仏教ではこう考える (学研新書)釈 徹宗学習研究社このアイテムの詳細を見る |
【一口紹介】
◆内容(「BOOK」データベースより)◆
どんな難問・奇問・珍問にも答える住職、シャク先生が、絶妙の回答で“仏教の思考法”を教えてくれる一冊。
みんなが感じている悲しいこと、耐えがたいこと、ヘンなこと、納得のいかないこと…を仏教的に快答乱麻。
まさにこの人は「仏教の白石さん」だ。
◆著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)◆
1961年、大阪府生まれ。
龍谷大学大学院、大阪府立大学大学院人間文化研究科比較文化専攻博士課程修了。専門は宗教思想。
兵庫大学准教授。NPO法人リライフ代表。浄土真宗本願寺派・如来寺住職。
【読んだ理由】
書名にひかれて。
【印象に残った一行】
「キリスト教で語られる隣人愛と相応する仏教の理念は慈悲ということになります。『智慧と慈悲の実践』こそ仏教の理想です。『智慧』とは自分の都合をはずしてものごとを見たり考えたり判断したりすることです。『慈悲』の『慈』はすべての人にわけへだてのない友愛、といった言葉がもとになっています。『悲』は他者の苦しみを我が苦しみとしてともに悲しむことです。仏典には『目の前にいる人を、たった一人の我が子と思って寄り添うことが慈悲だ』と書かれています。」
【コメント】
肩の力を抜いて読む仏教入門。