☆松下政経塾とは何か、をまとまってレポートした書き物や記事を、不明にしてまだ読んだことがない。今回初めてHPにアクセスしてみた。
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HPに掲げられているメッセージの一部;
パナソニックの創業者である、塾主 松下幸之助は、自らの経験と直感から、数十年前に、「日本はますます混迷の度を深めていく」と今日の日本の危機的状況を予見していました。
この難局を打開するためには「新しい国家経営を推進していく指導者育成が、何としても必要である」との思いから、私財70億を投じ、1979年、財団法人松下政経塾を設立しました。
塾生は全寮制で、寝食を共にしながら4年間の研修を行います。しかしながら、常勤の講師はいません。理想の国家経営はどうあるべきか、各自仮説を立て、現場での体験を重ね、
仲間たちと研鑽を積みながら自得していく、「自修自得」「現地現場」「切磋琢磨」などを研修の基本方針としています。そして、卒塾後は、理想の実現に向け、自らの道を切り開いていきます。
処遇; 研修年限 4年間 基礎課程2年、実践課程2年 研修資金 月額20万円を支給 活動資金 査定により支給
全寮制 寮費 実費負担(電気・水道・冷暖房費含む) 塾内食堂完備、食費別
※2010年度実績:寮費月4,500円
4年間寮に入り、その間、月間20万円支給されて「新しい国家経営を推進していく指導者」になるべく切磋琢磨する。・・らしい。☆
2011.09.02 松下政経塾内閣の誕生
一部引用・・
《日本の外交はどう変わったか》 第一。日本外交は対米従属を強めた。沖縄の普天間基地の移転先は国外へ、最低でも県外へといった鳩山由紀夫の対米外交は失敗に終わった。
その結果、そもそも鳩山の目標が誤りであってそれが日米の関係悪化を招いたと批判された。鳩山は、日・中・米は正三角形の関係が望ましいとも言っていた。
鳩山の対米自立の意欲が消滅したのは、鳩山自身に最大の責任がある。しかし「殿乱心」と鳩山を押さえ込んだ外務・防衛官僚、結果だけで日米関係悪化を言いつのるメディア、
観客席で見物していた我々にも大きな責任がある。
・・中略・・
《日本の政治と経済・「マニフェスト」の運命》
第二。日本政治の官僚依存体質は極めて健康である。
福島原発事故の原因を作り事故対策を誤りチェルノブイリ以上の放射能を制御できていない者たち。個人的資質、能力が如何に優秀であろうが、
また、主観的にはいくら懸命に取り組んできたと言い張っても結果責任の「企業社会」であり結果責任の「政治の世界」である。どぎつく言う。
昔であれば「磔」、「獄門」の刑に値する犯罪である。「有司専制」は140年の伝統をもつ。容易に壊れるとは思わない。
だが交代した政権による官僚制への統御がこんなに甘いとは思わなかった。「磔」、「獄門」に値する犯罪者が、割増込みで数千万円の退職金を貰って退場する。
トップはそれを「更迭」と言うのである。
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