後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

クリスマスは気軽に近くの教会へ行き美しい合唱を楽しもう!

2009年12月09日 | うんちく・小ネタ

カトリック小金井教会の山本量太郎主任司祭は以前からキリスト教の他の宗派と交流を進めてきました。小金井市には11もの宗派の違うキリスト教の教会があります。日本人信者が経済的に運営している教会です。キリスト教が日本人に受け入れられ地域社会に溶け込んでいるのです。

そこで今年から11の教会がクリスマスには近くの教会へ来て下さいという案内の美しい印刷物をつくりました。11万余人の市民の世帯へ読売、朝日、毎日などの新聞に折り込んで昨日配布しました。(下の写真の通り、新聞紙半分の大きさで上質紙、多色刷り)

キリスト教を押しつける気持ちは毛頭ありませんが、元旦に神社に参拝するように気軽にクリスマスの礼拝に参加して感謝のお祈りしましょう。配布した案内には教会毎のクリスマス礼拝の時間と場所や地図があります。どれも1時間位です。

お子様へクリスマス礼拝をお見せし、サンタクロースからのプレゼントの意味を説明しましょう。そしてお子様の描いた絵をサンタクロース様あてに航空便で送ってみましょう!宛名、住所、切手の金額などは昨日のこのブログの記事「サンタクロースはフィンランドの森の中に住んでいます」で説明しました。

皆様の一家の平和をお祈りいたします。 藤山杜人

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三輪 修さんの絵2枚が銀座、日動画廊で展示されています

2009年12月09日 | うんちく・小ネタ

Image0661 以前、このブログでご紹介しました三輪 修さんの作品が銀座の日動画廊で展示されています。下記のミニヨン展に2点御座います。銀座の日動画廊はご存じのように色々な意味で最高の画廊です。そこに展示られているのです。私は明日、家内と一緒に行ってみるつもりです。是非皆様もふるってご覧下さい。左の絵は三輪 修さんのご好意でメールでお送り下さった1枚です。展示作品2枚のうちの1枚です。

果物1個だけの絵画ですが、人生の色々を考えさせる深い印象を受けました。

日動画廊は1928年創業の洋画商。日本国内の洋画商としては、最も歴史があるとされる。最初の画廊は日本橋の高島屋の近くでしたが、立ち退きをせまられ、旧日本動産火災保険会社の粟津社長の好意で敷金、家賃なしで西銀座の新築ビルの1階に日動画廊を出すことになる。日本動産火災が日動火災と呼ぶようになるのは、その後のこと。展示は主に洋画版画彫刻である。系列に茨城県笠間日動美術館がある。ギャラリーは銀座にあり、毎年作家の個展を開催している。現在まで多数の作家たちを輩出してきた伝統ある画廊とされる。取り扱い作家は油彩、彫刻、版画を主に、内外の物故・現役作家あわせて数百名になる。

====日動画廊での絵画展ご案内=====

ミニヨン展:

新人から物故作家迄 4号以下の小品
会期 12月5日(土)~27日(日)
開催場所  日動画廊 東京都中央区銀座5-3-16


中禅寺湖、龍頭の滝、などの風景写真をお送りします

2009年12月09日 | 写真

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上の写真は竜頭の滝へ入る付近の中禅寺湖の紅葉の様子です。

(出典:http://outdoor.geocities.jp/hpmonda/nikkou_20071018.html 

日光の奥深い魅力は中禅寺湖北岸から竜頭の滝を登り、戦場が原を横切って湯元温泉に到る地域にあります。特に竜頭の滝は激流が20度くらいに傾斜した岩石の間を流れ下っています。その横約200メートル位の歩道をゆっくり登ると、激流が岩を噛み、飛沫を上げている様子が間近に見ることが出来ます。いつ行っても豊富な水が斜めに流れ下っていて、その光景には感動します。下に竜頭の滝の写真を2枚示します。

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竜頭の滝を登りきるといきなり広大な戦場が原にでます。ここは車を駐車場に入れ1時間以上散策するのが良いです。夏はかなり暑いですが、春、新緑の季節には野の花が咲き乱れ、紅葉の頃は草もみじが美しくハイキングが楽しめます。戦場ヶ原の西を小田代が原と言います。国道120号線から北へ分かれ、光徳牧場へ行くと、乳牛がのんびり草を食べています。とにかく広い高原の平地なので無料駐車場があちこちにあります。

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戦場が原の北端には湯滝があり、その上には湯の湖があります。湖岸には豊富な湯の湧き出る原泉があり、湯元温泉です。かつてここに一泊し、湯の湖の周囲を歩いたことを思い出します。下に湯滝と湯の湖の写真を示します。

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竜頭の滝から戦場ヶ原、湯の湖までを奥日光と称しますが、この地域は車で行くと気ままに駐車出来て、自然の中を歩くことができます。出来ることなら湯の湖のほとりの湯元温泉に泊まると、はるか下の方の東照宮周辺の騒々しさとは別世界の静かさを楽しむことが出来ます。(紅葉の2枚の写真以外の写真の出典は:http://www.asahi-net.or.jp/~wj7y-sgwr/nikkou/nikkoul.html 


危険なヨットの趣味、危険だから面白い、止められない趣味

2009年12月09日 | 写真

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一番上の写真は昨日撮ったものです。風がほとんど無かったので、係留したまま主たる帆を上げました。岸壁に降りて見上げるようにして撮った写真です。良くみるとマストに上がった帆の高さは、下にある船体より長いのです。小さな船体にこんな大きな帆を上げるのです。それも前の帆も上げ、2枚で風を受けます。風が吹けば船が倒れるように傾きます。倒れながら前へ進むのです。下段の上一列の4枚は強風の吹いた曇り日に船体を傾けながら男3人で走っています。恐怖感で緊張している様子がお分かり頂けるでしょうか?傾きながら走るのも怖いのですが、もう一つ怖い原因があります。この船は11年前に格安の中古艇として買ったのです。今年で進水後28年になります。マストもそれを支えているワイヤーも帆を上げているロープ類もエンジンも全て28年と古いものです。強風下で走るとあちこちが悲鳴のような音を立てます。いつバツンと壊れて船がひっくりかえらないとも限りません。それも恐怖心の原因です。しかし、走っているところが霞が浦という湖なので船が浮かんでいる限り、なんとかなるだろうと思っています。船が壊れるかも知れないと思うと冷や汗が出てきます。

一番下の列の4枚は危険な帆走とは対照的な弱風のセイリングの写真とセイリング後の船上パーティの様子です。弱風で晴天の場合は危険を感じません。鼻歌まじりで船を滑らせて行きます。穏やかさの良さを楽しみます。夜の船上パーティはロマンチックなものです。御馳走は要りません。船尾の航海灯やマストの停泊灯を見ながらグラスのワインを傾けます。危険なセイリングの後ほどパーティが盛り上がります。

このようにヨットの趣味は危険だからこそ面白いのです。色々な場面があって、それぞれが深い喜びを与えてくれるのです。ですから止めらません。

特に今年は東京ベイヨットクラブの一般人向けのセイリングへ参加にして駿河湾や東京湾で豪快な、そして少し危険な経験も出来ました。駿河湾ではHootaさんというヨットの名手が船長で、北欧の大型木造艇でハンスクリスチャン43に乗りました。三浦、三崎港から浜離宮までの長距離を乗った船は、ババリア39、ドイツ製で  O熊さん所有の贅沢な内装のヨットでした。この船には夜の東京湾クルージングにも乗せて貰いました。海の怖さと楽しさは湖と違うことが分かりました。ますますヨットが面白くなってきました。来年は又海のヨットにも乗せて貰う予定です。(終り)


夫は妻より先に旅立つー残る妻の為にして置く5つの準備ー

2009年12月09日 | うんちく・小ネタ

定年、退職した男は暇になったので思う存分遊ぼうと思うものです。それと同時に心配してきた子供の教育、就職、結婚などの全てが終りホッとします。子供たちが居なくなり家に残った家族は妻だけです。そこで考えます。どちらが先に旅立つのかなあ?と。心配ご無用です。十中八九男性が先に死ぬものです。ですから残された妻の為にすぐに準備しておくことが5つあるのです。

(1)自分の銀行預金は、キチンと贈与税を支払って妻の口座へ移しましょう。こうして夫婦の貯金や投資信託金などの80%は妻の名義にして置きましょう。なにせ夫の生存確率は20%以下なのですから。貯金通帳などの数も整理して銀行一つと郵便局の2つだけにしましょう。

(2)自分が読んだつまらない本や雑誌を後生大事に本棚に飾って置かないことです。妻が強く興味の示さない本は全て処分しまいましょう。本というものが貴重品だった時代に育った私にとっては決心の要ることでした。しかし処分してしまいました。本棚には妻の趣味の 文学関連の本だけになり、さっぱりした室内風景になりました。

(3)子供が家に来た折に妻をまじえて、何気なく遺産の分け方を明快に言っておきます。日本の法律を説明し、その原則を守るように言います。私が死んだら私の財産の半分は妻へ、残りの50%は2人の子供へ25%ずつです。ヨットは何処かに寄付して処分します。山の小屋は息子へ与えます。しかし金額が少なくとも、時価を見積もり、その半分を息子は支払うべきです。という風に明確に話しておきます。勿論、自分のお葬式は教会で家族だけで簡素にし他人に迷惑をかけないようにすることも頼んでおきます。お墓も近くに準備完了してあります。

(4)自分が居なくても実生活上で妻が困らないように訓練して置きます。料理や家事は問題ありません。しかし独りで外出したり、外食をする訓練をします。そして、賑やかな食卓を作る方法を教えます。家全体の整理整頓には重要です。必要のない物をドンドン捨てるように訓練します。その気で考えてみると、今まで良いと思っていた妻の習性や性格が意外に独り暮らしの障害になります。良く話し合って妻に心の準備をして貰います。

(5)妻には淋しい思いをさせないように準備や訓練をしておきます。以前に書きましたように一時的な夫婦解散をしてそれぞれの趣味を楽しみます。夕方また合流するのです。それともう一つは近所や地域の人々と妻が仲よくなるように勧め、その手助けをすることです。この点だけは私の妻は訓練する必要がありません。昔から近所や地域に多くの友人を持っています。源氏物語の勉強会や現代文学の読書会を何十年もしているのでその関連の友人も多いのです。

さて以上のように書いて見ると私は100%準備完了でないことに気が付きました。70%位は完了していますが、これからもう少し努力しなければいけないのです。何処を努力すべきか明確に分かりました。さて、貴方は如何なご意見でしょうか?

今日は男性である夫が、「先立つ準備」をされるように御祈り致します。    藤山杜人