東北の3大祭の飾り物が想像を超える大きさです。
その上、幻想的なのです。奥深いみちのくの神秘の国へ迷い込んだような気分になります。原始的な民族に戻ったような気分になります。是非一度ご覧になってください。テレビで見ても幻想的な奥深いみちのくの神秘が分かりません。感じられないのです。
仙台の七夕は毎年8月6,7,8日に開催されます。
青森のねぶたは毎年8月2日から7日迄開催されます。
秋田の竿灯は毎年8月3日から8月6日迄開催されます。
写真では祭の幻想的な雰囲気がわかりませんが,とりあえず仙台の七夕、青森のねぶた、秋田の竿灯の光景をお送りします。
1番目の写真は一番丁の七飾りの昼の光景です。夜に行くと一層不思議な美しさがあるのです。
2番目の写真は七夕飾りが風にゆれている光景です。紙飾りの裾がそっと頬をなでる感じが忘れられません。
3番目の写真は七夕まつりの前夜祭の写真です。左が豪快な打ち上げ花火の写真で右半分がライトアップされた伊達政宗が眠る霊屋の瑞鳳殿です。以上3枚の写真の出典は、
https://www.shoepress.com/spot/02_0001.html です。
4番目の写真は青森のねぶたの飾りものです。想像を絶する大きさです。それがゆらりゆらりと動いて近づいて来るのです。神秘的です。周りの「跳ね人」の鈴音と「ラッセーラ、ラッセーラ」の掛け声が一層祭の気分を高揚させます。
5番目の写真は青森のねぶたの飾りものの絵です。神話や武将など怖い絵が多いのです。ねぶたの写真の出典は、https://www.nebuta.or.jp/archive/photo/2018photo.html です。
6番目の写真は秋田竿燈まつりの提灯です。夜空に舞い踊ります。
7番目の写真は街を練り歩く秋田竿燈まつりの巨大な提灯です。秋田竿燈まつりの写真の出典は、https://spice.eplus.jp/articles/139807 です。
少し書き足します。私は仙台で1936年に生まれ1960年まで仙台に住んでいましたので仙台七夕にまつわる思い出が沢山あります。
その一つだけ書きます。
まだ新婚の頃の1964年に若い妻と七夕の街の夜に行ったのです。すると大町通りで数人の幼馴染に次々出会ったのです。「なんだお前、もう結婚したのか」と声をかけてくれます。「仙台を出たと聞いていたが、今、東京か?」と聞いてくれます。
そして偶然入ったピアノのあるバーのカンターの隣には中学時代の友人の加藤一郎君が座っていたのです。
中学生だった頃の思い出を話合います。
故郷に帰ってとても嬉しい気分になったものです。
それからも毎年家内と仙台の七夕の夜を散歩しました。
ところが昔の友人達と出会うことが次第に少なくなったのです。七夕の夜がすっかり淋しいものになったのです。
そんな頃から茫々数十年です。もう仙台に行くことも無くなりました。しかし七夕の光景は今でも心に焼き付いています。
皆様は故郷の夏祭りにいろいろな想い出をお持ちでしょうか?
それはそれとして、今日も皆様のご健康と平穏をお祈り申し上げます。
後藤和弘
===参考資料=================
仙台七夕は、古くは藩祖伊達政宗公の時代から続く伝統行事として受け継がれ、 今日では日本古来の星祭りの優雅さと飾りの豪華絢爛さを併せ持つお祭りとして全国に名を馳せております。https://www.sendaitanabata.com/
七夕まつりは本来、旧暦7月7日の行事として全国各地に広まっていました。 仙台七夕まつりでは、その季節感に合わせるため、新暦に1ヵ月を足した暦である中暦を用い、現在の8月6日から8日に開催されています。
期間中は、仙台市内中心部および周辺の地域商店街をはじめ、 街中が色鮮やかな七夕飾りで埋め尽くされ、毎年200万人を超える多くの観光客にお越しいただいております。
写真の出典;https://www.shoepress.com/spot/02_0001.html
「仙台七夕まつり」の前夜祭として、例年8月5日に開催されるのが「仙台七夕花火大会」です。華やかなスターマインや最大4号玉の豪快な打ち上げ花火が、杜の都の夜空を熱く焦がします。打ち上げ場所は、広瀬川沿いの西公園付近で、打ち上げ前にはライブイベントも行なわれます。
また、伊達政宗が眠る霊屋・瑞鳳殿がライトアップされる「瑞鳳殿七夕ナイト」も必見。参道や境内に1200本の竹灯籠が置かれ、真夏の夜の幻想的な風景が広がります。