昨年現地まで出かけたのですが、春から秋までの季節営業のために、冬季休業中でした。今回は、その轍を踏まないように、当日電話をして営業を確認してから出発しました。長野市の若穂から菅平高原に上り、嬬恋、長野原と一般道で80分~90分くらいでお店に到着しました。
以前の写真を見ると、看板は柱を立てて、そこに掲げていましたが、それはなくなっていて、地上に板を置いてありました。右側がエントランスになっています。
玄関の部分だけ、外へせり出しています。
左側がお店になりますが、庭にはイスとテーブルを置いてあって、外でもお茶ができるようになっています。僕の後から来た家族連れの四人は、ここに腰をかけました。鳥の鳴き声が聞えていてバードウォッチングも出来そうです。
真ん中あたりにある扉が玄関です、椅子・テーブルともに使いやすいものです。
店内に入ったあたりから撮っています。右側が僕が座った場所。先客がお一人いたのですが、後から、家族連れが二組、単独で見えられた方が一人いて、ジャズ喫茶ではあるものの、このあたりの街の喫茶店の役割も果たしているようです。
カウンターと後ろの食器棚などです。スピーカーは、上部に乗っています。
スピーカーは、JBL4425MKⅡで、僕と同じものをお使いです。横置きにしていますが、間隔が充分ないと、この置き方は不可能です。
アンプは、ラックス、CDプレイヤーとターンテーブルはデンオンのものを使用しています。実際には、CDをお使いでした。LPは、この場所以外にも収納場所がありました。
コンピュレーション盤で、「Softly as in a Morning Sunrise」(朝日のようにさわやかに)を集めたものがかかっていました。ウィントン・ケリー、MJQ、ソニー・ロリンズとモダン・ジャズを代表する名演ばかりでしたが、そのCDには、続けて、ロリンズの「Mack The Knife」(モリタート)が入っていて、ロリンズ、フラナガン、ローチの超名演に痺れました。名盤「サキソフォン・コロッサス」は永遠です。
そして、次にかかったのは、ダスコ・ゴイコヴィッチの「After Hours」です。これは僕の愛聴盤です。音量は、大音量ではありませんが、適度な大きさで、ベースはもちろん、ドラムスのブラシの細かな音などもきちんと聴きとれました。
珈琲とチーズケーキを頼みました。
北軽井沢の別荘地帯の一画にあって、自然が豊かなところです。お客様は、別荘滞在の方や、観光でお見えの方が主だと思われます。ジャズがきちんとかかっているので、ジャズ喫茶として利用できるよいお店です。
【Coffee & Jazz Bird】
住所:群馬県吾妻郡長野原町北軽井沢1924-86
電話: 0279-80-5085
営業:11:00~18:00 (ほぼ17:00にラストオーダーだそうです)
定休日:月曜、火曜、水曜 冬季間は休業で、5月初めから10月末までの営業だそうです。
遠くから行く場合は、電話を入れて営業しているか確認してから、訪問した方がいいと思います。