今朝の読売新聞によると御嶽山の噴火による犠牲者は47人と報じています。
犠牲になった方々はみんな善良な働き者で、その上、高校生まで含まれていました。残された家族のインタビューを見ると涙が誘われます。家族の悲しみはそれぞれで、深いのです。
神様は何故このような善い人に、こんな仕打ちをするのでしょうか。ここ数日、怒りと悲しみが私の心に湧いてきます。
それにしても下の噴火直後の航空写真をご覧下さい。人間が見えません。人間の小ささとはかなさを思わずにはいられません。
ただただ犠牲者のご冥福を何度もお祈り申し上げます。合掌。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/75/e818823f5a396412abe4e11258591cd8.jpg)
(上の写真の出典は、アジア航測(株):http://www.ajiko.co.jp/article/detail/ID5063VS69D/#naname です。撮影番号5481 :2014/9/28 10:14撮影: 剣ヶ峰周辺の降灰状況。山頂付近に御嶽神社奥社と頂上山荘、山頂左下に王滝山頂山荘が位置している。(東方向から撮影))
さて国際ニュースに目を転じてみます。すると欧米諸国とアラブ諸国の連合軍がイスラム国に対して激しい空爆攻撃を連日続行しています。
この戦争の歴史的な意義はアラブ諸国の空軍が欧米の空爆に参加していることです。参加している国はサウジアラビア、アラブ首長国連邦、バーレーン、ヨルダン、カタールの5ケ国です。
従来の中東における多くの戦争はキリスト教国とイスラム教国との戦争でした。それらは中世の十字軍による中東諸国の占領以来の宗教的対立という文脈で説明されて来ました。
しかし今回のイスラム国との戦争には5つものアラブ国家が積極的の参加しているのです。アラブ圏が二つに分かれて戦争を始めたのです。
下の写真はシリア領内を空爆したサウジアラビア空軍の戦闘機の写真です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/6b/3b4026336556a32fc95dbb76132daf39.jpg)
(上の写真の出典は、http://blog.livedoor.jp/corez18c24-mili777/archives/40396156.html です。 米国とサウジアラビア、バーレーンなどのアラブ国は現地時間23日、シリア領内で過激組織「イスラム国」(ISIS)に対する空爆を実施した。 サウジアラビアメディアは、同国の空軍パイロットは23日、シリア領内の「イスラム国」を攻撃した後に無事に戻ったと伝えた。パイロットにはサウジアラビアの王位継承者・国防大臣の息子もいたという。 )
さて何故サウジアラビア、アラブ首長国連邦、バーレーン、ヨルダン、カタールの5ケ国積極的に参加したのでしょうか?その理由はこの5ケ国の存在している場所を示す下の図を見ると明らかです。この5つのペルシャ湾岸の国々は多量に石油を産出し、日本や欧米へ原油を輸出してる国々だからです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/ac/52f85fc9dd308c46001f2acdc53624c8.jpg)
(上の図面の出典は、http://blog.goo.ne.jp/s5s5sapph/e/23c1d515f04685a91be4f74e43ec557b です。)
昨日、NATOの事務総長に就任した元ノルウエイの首相がNATOもいずれ集団的自衛権を発動して全面的にイスラム国との戦争に参加すうるだろうと発言しました。安倍総理の好きな「集団的自衛権」、この表現がいよいよ出てきたのです。
日本の自衛隊もいずれ派遣される情勢になって来たのです。その可能性は下の日本の原油輸入先の国々の図面を見るとある程度予測できます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/a8/49a009fd2aec0da2b70fd7256c900aa4.png)
(上の図面の出典は、http://www.f-ss.net/chisiki/csk_1.html です。)
上の図面から明らかなことは、日本は今回の戦争に参加しているサウジアラビア、アラブ首長国連邦、カタールから実に半分以上の原油を輸入していることです。
アメリカが「受益者負担」の原則で自衛隊の後方支援を要求してきたら断れないのです。何事も準備の良い日本の官僚は極秘に自衛隊派遣の準備を始めているに違いありません。日本人は中東の戦争を他人事のように感じているようすですが、重大な問題だと思います。困ったものです。
それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈りいたしす。後藤和弘(藤山杜人)
犠牲になった方々はみんな善良な働き者で、その上、高校生まで含まれていました。残された家族のインタビューを見ると涙が誘われます。家族の悲しみはそれぞれで、深いのです。
神様は何故このような善い人に、こんな仕打ちをするのでしょうか。ここ数日、怒りと悲しみが私の心に湧いてきます。
それにしても下の噴火直後の航空写真をご覧下さい。人間が見えません。人間の小ささとはかなさを思わずにはいられません。
ただただ犠牲者のご冥福を何度もお祈り申し上げます。合掌。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/75/e818823f5a396412abe4e11258591cd8.jpg)
(上の写真の出典は、アジア航測(株):http://www.ajiko.co.jp/article/detail/ID5063VS69D/#naname です。撮影番号5481 :2014/9/28 10:14撮影: 剣ヶ峰周辺の降灰状況。山頂付近に御嶽神社奥社と頂上山荘、山頂左下に王滝山頂山荘が位置している。(東方向から撮影))
さて国際ニュースに目を転じてみます。すると欧米諸国とアラブ諸国の連合軍がイスラム国に対して激しい空爆攻撃を連日続行しています。
この戦争の歴史的な意義はアラブ諸国の空軍が欧米の空爆に参加していることです。参加している国はサウジアラビア、アラブ首長国連邦、バーレーン、ヨルダン、カタールの5ケ国です。
従来の中東における多くの戦争はキリスト教国とイスラム教国との戦争でした。それらは中世の十字軍による中東諸国の占領以来の宗教的対立という文脈で説明されて来ました。
しかし今回のイスラム国との戦争には5つものアラブ国家が積極的の参加しているのです。アラブ圏が二つに分かれて戦争を始めたのです。
下の写真はシリア領内を空爆したサウジアラビア空軍の戦闘機の写真です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/6b/3b4026336556a32fc95dbb76132daf39.jpg)
(上の写真の出典は、http://blog.livedoor.jp/corez18c24-mili777/archives/40396156.html です。 米国とサウジアラビア、バーレーンなどのアラブ国は現地時間23日、シリア領内で過激組織「イスラム国」(ISIS)に対する空爆を実施した。 サウジアラビアメディアは、同国の空軍パイロットは23日、シリア領内の「イスラム国」を攻撃した後に無事に戻ったと伝えた。パイロットにはサウジアラビアの王位継承者・国防大臣の息子もいたという。 )
さて何故サウジアラビア、アラブ首長国連邦、バーレーン、ヨルダン、カタールの5ケ国積極的に参加したのでしょうか?その理由はこの5ケ国の存在している場所を示す下の図を見ると明らかです。この5つのペルシャ湾岸の国々は多量に石油を産出し、日本や欧米へ原油を輸出してる国々だからです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/ac/52f85fc9dd308c46001f2acdc53624c8.jpg)
(上の図面の出典は、http://blog.goo.ne.jp/s5s5sapph/e/23c1d515f04685a91be4f74e43ec557b です。)
昨日、NATOの事務総長に就任した元ノルウエイの首相がNATOもいずれ集団的自衛権を発動して全面的にイスラム国との戦争に参加すうるだろうと発言しました。安倍総理の好きな「集団的自衛権」、この表現がいよいよ出てきたのです。
日本の自衛隊もいずれ派遣される情勢になって来たのです。その可能性は下の日本の原油輸入先の国々の図面を見るとある程度予測できます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/a8/49a009fd2aec0da2b70fd7256c900aa4.png)
(上の図面の出典は、http://www.f-ss.net/chisiki/csk_1.html です。)
上の図面から明らかなことは、日本は今回の戦争に参加しているサウジアラビア、アラブ首長国連邦、カタールから実に半分以上の原油を輸入していることです。
アメリカが「受益者負担」の原則で自衛隊の後方支援を要求してきたら断れないのです。何事も準備の良い日本の官僚は極秘に自衛隊派遣の準備を始めているに違いありません。日本人は中東の戦争を他人事のように感じているようすですが、重大な問題だと思います。困ったものです。
それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈りいたしす。後藤和弘(藤山杜人)