後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

「淋しげに咲いているコブシの花」

2023年01月14日 | 写真
早春の山にひっそりと咲くコブシは何か淋しげです。
同じ春の花でもモクレンは華やかに咲きます。春先は太陽の光も弱弱しく何故か淋しい気分になる時があります。春の憂いです。そんな時、コブシの花を見るとコブシも淋しいように咲いています。
春は明るい希望の季節ですが淋しい季節でもあるのです。そんなコブシの花の写真をお送り致します。

始めのコブシの2枚の写真は九州の別府のそばにある志高湖のコブシの花の写真です。写真の出典は、http://shidakanokaze.cocolog-nifty.com/blog/2009/03/post-9ceb.html です。
3番目の写真は東京都調布市のコブシで写真の出典は、http://kawasakimidori.main.jp/webzukan/kobushi.html です。
4番目の写真はコブシの花の拡大写真です。出典は、https://hanashiru.com/magnolia-kobus/ です。

コブシの原産地は朝鮮半島と日本です。果実がごつごつで、握りこぶしのようなデコボコがあるということでコブシとよばれるようになりました。
モクレンとコブシの違いは、花の付け根を見ると一目瞭然です。モクレンにはありませんが、コブシの花の付け根には1枚の葉がついているのです。

コブシは地方によっては別の名前で呼ばれることがあります。代表的なのは「タウチザクラ(田打ち桜)」で、コブシの開花が田んぼの準備を始める目安となったことから付けられた名前です。

今日は早春の山にひっそりと淋しげに咲くコブシの花をご紹介いたしました。

それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈り申し上げます。後藤和弘(藤山杜人)