輝くダイヤを狙ってみたが、やはりあまり面白いダイヤモンド富士にはならなかった。

 眠い体をたたき起こしてダイヤの撮影に来たがこの日は不発に終わってしまった。そしてこの日も、そして明日も1日中仕事である。明後日から年末休みに入るので、明日は止めて明後日に高下か、あるいは別の場所からダイヤを狙ってみたいと思う。


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立川ステージガーデンからのダイヤモンド富士 令和6年12月23日

2024年12月24日 | ダイヤモンド富士
 冬至の頃の立川ステージガーデンから見るダイヤモンド富士は、条件が良ければ白山岳で太陽が割れるキャッツアイという現象も見ることが出来る。数年前から狙ってはいたのだが、なかなか時間や天候が合わず、ようやく今回訪問することが出来た。天気は良好で甲府を出発する午後1時半頃には富士山が綺麗に見えていた。しかし、南アルプスに雲がかかっているのが少し気になる。

    立川駅北口にあるモニュメント

    50数年前に予備校に通っていた頃に訪れて以来の立川の街。その頃とはまるで違う町並である。

    携帯の地図を見ながら到着。この上に展望台があると思うのだが・・・

    高いところに行けばよいのだろうと長い階段を昇ってみる。

    この先だろう。

    展望デッキに到着。抜群の眺望である。ダイヤまで1時間ほどだが、まだカメラマンは誰も来ていなかった。

    富士山に迫ってきた太陽。この頃は雲が無くスッキリした富士山が見えていたが・・・

    太陽がだいぶ富士山に近付いて来た頃に山頂に雲が巻いてしまう。

    さて、どうなるダイヤモンド富士&キャッツアイ??


    山頂に雲が巻いたが、それなりに綺麗なダイヤモンド富士にはなってくれた。

 こちらがキャッツアイを狙った望遠レンズの画像。
    残念ながらキャッツアイ成らず。尖って見えるのは白山岳では無く山頂の雲のようである。

    日没後の夕焼けの空。この頃には山頂の雲は消えている。

    空には金星が輝き出した。

    夕空に輝く金星と立川の町灯り

    すっかりクリスマスの雰囲気のイルミネーション

 キャッツアイにはならなかったが、富士山はそれなりに良く見えてくれてそれなりに綺麗なダイヤモンド富士は見ることが出来た。東京都から見るダイヤモンド富士は高尾山以外では初めてである。これからも狙う機会はあるだろう。


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輝かなかった白山岳ダイヤモンド富士 富士川町高下 令和6年12月20日

2024年12月21日 | ダイヤモンド富士
 空気が澄んで風が無く穏やかな朝に見えた。この季節の恒例となっている高下のダイヤモンド富士撮影に出かけてみる。富士山もスッキリと見えている。

    夜明け前の高下から見る富士山

    スッキリと富士山が見えて雲も出ていない。今日は良いだろうと思ったのだが・・・

    太陽が姿を現す。

    白山岳右側から光が現れた。

    ポジションが少し右寄りだったが、さらに左に寄ると木が邪魔してしまう。

    期待していた白山岳で割れるダイヤモンド富士だが、ダイヤが輝かず太陽の輪郭が現れてしまった。

    輝くダイヤモンドでは無く、円形の太陽が現れたダイヤモンド富士

    輝かなかったダイヤモンド富士

 今朝は良いかと思ったのだが、水蒸気が多く空気の透明度が悪かったようで、チカリと輝くダイヤモンド富士は現れなかった。毎年このようなことが多く、まともに輝くダイヤは10日のうち1日か2日しか無いことが多い。まだ何度かチャンスがあるので、再チャレンジしてみたい。


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霞に阻まれて割れなかった剣ヶ峰ダイヤモンド富士 令和6年12月18日

2024年12月21日 | ダイヤモンド富士
 12月15日にも狙っているが、富士山頂に現れた雲に阻まれて剣ヶ峰ダイヤモンド富士は割れてくれなかった。この日は風が穏やかでライブカメラで見る夜富士もスッキリと姿を見せていた。これならばきっとダイヤが割れるはず・・・と期待して、早起きして眠い目をこすりながら富士川町の林道に出かける。しかし、現地到着して富士山を眺めてみると、富士山は良く見えているもののその後ろ側には霞がかかっている。これは割れるダイヤは難しいのでは?と思いながら3台のカメラをセットする。

    夜明け前の富士山。姿は良く見えるがその後ろ側の空に霞が出てしまっている。

    それなりに綺麗な朝富士であるのだが・・・


    霞のために割れるダイヤは難しそうである。

    剣ヶ峰の左側が輝き始めた。

    ポジションがやや右寄りだったが撮影場所が限られているのでこれは止む無し。

    思った通り、ダイヤは輝かず太陽の輪郭が現れてしまった。

    剣ヶ峰ダイヤモンド富士。これも悪くは無いのだが、狙ったものは撮影出来ず。

 今回は雲は出ず、風が穏やかだったので山頂の雪煙も舞っていなかった。しかし霞に阻まれて残念ながらダイヤは割れてくれなかった。なかなか良い気象条件の日に当たってくれず、残念である。


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六地蔵に昇る12月の満月コールドムーン 令和6年12月15日

2024年12月20日 | 月富士
 昨年も同じ場所でパール富士を狙っているが、富士山に残照が残る頃のパール富士は手前にある六地蔵との露出が合わず、お地蔵さまが真っ暗に写ってしまっていた。今年のパール富士は日没後15分ごろに月が現れるのでそれなりにお地蔵さまも写ってくれるのではないかと期待している。空は晴れて富士山はスッキリと見えている。期待して南部町六地蔵公園に行ってみる。

    富士残照の頃の六地蔵と富士山。カメラ内蔵フラッシュを焚いても光量が不十分だった。

    残照の富士山。綺麗な富士山が見えている。

    残照が消えて空が暗くなってきた頃に剣ヶ峰の右に月が現れた。

    少し月の現れる時間が遅かったが、綺麗なパール富士を見ることが出来た。

    木星と月が接近していたので、この画角で木星が入ってくるだろうと思ったのだが・・・

    意外と木星の位置は遠かった。

    アースシャドウ棚引く頃の六地蔵と富士山

    富士山頂に月が現れた。


    画像を補正しても手前の六地蔵は少し暗かったが狙い通りのパール富士が撮影出来た。

    月と木星が輝く六地蔵

    写真では現せないような綺麗な月を楽しむことが出来た。

 前夜から車中泊で写真を撮り歩いてきたので眠気が強かったが、六地蔵とパール富士の時間だけは目が冴えて撮影に没頭した。綺麗なコールドムーンを見ることが出来て、来て良かったと思った。


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大きなイチョウの木に着生したマツバラン 令和6年12月15日

2024年12月20日 | シダの仲間
 本日の夕方は12月の満月コールドムーンが昇って来る日である。天気は良好で、パール富士の撮影のため南部町まで移動してきた。前夜のふたご座流星群は期待したほど流れなかったが、あまり眠らずに撮影していたため寝不足で強烈に眠い。南部町道の駅までたどり着いたところで3時間ほど仮眠するが、やはりぐっすりは眠れない。元気があればアオネカズラやタキミシダなどを見て回りたかったがとてもそんな元気は出ず、車で容易に行けるマツバランを観察してからパール富士撮影予定地に移動することにする。

    公園の脇に生えている大イチョウ

    大イチョウの幹に着生しているマツバラン。他にも着生していると思うのだがこの1株しか見当たらない。

    胞子嚢は脱落してしまっている。

    先端部が枯れ気味であまり元気が無い。

 乾燥した寒い日が続いておりマツバランはあまり元気が無さそうである。しかし枯れそうな様子は無く、一安心である。南部町ではもう2ヶ所マツバランが生育している場所があり、機会を見て見に行ってみたいと思う。


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雲に阻まれた剣ヶ峰ダイヤモンド富士 令和6年12月15日

2024年12月19日 | ダイヤモンド富士
 ふたご座流星群と富士山の上を飛ぶ国際宇宙ステーションISSの撮影を終えて場所を移動し、今度は剣ヶ峰で割れるダイヤモンド富士を狙う。夜明け前までは雲が少なく富士山頂ははっきりと見えていたのだが、日の出の頃から富士山頂には雲がかかってしまう。

    夜明け前の富士山。雲はわずかに出ているのみだったが・・・

    夜明けを過ぎてもうすぐダイヤだという時間には富士山頂に雲がかかってしまう。

    ポジションは良かったが剣ヶ峰左側の光芒が雲に隠れて輝かず。

    もう1台のカメラも同様である。

    剣ヶ峰から昇るダイヤモンド富士

 毎年恒例となっている富士川町林道から見る剣ヶ峰で割れるダイヤモンド富士であるが、なかなか思うようには撮らせてくれない。今シーズンはまだ始まったばかりでチャンスはまだ数回あるので、再チャレンジしてみたいと思う。


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あまり流れなかった1日遅れのふたご座流星群 令和6年12月14日ー15日

2024年12月18日 | 星空
 今年のふたご座流星群の極大は12月13日の深夜12時ごろがピークだったのだが、その時間の甲府の空は雲が広がって星は見えなかった。そこで空が晴れた翌日の夜に富士川町の林道に車中泊してふたご座流星群を狙ってみることにした。夜10時ごろに2台のカメラをセットしてインターバル撮影するが、満月に近い明るい月が空を照らし観察条件は非常に悪い。案の定、1時間ほど空を眺めていたが観察できた流星は3個ほどだった。撮影した画像にも流星はあまり写っていなかった。

    広角でセットした1台目のカメラ。富士山左側に流星が流れている。

    もう少し狭い角度でセットした2台目のカメラ。同じ流星が写っている。右上の明るい星はおおいぬ座シリウス。

    富士山の上を流れた小さな流星

    もっと小さな流星

    右下を流れた流星

    右上を流れた流星

    左上を流れた流星

    比較的大きな流星だったが場外

    雲の上を流れた流星

    富士山の真上に流れ落ちた流星

    未明5時ごろ、富士山の上を横に走る白い筋は国際宇宙ステーションISS

    富士山の上を飛ぶISS。20カットを比較明合成。

 13日の夜はかなりたくさんの流星が流れたらしいのだが1日遅れの14日深夜から未明にかけては残念ながらあまり流れてくれなかった。月明かりが明る過ぎたことも影響していたのだろう。今年は残念な結果に終わってしまった。


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細月と金星が接近した夕暮れ 令和6年12月5日

2024年12月11日 | 星空
 撮影に行く予定では無かったのだが、夕暮れの西の空を見るとあまりにも月と金星が綺麗だったので、手っ取り早く高いところに行ける立体駐車場に車を乗り入れて撮影を試みる。屋上まで行こうと思ったのだが屋上は閉鎖されていてその下から撮ったのだが、視界が悪いうえに下にある建物の灯りが眩し過ぎて条件がいまひとつだった。

    上空のフレアの左脇に走る白い筋は国際宇宙ステーションISS。カメラの設置が間に合わずこの1カットしか撮れなかった。

    撮影場所を少しずらしてみるが、建物の灯りが眩し過ぎる。

    地球照の細月と金星

    ライトがギリギリのところで撮影してみたがやはりフレアが大きく出てしまう。

 綺麗な月と金星だったが、やはり狙ってもう少し標高の高いところから撮影しないとうまく撮れない。ISSが月の上を飛ぶのも知っていたが、気合が足りなかったのが今回の失敗である。


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甲府市八王子山の夕暮れ 令和6年12月4日

2024年12月10日 | 番外編
 甲府市の市街地から見る湯村山の尾根が先週あたりから紅葉真っ盛りになっている。夕暮れ時の尾根が赤く染まる時間を狙って午後3時に千代田湖のほとりから歩き始める。

    紅葉を映す千代田湖。右奥に見えるのは羅漢寺山、さらにその右奥に半分隠れているのは金峰山。

    森の中は黄葉の盛りを過ぎて晩秋の雰囲気である。

    いつもとは少し違う場所から見る湯村山の尾根。紅葉真っ盛りである。

    夕暮れが近付く甲府盆地と富士山

    紅葉の向こうの富士山

    いつもの展望岩

    展望岩から見る紅葉と富士山

    常緑のマツグミ

    結実した実はあまり見当たらない。

    松の木が枯れると寄生しているマツグミも枯れてしまう。

    櫛形山のあたりに夕陽が沈んで行く

    神社がある八王子山の山頂

    甲府盆地はもう陽が陰っている。

    町灯りが灯り始めた甲府市街地

    富士山の残照が消えて暗くなってきた。ここまでで撤退。

 毎年の恒例となっている八王子山から見る紅葉であるが、今年もそれなりに良く染まってくれたのだが、茶色くなった葉が多く、少し遅かったかも知れない。短時間で行けて良い景色が見られるこの場所は私のお気に入りの場所である。


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富士山左側に輝くカノープスの光跡 柳沢峠 令和6年12月1日

2024年12月06日 | 星空
 柳沢峠展望台の駐車場で車中泊し、深夜11時半に起き出して撮影を開始する。夕方カメラを設置してインターバル撮影していた1台のカメラが風で倒れてレンズを破損してしまっていたのがちょっとショックだった。南東の空高くおおいぬ座とオリオン座が昇って来ている。カノープスが現れるのは12時半ごろからのはずである。

    南東の空に昇って来たおおいぬ座と明るい恒星シリウス

    冬の大三角形の上にはシリウスよりもさらに明るい木星が輝く。

    広角レンズで捉えた冬の大三角形と木星、さらに左上には火星が輝いていて賑やかである。


    北西の空にはカシオペア座が輝いている。やや雲が出ているが空気が澄んで星の輝きは素晴らしい。

    おおいぬ座シリウスがさらに高く昇り、低空にはカノープスが現れた。

    もう1台のカメラで捉えたカノープス。低空に現れるので空が澄んでいないとなかなか見えない。

    おおいぬ座シリウスと低空のカノープス

    南中した冬の大三角形とカノープス

    縦位置で捉えた冬の大三角形とカノープス


    さらに広角で撮影するとその上に輝く木星が見える。ススキの穂がカノープスの邪魔をしてしまった。

    富士山の裾に輝くカノープス


    おおいぬ座シリウスともう沈みそうなカノープス

    カノープスは富士山中腹に静かに沈んで行った。

    シリウスとカノープスの光跡 約270コマを比較明合成

    低空に輝くカノープスの光跡 約340コマを比較明合成

 ステラナビゲーターでシュミレーションしてきた通り、柳沢峠の展望台からカノープスを捉えることが出来た。天候に恵まれたおかげで今回は肉眼でも綺麗にこの星を見ることが出来た。出来れば、もう少し標高の高い山の上からこの星を捉えたかったが、テント装備を検討して体力・気力と相談しながらまた挑戦してみたいと思っている。


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夕暮れの柳沢峠 令和6年11月30日

2024年12月06日 | 星空
 柳沢峠からハンゼノ頭あたりまで登ってテント泊を考えていたのだが、車に積んでおいたはずのバーナーがいくら探しても見つからない。前回テント泊した小楢山が寒くて辛い思いをしたばかりなのでバーナー無しで山上のテント泊は不安がある。甲府盆地の夜景と富士山の左側に現れるカノープスを見たかったのだが、今回は止めて、柳沢峠展望台に移動する。夕暮れの富士山を見に来る人たちが次々に訪れてくるが、日が暮れて人が少なくなった頃から撮影を開始する。

    雲が赤く染まった柳沢峠の夕暮れ

    右側の雲の切れ間に現れた星は金星

    刻一刻と空の色が変わって行く。

    もうすぐ沈みそうな金星

    すっかり暗くなり、人も居なくなった。展望台の1段上にもっと展望の良い場所がありそこから撮影することにする。

 時刻は午後6時を過ぎてすっかり暗くなり、展望台を訪れる人もほとんど居なくなった。この場所からもカノープスは見えるはずである。現れるのは深夜12時半ごろからのはずである。車内で一旦寝て、12時前に起きて撮影を始めることにする。


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月齢1の細月は姿を見せず 富士川町林道 令和6年11月30日

2024年12月05日 | 月富士
 この日は富士川町林道から富士山の上に現れる月齢1の極細の月が見られる日だった。早朝4時半に自宅を出発して現地に行くと、先客が1人居て既にカメラのセッティングを終えて月の出を待っていた。時間ギリギリだったので急いで2台のカメラをセットするが、富士山の山頂は雲がかかってご機嫌斜めである。さて、月の姿は見えるだろうか?

    あと10分ほどで富士時山の山頂に極細の月が現れるはずである。富士山頂に隙間が出来ることを期待するが・・・

    残念ながら雲が広がって富士山頂は隠れてしまった。

    今ごろ月が現れているはずだが・・・

    雲に阻まれて月は見えず。

    富士山の右上、雲を抜け出した極細の月がうっすらと見えているが・・・

    パソコン上で良く見ないと残念ながら見えてくれない。

    日の出が近付き雲が赤く焼ける。

    朝焼けに染まる雲

    もうすぐ富士山の中腹から朝日が現れる。この時間になると雲が晴れて山頂が姿を現した。

    少し虹色に染まった彩雲が山頂を流れて行く。

    富士山中腹から朝日が現れる。

    ダイヤにはならないが、あと数日するとこの場所からダイヤモンド富士が見られるようになる。

 期待した極細の月だったが残念ながら雲に阻まれて姿は見えなかった。雲が無ければ、おそらく髪の毛のように細い月が撮影出来たのではないかと思う。機会があれば再挑戦したい。その後の朝焼け雲や彩雲を楽しむことが出来て、それなりに良い景色が見られたと思う。これからダイヤモンド富士の撮影に何度も訪れることになるのであろう。


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