後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

新緑の山里の写真をお楽しみ下さい

2013年04月29日 | 写真

昨日の午後に家を出て山梨の甲斐駒岳の麓の小屋に一泊して来ました。

標高900m位の山林の中にある小屋なので、周囲の雑木林はやっと芽吹いてきたばかりです。浅い色合いの新緑がみずみずしくつい沢山写真を撮ってしまいました。

今回は家内も一緒だったので近所の山荘に住んでいる木内さんを訪ね、エンレイソウ、イカリソウなどの花を見せて貰いました。またフランス人の所へ挨拶かたがた雑談に行って来ました。土いじりの好きそうな日本語のできる中年の男性でした。

あまりにも新緑が綺麗なので、車で山里を巡りながら写真を撮ってきました。お楽しみ頂ければ 嬉しく存じます。

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甲斐駒岳の下の牧草地にも緑の芽が出て来ました。

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小屋に上がる道の雑木林はやっと芽吹きはじました。その薄緑がよいものです。

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山里の田圃は代搔きが終り、満々と水が張られています。

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車で山奥に入って行くと新緑の間に山桜が咲いていました。

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ここは毎年来るところです。花の好きな農家が毎年、毎年このように花畑を作っています。その上、傍に無料の駐車場まで作ってくれています。

訪れる人に花畑を見てもらうのが嬉しいのでしょう。べつに農産物を売る小屋があるわけでもなく、人影がありません。この花畑を作っている人の温かい気持ちで幸せな気分になります。毎年、幸せな気分になるのです。


遥かに広がる村山貯水池の風景

2013年04月29日 | 写真

毎日遊びまわって時を過ごしています。それにしても時々、広々とした水面の広がりを見たくなります。そんな時には車で50分程の村山貯水池へ行きます。周囲の雑木林の新緑が美しい季節です。4月26日に撮った写真です。

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私は現在の日本を非常に誇りに思っています!

2013年04月29日 | 日記・エッセイ・コラム

明治維新以来、日本は欧米文化を必死で取入れ、富国強兵に専念してきました。

第二次大戦で荒廃した日本を復興させる為に、人々は歯をくいしばって頑張りました。このような時代が1990年のバブル経済の崩壊まで続いたのです。

経済の高度成長が続いている社会では、個人の自由より組織の強化と利潤追求が優先されるのが自然な成り行きです。

戦後は民主主義になりましたが、社会の実態は個人の自由と平等には大きな制限があったのです。それは組織の利益追求をする限りにおいて許された自由と平等でした。

私個人は日本に真の民主主義が浸透し始めたのは1990年頃のバブル経済崩壊からと理解しています。

それ以来、より多くの日本人が世界中の国々へ個人の責任で住み込み、個人的に活躍し、尊敬を集めるようになって来ました。

その事を私は誇りに思い、心が豊かになります。

各国で芸術活動をする。植林をする。貧困な人々を救援する。個人的な商取引きや企業活動を現地の人と共同で行う。日本人の職人技を伝える。枚挙にいとまの無いほど多種多様な活躍です。

それらは以前のように大会社から派遣されるのでは無く、個人として活躍し、輝いているのです。

そのように輝いている人々とは別に、各国へ移住して静かに暮らしている人々もいます。

ごく普通の生活をしています。この「ごく普通の生活」を見た外国人が日本人への親近感を持つのです。日本人が好きになるのです。そのような人々が増加しました。

一つだけ実例を上げます。タイのチェンマイにご夫婦で住んでいるGAKUさんです。引退後、タイの人々と仲よく静かに暮らしています。下の写真はご夫婦でタイの地方へ旅をした時の写真です。

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皆様に注意してよく見て頂きたいのは左の方に写っているおばさんの顔です。何かを買いに来た母子へ優しい笑顔を向けています。GAKUさんがカメラを向けても表情を変えていません。それはGAKUさんの顔もオバサンの顔と同じ雰囲気だからです。GAKUさん夫婦が現地の人々に溶け込んでいるのです。オバサンは車で旅をしている夫婦へ親しみを感じて歓迎しています。(写真の出典はhttp://gaku404.exblog.jp/13500729/ です)

外国へ住み、その国の人々と親しくなる。立派な人生です。そんな気楽な交流も非常に重要ではないでしょうか?肩肘張った組織の利益優先を大事にする時代が去って本当に良かった。良い時代になったとシミジミ思う今日この頃です。

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(写真は浜離宮から新橋方面の新しいビル街を見た風景です。小生が撮った写真です)

そこで、現在の日本の社会に生きる人々の幸福度を少し客観的に考えて見ました。

幸福度の比較の方法は、現在の社会を江戸時代、明治時代、戦争前の昭和時代、戦後時代、高度成長期、そしてバブル経済の崩壊から現在までの時期と比較するのです。そうすると非常に明快な評価が出来ます。

結論を先に言ってしまうと「現在の日本は史上最も良い時代」という事になります。より多くの日本人が史上で一番幸せな生活を送れる時代という意味です。勿論、何時の時代でも、どこの国でも不幸で悲しい人生を送っている人々は必ず居ます。

問題は幸せな人生を送っている人の数が不幸な人よりもどのくらい多いかという問題です。

ここまで問題を整理すると結論は簡単に出ます。

江戸時代は士農工商という身分差別があり武士階級だけが威張っていました。現在の日本には階級制度が無いのです。ですから現在のほうがより多くの人々が幸せな人生を送れるのです。

現在の日本は史上稀にみる差別や蔑みの無い最良の社会になっているのです。

そんな社会を私は非常に誇りに思っています。

今日も皆様のご健康と平和をお祈りいたします。

後藤和弘(藤山杜人)