私は仙台に24歳まで住んでいたので蔵王山には四季折々何度も登りました。特に冬は山形側のドッコ沼の宿に連泊してスキーをしました。茫々60年以上前のことです。
この懐かしい蔵王山の雪景色の写真をお送りします。
この懐かしい蔵王山の雪景色の写真をお送りします。
1番目の写真は懺悔坂の樹氷です。懺悔坂の樹氷は有名ですがもっと下りドッコ沼から蔵王温泉までの滑降コースは美しい霧氷の林に囲まれています。写真の出典は、http://ogennki3.blog.fc2.com/blog-entry-125.html?sp です。
札幌への観光旅行は何度か行きました。ある時は郊外にある北海道開拓村を訪れました。明治の北海道開拓時代の札幌の街並みや北海道各地の古い建物が移築され展示してありました。政府が建てた役所は堂々として立派ですが一般の民家は木造の小さな家です。
曾遊の地の北海道開拓村の雪景色の写真をお送りいたします。
曾遊の地の北海道開拓村の雪景色の写真をお送りいたします。
2番目の写真は北海道開拓村の馬に引かれた乗り合い橇です。開拓村では冬の体験をさせる企画がいろいろ行われています。 写真の出典は、「北海道開拓の村の冬のくらし」、(https://gurutabi.gnavi.co.jp/a/a_2345/ )です。
さて善光寺は善光さんが建立したお寺で仏教のどの宗派にも属せず、人々の素朴な信仰だけで存続してきました。その素朴な信仰の雰囲気に魅了されて何度も長野市を訪れました。長野駅から真っ直ぐに伸びた大通りの先にあります。
善光寺に行ったのは何時も雪の無い季節でした。
善光寺に行ったのは何時も雪の無い季節でした。
3番目の写真は善光寺の三重塔です。写真の出典は、http://www.imamiya.jp/haruhanakyoko/she/fuyutabi2019b/photograph13.htm です。
ところで松島の素晴らしさは雪景色にもあります。
4番目の写真は雪の松島の五大堂です。写真の出典は、http://orgeldiary.da-te.jp/e404943.html です。
最後に豪雪の南魚沼市の写真をお送り致します。
鈴木牧之が江戸時代に出版した「北越雪譜」という本の愛読者は多いと思います。豪雪の地の人々の冬の生活を活き活きと描いた名著です。
「北越雪譜」に感動した私は関越自動車道を走って湯沢を通って、南魚沼市の塩沢の鈴木牧之記念館を訪れました。暑い夏のことでした。
「北越雪譜」に感動した私は関越自動車道を走って湯沢を通って、南魚沼市の塩沢の鈴木牧之記念館を訪れました。暑い夏のことでした。
5番目の写真は南魚沼市スキー場のホテル街の夜景です。夕焼けが残っています。 写真の出典は、https://rtrp.jp/articles/102823/ です。
北越雪譜の全文は 青空文庫にあります。https://www.aozora.gr.jp/cards/001930/files/58401_70229.html に出ています。この中には雪国の珍しい話や不思議なことが沢山書いてあります。
江戸時代の雪国の生活が客観的に、そして具体的に活写されているので記録映画を見ているような気分になります。文化人類学の本のようでもあります。
私はこんな本が江戸時代に出版されたことに驚いています。
江戸時代の雪国の生活が客観的に、そして具体的に活写されているので記録映画を見ているような気分になります。文化人類学の本のようでもあります。
私はこんな本が江戸時代に出版されたことに驚いています。
「曾遊の地の美しい雪景色」の後編として5箇所の雪景色の写真をお送り致しました。曾遊の地は他にも沢山ありますがここで一先ず終わりとします。
それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈り申し上げます。後藤和弘(藤山杜人)