後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

伊豆七島の島影

2009年12月15日 | 写真

伊豆七島には北から大島、利島(としま)、ウドネ島、新島、式根島、神津島、遠く離れて三宅島が有ります。そして八丈島や青ヶ島も伊豆七島では重要な島です。

なぜ七つの島と数えるか?この記事の2つ後の歴史的な説明をご覧下さい。

下の写真は左から利島、ウドネ島、新島、それに付いているように見る式根島、そして右へ離れて神津島が写っています。大島は左の方で視界に入って居ません。

2枚目の写真の新島の左奥のほうにかすかに見える島影は三宅島と思います。

上の2枚は稲取海岸から撮りました。一番下の写真はそこから北へ数キロ行ったところから大島を撮った写真です。12月15日の午前中に家内が撮りました。

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城ケ崎の断崖へ砕ける白波と水の碧さの写真

2009年12月15日 | 写真

城ケ崎は川奈ゴルフコースの傍にある岩礁です。吊り橋もあり白い波頭とあくまでも碧い海の色が楽しめるように散策路が出来ています。写真をお楽しみ頂ければ嬉しく思います。家内が昨日の午後に撮りました。

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伊豆半島は別世界のような所でした

2009年12月15日 | 旅行記

昨日、今日と一泊2日で伊豆半島を探検して来ました。突端の下田に近い稲取温泉に泊りました。いつもは素通うりしてしまう小さな岩礁の海岸へ下りたり、大室山の麓へ登ったりして伊豆半島が何故複雑な地形になっているかを考えて見ました。

行ったところは、城ガ崎海岸、一碧湖、池田20世紀美術館、稲取漁港、外浦海水浴場、爪木崎の野生の水仙群生地(ほぼ満開)、須崎のえびす島、下田の玉泉寺、などなどでした。

簡単に言えば、伊豆半島は小さな火山の連続的爆発で盛り上がった山々が海上に出て半島になったと考えられます。従って山々が急峻で、黒い溶岩が固まった凸凹の激しい地形になっています。溶岩がそのまま海に流れ落ちて崖になっていて、その崖が伊豆半島をぐるりと囲んでいます。それでも注意深く観察すると狭い砂浜が所々にあり小さい漁船が発着できます。堤防で囲って漁港が崖のくぼみにあります。

溶岩で出来た半島なので稲作や畑作は無理です。しかし人間は山影にしがみつくようにして住んでいます。温かい黒潮が半島を洗っているので冬でも温暖です。山々は常緑樹で覆われています。そうです伊豆七島の大島や神津島、そして八丈島と土地の出来方が非常に良く似ています。

本州に繋がっていますが、元来は伊豆七島のように太平洋に浮かぶ島だったのかも知れません。植生が本州とあまりにも違うのです。

この半島で撮影して来た写真は、整理出来しだい順次掲載する予定です。(続く)