後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

「菜の花畑の写真を撮りに行きました、しかし、、」

2022年02月19日 | 写真
午後から菜の花畑の写真を撮りに三鷹の公園まで行きました。しかしすこい渋滞で公園まで行きつけませんでした。
そこでインターネットにある数多くの写真から特に美しい菜の花畑の写真を選んで、お送り致します。
写真の出典は、https://travel.rakuten.co.jp/mytrip/trend/nanohana です。






「中年になると人生が見えて来る、趣味を始める方法」

2022年02月19日 | 日記・エッセイ・コラム
学校を出て、いよいよ就職して働き始めた頃は緊張しています。結婚して家族を持って暮らして行かなければならないのです。わき目も振らず一生懸命に仕事に打ち込みます。
しかし中年になると気持に少し余裕が出て来ます。家族も出来、小さいながら家も出来ます。なんとなく人生が見えて来る時期です。
すると趣味でも始めようという気持ちになります。
趣味にはいろいろあります。私の場合はヨットの趣味を選びました。50歳の時でした。
一般的にヨットの趣味はお金のかかる趣味です。しかし私のような貧乏人でもいろいろ工夫すれば一生楽しく続けらる趣味です。

今日は経費を少なくしながらクルーザーヨットの趣味を楽しむ方法をご紹介したいと思います。
クルーザーヨットの趣味を楽しむためには、帆走技術を習い、中古クルーザーを購入して、その係留地を決めなければなりません。
これらの費用は生活費や家計へ響かないようにします。
以下に私が実行した順に書きます。
(1)江の島ヨットハーバーでのヨットスクールで帆走技術を習う。
何でも基礎が重要です。まずヨットスクールで小型ヨットのデンギィの帆走技術を習いました。
1番目の写真は江の島ヨットハーバーでのヨットスクールで帆走技術を訓練している風景です。写真の出典は、https://hamarepo.com/story.php?story_id=6618 です。
このような訓練を15回くらい受けました。それをさらに磨くために葉山マリーナの倶楽部に入りました。
(2)葉山マリーナの倶楽部での訓練
葉山マリーナのヨット倶楽部での訓練では指導者と共に小型ヨットのデンギィ に乗り相模湾を走りまわります。訓練は厳しいものでした。

2番目の写真は葉山マリーナです。
葉山マリーナのヨット倶楽部での訓練で帆走技術に自信がついたので中古のクルーザーヨットを購入しました。
(3)琵琶湖まで中古のクルーザーヨットを買いに行く
琵琶湖西岸の雄琴まで中古のクルーザーヨットを買いに行きました。安い中古のヤマハ19があったので買い陸送しました。ヨットにはエンジンが付いているので小型船舶操縦2級免許を取りました。実技と筆記試験がありました。

3番目の写真は購入したヤマハ19です。
進水後14年でしたが新品同様に見えました。中古なので100万円で買いました。琵琶湖からの陸送に15万円かかりました。
(4)霞ヶ浦の茨城県の県営の係留地を契約した
湘南海岸の係留地は驚くほど高価なので霞ヶ浦の茨城県の県営の係留地を契約しました。県営だったので格安でした。

4番目の写真は霞ヶ浦の茨城県の県営の係留地です。黄色の横線のヨットが私の船で26フィートの中古のクルーザーヨットです。

5番目の写真は26フィートの中古のクルーザーヨットで土浦港をゆっくり帆走している光景です。中古艇でアメリカ設計のジョイラック26フィートです。100万円で買いました。ヨットは30年や40年たっても使えるらしいです。
20年間の係留料金が80万円以下でした。
幸運にも格安の茨城県営の土浦港岸壁に係留できました。始めは民間マリーナにも置きましたが、すぐに県営岸壁に係留できました。これは地元の人々と親しくしていたら教えてくれました。幸運としか言いようがありません。

中古艇を持ってみると一番驚くことは故障が無いことです。船体やワイヤーなどが海上の荒波を想定して設計してあるので、霞が浦では全く故障しません。自分の不注意でバッテーリーをあげてしまったとか船体後部から雨水が漏ったなどの自分で修理の出来るものが多いのです。
定期的な船舶検査の費用は自動車の車検に比べると格安です。
一人でも楽しめる趣味なので楽しめました。人数が揃わないと楽しめない趣味は幾つもあります。野球やサッカーもそうですが、囲碁将棋は相手がいなければ楽しめません。その点、ヨット趣味は仲間がいればもっと楽しいのですが、独りでも帆走できます。

家人と気が向いたときブラリと行ってセイリング出来ます。疲れたらそのまま泊まってしまいます。
キャビンを男の隠れ家として使えました。

友人数人とキャビンの中でシャンパンやビール、ウイスキーを飲む。船が波にゆっくり揺れる。あるいは独りクラシックを聴きながらビールを飲む。夜が更ければ蒲団を敷いて寝る。朝は香り高いコーヒーを淹れてベーコン・エッグの朝食。そんな楽しみかたも出来たのです。
結局、ヨットの趣味は50歳で始めて75歳で止めました。始めの2年間はデンギイでその後ヤマハ19に10年間乗り、そしてジョイラック26フィートに13年間のりました。25年間のヨット趣味でした。
ヨットのことを書いていたらキリが無いので、これで今回は終わりにいたします。失礼しました。
 
それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈り申し上げます。後藤和弘(藤山杜人)