後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

クリスマスの為のヨットのイルミネーションをお楽しみ下さい

2009年12月16日 | 写真

このブログを通してHootaさんという海の男、ヨットマンと知り合いになりました。彼の43フィート艇のハンスクリスチャンのBambino号のキャビンで一緒に飲みました。駿河湾のセイリングにも乗せて貰いました。彼は勇気、決断力、細心の注意力、ヨットの構造の細部の知識などなど全てを持っている海の男です。黒姫山のニコルさんが彼のリーダーシップを称賛しています。彼はブログ、http://hoota.blog.so-net.ne.jp でヨット生活の日記を書いています。その中から、横浜ベイサイドマリーナのクリスマスのイルミネーションの写真をお借りし、ご紹介します。この時期のヨットの係留地はこのような美しい電飾が楽しめます。葉山や逗子や江の島のマリーナや新木場の東京マリーナの夜も美しいと思います。風邪を引かぬように厚着をして、暖房をきかせた車でお出かけ下さい。コーヒー店やイタリアンの夕食と組み合わせると若いカップルへお薦めのコースです。

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米軍基地のトップ司令官は何を考えているの?

2009年12月16日 | うんちく・小ネタ

090413f0938o0081 在日アメリカ軍基地は英語のホームページを持って居て、誰でも見ることが出来ます。

私の住居の一番近い基地は福生基地(横田基地とも言います)で、そこのHPのURLは、http://www.yokota.af.mil/main/welcome.asp です。

最初のページにはアメリカ空軍全体の役目(ミッション)がまず書いてあります。

要するに世界中の何処で戦争が始まっても空軍は航空戦力、宇宙戦力、サイバースペース戦力で敵を圧倒し、せん滅するのが役目である。と、明記してあります。

そして、その為には幾つかの準備している10項目くらいのことが書いてあります。

第一は、は空軍戦力がどの国の戦力より優れているように準備することです。

第二は、世界中どこで紛争や戦争が起きても即刻反撃や攻撃を出来るように準備しておくことです。

第三は、世界中どこへでも攻撃力を持つ装備を迅速に輸送する能力を準備しておくことです。

第四、以下は長くなるので省略します。

次の欄に横田基地の司令官のヒックス大佐の挨拶と、横田の役目を説明しています。横田基地は空軍輸送基地です。戦闘機は置いて居ません。戦車を何台も胴体に積んで長距離輸送できる大型輸送機を数多く常駐させています。

横田基地の役目は軍備と補給物資の迅速な輸送が役目です。そしてその受け持ち範囲はアメリカの西海岸からアフリカの東海岸まで。北は北極から南は南極までと明記してあります。そして西太平洋で一番大きな空輸能力を有するハブ空軍基地だと説明しています。このように日本にある米軍基地は明確な役目と責任があるのです。沖縄の基地も全てHPがあり明確にそれぞれの役割を説明しています。

日本から米軍基地を追い出そうとすれば、上に書いたアメリカの世界戦略を根本的に変えさせなければ実現出来ません。こんなに困難な仕事なので鳩山さんが思いつきのように言いだした事実に日米双方の人々が吃驚しているのです。一体、鳩山さんは在日米軍基地のHPを読んだことが有るのでしょうか?

私は米軍基地の存在は悪いと思います。しかし一国の責任者が内内の飲み会での雑談のような台詞をアメリカへ公的に言い伝えるという神経を深く危惧しています。貴方はどのようにお考えでしょうか?困ったものですね。

The mission of the United States Air Force isto fly, fight and win...in air, space and cyberspace.
To achieve that mission, the Air Force has a vision:
The United States Air Force
 will be a trusted and reliable joint partner with our sister services known for integrity in all of our activities, including supporting the joint mission first and foremost. We will provide compelling air, space, and cyber capabilities for use by the combatant commanders. 以下、省略。

Air and Space Superiority : With it, joint forces can dominate enemy operations in all dimensions -- land, sea, air and space.
Global Attack: Because of technological advances, the Air Force can attack anywhere, anytime -- and do so quickly and with greater precision than ever before.
Rapid Global Mobility: Being able to respond quickly and decisively anywhere we're needed is key to maintaining rapid global mobility.
 以下省略

横田基地の司令官のヒックス大佐の挨拶と横田基地の役目:

前の部分は省略、、

I am also proud of the strong bond we have with our host nation of Japan and the close friendships we've developed with the communities around the base. Their ongoing support is essential to the success of our missions here at Yokota, and we will continue to work closely with our Japanese neighbors and the members of the Japan Self-Defense Force to serve the peaceful interests of both our nations.

For more
 information about our mission and vision, please see the statements below.
Sincerely,
   Col. J. Marcus Hicks  Commander  374th Airlift Wing

374th Airlift Wing Mission:
Provide expeditionary forces ready to employ anywhere in the world and maintain the airlift and operational hub for US forces in the Western Pacific


ネット上の友人の小説につい涙してしまう

2009年12月16日 | インポート

42h8kqtufnblqdmb5ipcmrdmb5210001 素人の書く小説なんて読まないという人も居ます。特に女性の子育て日記風の小説なんてと馬鹿にしている人もいます。私もそうでした。しかし義理で読んで、思わずその深みに足を取られ涙してしまいました。私が聖ニコライやサンタクロースの記事を掲載したので呼応して書いたような小説です。著者が読んで下さいと言ってきました

息子2人を育てた話ですいが、書き手の不幸がドラマチックに散りばめてあり、そのストーリーの面白さに引き込まれ61ページを読んでしまいました。

長男はいたずらっ子で手の焼ける子供です。小学生の時、難聴の疑いで検査を受けます。自分も突発性難聴にかかった経験があり目の前が真っ暗になります。一方、弟の方は調子の良い子で手がかかりません。ある年のクリスマスの前にサンタクロースが居ると信じていた長男を友達のミッ君がそれは嘘だ!と笑います。長男は怒って外へ飛び出します。ミッ君、弟、自分と3人で八方を探し回り、ついに自宅の屋根の上に隠れている長男を発見します。以下はその後の部分です。

小説「サンタクロースは本当に居るよ・・・」はサッチーさんの創作広場:http://smcb.jp/sosaku/23383 に全文があります。

お急ぎの方は8章から読み始めると良いです。そして何故著者が10章のような過敏な感じ方をしたか?、そのわけは数々の悲しい経験をしながら長男を育てたからなのです。第二章から巧みに書いてあります。若い時の家出と無理な結婚。実父との悲しい関係。夫との不仲と感情の行き違い。小学校の先生の無理解。悲しみの中で、自分が傷つきながら長男を育てたのです。母の哀しみが 綺麗な流れるような文章で描きだされています。

そして最後の章で、青年になった長男がアメリカ留学から一時帰国して、母に言います。「サンタクロースは居ると今でも信じているよ。毎年今頃になると早くお金持ちになって母に凄いプレゼントを送ろうと思っているよ。そう思わせているのが俺のサンタクロースなのです」。

人生は危険に満ちている。でも母が子供を強く愛することで危険が逃げて行く。そんなことを考えさせる小品です。61ページと言っても400字詰め原稿用紙で7、8枚の短編小説ですからお時間があれば第一章から叮嚀にお読みください。(終り)

作品名「サンタクロースは本当にいるよ・・・10

屋根の上の影が、フワリと北風に揺れ・・・
落ちるようにも見えました・・・
名前を叫び、身を乗り出し・・・
手を伸ばした私の指先に・・・
凍えた小さな手が触れました・・・
と思うと、その手で私を振り払い・・・
軽い身のこなしで、ピーターパンのように、
長男は冷たい風を伴って、窓から部屋の中に飛び込んできました・・・
抱きしめようと思ったのに・・・
するりと、すり抜けるように階下に走り降りていきました・・・
ミッ君と弟が、キャッキャッと後を追います・・・
窓辺に取り残された私は、気が抜けて、力も抜けて・・・
窓を閉めようとして、夜空を見上げると・・・
そこにはサンタ・クロースの乗ったソリが走り抜けた後のような、
キラキラな星空が広がっているのでした・・・
涙目だと、光は輝くのです・・・


今後の日米外交は小沢・寺島コンビが仕切るのです

2009年12月16日 | うんちく・小ネタ

新聞の4面と国際ニュースのページを丁寧に読んでいると色々な裏の事情が浮き彫りになります。今日の読売新聞の4面に小さな2つの記事が出ています。一つは小沢さんの似顔のマンガが書いてある囲み記事です。終りの方に、小沢さんの資金集めのパーティで寺島実郎さんが外交問題について講演したと書いてあります。その記事の右の2面トップ記事は、”「日本疲れ」米の無力感”という記事が出ています。その中ほどに同じ寺島実郎さんが12月初旬にワシントンを訪問してアメリカ政府の知日派らへ、在日米軍基地を大幅削減し、米軍が有事の時だけグアムやハワイから日本へ展開する「緊急派遣軍構想」を説明して来たと明記してあります。これに対して米政権は、”鳩山首相の「「移転先は新しい所を探せ」という指示と連動する”と理解した。そればかりか首相の長年の持論である「常時駐留なき安保」の実現へ向けて首相が本格的に動き出すのではないかと、米政府は警戒心を起こしている。

そして小沢さんは600人の訪中団を誇示して、アメリカの親日派の甘い幻想を吹き飛ばして仕舞ったのです。そんな意味のことがかなり詳しく報道してありました。

この寺島実郎さんは日本総合研究所の会長です。国際的な広い視野で政治や経済の研究をしている知能集団のトップは寺島さんです。小沢さんの外交の指南役です。

これでアメリカ政府もやっと理解しました。日本の大統領は小沢さんで、外務大臣は寺島さんだという事実を理解したのです。鳩山さんも偶然基地撤廃を叫んでいたので小沢さんは上手に利用しています。可哀想なのは真面目一方の岡田外務大臣です。

しかしそれにしても鳩山さんは「トラスト・ミー」と言ってオバマさんを裏切ったのです。そんな時は明快に「普天間移転は契約通りやるが、それとは別に基地撤廃の長期方針の相談を始めようと」と言うべきだったのです。彼の優柔不断ぶり、小沢への恐怖心が日本の将来へ大きな損害を与えることになってしまったのです。陰で日本の外交を仕切って貰うのはあまりにも不明朗すぎます。育ちの良い、感じの良い鳩山さんの勇気の無さを見抜けなかった国民はその見返りを覚悟しましょう。こんなことなら小沢さんに首相になって貰った方が明快で良かったのかも知れません。小沢追い落としを図った検察庁の功名心にも責任がありそうです。日本のトップには世界的な見識の欠落した人が多すぎませんか?

さて貴方のご意見はいかがでしょうか? コメントをお待ちしています。


伊豆七島の正しい歴史的説明を是非ご覧下さい!

2009年12月16日 | うんちく・小ネタ

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どうも怪しいと思いつつ写真の説明を書きました。検索して調べても以下のような明快な説明が見つかりません。八丈島の民族歴史博物館の地方史専門家の細谷昇司さんから以下のような明快な説明をメールで頂きました。間違って覚えていた方は(自分も含めて)この際、正確に記憶しましょう。細谷さんは「ながれ」という名前でブログを書いています。「八丈百景名所旧跡集」http://blog.goo.ne.jp/zuninrunin/ も合わせてご覧下さい。

藤山杜人様 

ご無沙汰しております八丈島の「ながれ」です。東京も寒くなったと思いますが、あちこちお出掛けをしているので、お元気の事と思い、安心しております。ブログ毎日欠かさず見させて貰っています。
気になった事がありましたので、一言申し上げます。
伊豆七島の事ですが、北から大島、利島、新島、式根島、神津島、三宅島、御蔵島、八丈島、八丈小島、青ヶ島と10の島があるのですが、江戸時代から式根島は新島の属島で、二つで一つの島と言う考え方でした。
同じ様に八丈小島、青ヶ島は八丈島の属島で、一つの島と言う事でした。それで七島になります。これは、地理的な面もありますが、役人の配置や年貢等の取り立て等、行政的面もあろうかと思います。現在はそれぞれ独立?しておりますので、又属島と言う言葉も余り印象が良くないので使われていません。
江戸時代、伊豆代官や手代に依る七島巡見がありましたが、八丈島にも来ております。羽倉簡堂の「南汎録」佐藤行信、吉川義右衛門の「伊豆海島風土記」等八丈島を一番大きく扱っています。尚現在は、ご存知のように天気予報では「伊豆諸島」又東京の観光パンフレットには東京諸島等と書かれている物もあります。
以上です。ながれ
====上の写真は八丈島から見た八丈子島です=======

こんな冬の最中に野生のスイセンが満開になっている地方があります

2009年12月16日 | 写真

温かい黒潮が洗う太平洋の島々は冬でも寒くありません。そして伊豆半島の先端の爪木崎(ツメキサキ)の海岸には昔から冬でも自然のスイセンが花を咲かせています。日本原種の花弁は一重で中の盃が黄色です。都会の花屋さんでは球根は売っていない原種です。それが海岸の丘にえんえんと咲いているのです。浜辺に立つとなま温かい風が吹いています。師走の15日なのに満開に近い咲き方です。

家内が興奮して丘や浜辺を歩きまわります。帰りにその原種の球根をおみやげに買ってやりました。菜の花も満開でした。

今日も皆様のご健康と平和を御祈り致します。藤山杜人

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