横須賀と厚木飛行場はアメリカ海軍の海外基地の中では一番大きく、すぐれた海上攻撃能力誇っています。アメリカ海軍が海外に常駐している航空母艦は、横須賀に常駐している、ジョージ・ワシントン ただ一艦だけです。守備範囲は太平洋とインド洋の全域です。アメリカ西海岸のサンデイエゴ海軍基地からの出撃よりも17日間も早くインド洋へ展開できます。
横須賀基地の強さは実は厚木飛行場が艦載機の貯蔵、修理、訓練を受け持っていることによります。厚木飛行場は日本の航空自衛隊との共用です。しかしいつも騒音問題でマスコミに取り上げられるのか艦載機のタッチ・アンド・ゴーの離着陸訓練のせいと考えられています。狭い航空母艦へ安全に着陸するには毎日の訓練が欠かせません。横須賀に常駐している航空母艦には核弾頭を持ったミサイルが常備されているのは常識的に推定出来ることです。
日本のマスコミは基地問題をその一つ一つの騒音問題と粗暴なアメリカ兵の犯罪だけを感情的に取り上げて大騒ぎをします。しかしその報道姿勢が日本人の米軍基地への理解を間違ったものにしています。日本の外交を大きく誤られせているのです。
世界中にアメリカ軍は基地をどのように配備しているか?それぞれの守備範囲と役割は何か?それに比較して日本に散在している基地はどのような規模と役割か?そのような世界的な視野を常に持って、読者へその視野からの情報を提供すべきと信じています。あなたは日本のマスコミの基地報道にどのような問題を感じていらっしゃいますか?コメントをお待ちしています。
横須賀を基地とする第七艦隊の司令長官の写真です。(Vice Adm. John M. Bird )
下にYokosuka US Navy Base のHPから取ったMissionの文章の一部を転写しました。
Commander Fleet Activities, Yokosuka comprises 568 acres and is located 43 miles south of Tokyo at the entrance of Tokyo Bay and approximately 18 miles south of Yokohama. Yokosuka is on the Miura peninsula in the Kanto Plain region of the Pacific Coast in Central Honshu, Japan. CFAY is the largest overseas U.S. Naval installation in the world and is considered to be one of the most strategically important bases in the U.S. military.
Yokosuka boasts some of the largest and best of everything the Navy has to offer. Over 50 forward-deployed tenant commands in Yokosuka support WESTPAC operating forces, including principle afloat elements of the United States Seventh Fleet and Commander Destroyer Squadron 15, including the only permanently forward-deployed aircraft carrier, USS George Washington (CVN-73).