後藤和弘のブログ

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中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

西日本豪雨の被害状況の総括と被害者のために祈り

2018年07月11日 | 日記・エッセイ・コラム
今回の西日本豪雨の被害は広範囲にわたっており、その被害状況の正確な調査はまだ終わっていないようです。
しかし今朝の読売新聞によると死者158人、不明者56人となっています。死者158人と不明者56人の合計は214名となっています。
そして各県別の死者と不明者の合計の数は次のように報じられています。
岐阜1、滋賀1、京都5、兵庫2、奈良1、鳥取0、岡山59、広島103、山口3、愛媛28、高知3、福岡4、佐賀2、長崎0、鹿児島2、総合計214名。
犠牲者の多かった場所は岡山県の59名と広島県の103でした。

1番目の写真は各県別の被害状況を示した地図です。この図は7月7日午後11時の時点における被害状況です。この数字を上記の7月11日の読売新聞の数字と置き換えると正確な被害状況を示す図になります。
この図の出典は、https://www.yomiuri.co.jp/matome/20180706-OYT8T50006.html です。
この報道にもとずいて西日本豪雨の被害状況の写真を示します。

2番目の写真は濁流に流された山口県周南市樋口の民家跡です。

3番目の写真は土砂や流木が流れ込んだ住宅地です。(7日午後1時23分、広島県坂町で、読売新聞社ヘリから=菊政哲也撮影)

4番目の写真は広範囲で水につかった家屋です。(7日午前8時49分、倉敷市真備町川辺で)

5土番目の写真は堤防が決壊し、浸水した住宅の屋上で救助を待つ住民ら(7日午後0時31分、岡山県倉敷市で、読売ヘリから=菊政哲也撮影)

この様な西日本豪雨の被害に関して今朝の朝日新聞の電子版は次のように報じています。
『西日本豪雨死者158人、不明72人 避難者は約1万人』
https://www.asahi.com/articles/ASL7B5T2DL7BPTIL03N.html
 西日本を襲った豪雨の被害は10日、さらに拡大した。13府県で死者が158人、心肺停止が1人、行方不明や連絡を取れない人が72人に上っている。梅雨明けした被災地では、多くの地点で今年最高の暑さを記録。広島県と岡山県を中心に計約1万人が避難生活を送る中、災害関連死など被害の広がりを防ぐ対策が急務になっている。
列島各地の大雨被害の状況
 川が氾濫し大規模な浸水被害を受けた岡山県倉敷市真備町では、水が引き始めた9日以降、捜索活動が本格化。遺体が相次いで見つかり、県内では10日、新たに18人の死亡が確認された。広島県や高知県、愛媛県でも死者が増えた。
 朝日新聞がまとめた10日午後9時時点の府県別の死者は広島58人、岡山54人、愛媛26人など。行方不明者は広島45人、岡山21人など少なくとも計72人いる。
 気象庁は9日の東海、北陸、近畿、中国、九州北部に続き、10日に四国での梅雨明けを発表。高気圧に覆われて晴れた被災地は、各地で今年最高の暑さを観測した。愛媛県大洲市で34・8度、広島市中区では33・5度まで上昇した。
 総務省消防庁の10日午後1時45分時点のまとめでは、避難者は15府県におり、広島県で約4300人、岡山県で約4100人、愛媛県で約1千人に上っている。
 広島県東広島市では8日夜、避難所に避難していた80代の女性が息をしていない状態で見つかって死亡が確認された。
 暑さやトイレ不足による避難所の衛生状態の悪化が懸念される中、国は支援を本格化した。経済産業省は10日までに、岡山県や広島県の避難所にクーラー、愛媛県には仮設トイレを送った。
 厚生労働省によると、10日正午時点で、8県で「災害派遣医療チーム(DMAT)」計88隊が活動。さらに、岡山県には12日、避難所で被災者の状況を把握し、被災自治体を支援する「災害時健康危機管理支援チーム(DHEAT)」を派遣することを決めた。8終り)

以上の様に朝日新聞では死者と不明者の合計の犠牲者総数を230名としています。一方、今朝の読売新聞は214名としています。
この違いはまだ被害状況が正確には分かっていないことを示しています。今後の調査の進行が待たれます。

ここで、私はこの230名の犠牲者のご冥福を慎んでお祈りいたします。

犠牲者のご家族のためにお祈りいたします。
そして1万人以上の避難者の生活が少しでも早く良くなるようにお祈りいたします。
家を流された人々が再び安定した生活に早く戻れるようにお祈りいたします。

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