未公開エピソード&秘蔵フォト満載 ちあきなおみ 喝采、蘇る。 沈黙15年、初めて明かされる歌姫の真実石田伸也徳間書店このアイテムの詳細を見る |
【一口紹介】
◆内容紹介◆
72年のレコード対象受賞曲「喝采」で知られる歌手・ちあきなおみ。
最愛の夫である俳優・郷治が亡くなった92年、表舞台から消え去ってから早くも15年。
いまや「伝説の歌姫」と賛美され続ける彼女は、その後どうしているのか。
実質上の「引退」以降のちあきを追い続ける迫真のルポルタージュ。
年端もいかぬわずか5歳で踏んだ初ステージ、地方巡業の下積み時代、歌謡界のスターダムにのし上がってからの明と暗、夫・郷との蜜月と永遠の別れなどの過去を、ちあきと縁の深い著名人んらの新証言によって明らかになる。
【読んだ理由】
ちあきなおみさんの歌が好きだから。
【印象に残った一行】
巷間、ちあきのイメージは「圧倒的な歌唱力」と「デフォルメされた個性的な歌い方」と記憶されるが、実は容貌からちあきの虜になったというファンも少なくない。プロポーションの良さはデビュー時のキャッチコピーである「魅惑のハスキーボイン」に集約されている。歌う際の顔立ちを見ても肌はつややかに光り、瞳はいつも潤みを帯び、唇は情熱的に厚く、酒もタバコも好まない歯並びは白く輝いている。船村ならずとも「いい女」と呼ぶには十分であろう。
【コメント】
何年前か、また場所も正確には忘れたが、わたしはあるホテルでディナーショウを終えて控え室に急ぐちあきさんを偶然お見かけしたことがある。
瞬間であったが頭の髪の毛に手をやりながら早足で走る姿は魅力的であった。
表舞台から去られて15年であるから15年以上前のことになるが、決して夢の中では無いと思っている。