安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

MARSHMALLOW(マシュマロ) (神奈川県横浜市)

2015-05-11 21:21:48 | ジャズ喫茶

マシュマロレコードのオーナー、上不三雄さんが、横浜中華街にジャズ喫茶を5月1日に開店したので、行ってきました。

最寄りの駅は、JR石川町駅、または、みなとみらい線元町中華街駅です。僕は、JR石川町駅を利用し、北口から中華街延平門(西門)をくぐり、まっすぐ歩いて5分くらいで着きました。

   

看板がわかりやすいです。階段を上がって2階がお店です。

   

お店を通りから撮ったもの。上の方の階のリフォームでしょうか、足場が組んでありました。  

扉を開けて中に入ると、奥様が迎えてくれました。お二人に挨拶をして、スピーカーの近くに腰をかけました。お断りをして、店内の写真を撮らせて いただきました。

     

入口の扉。ガラスなので中が見えます。

   

カウンター。

   

壁には、マシュマロ制作のCDやミュージシャンの額入り写真が飾ってあります。 

   

奥の方に、オーディオ、CD、LP棚などが配置されています。

    

窓の近く、スピーカーを囲んで、椅子、テーブルが配置されています。 

オーディオは、30年以上愛用をしているものをご自宅から持ってきたとのことです。1時間以上耳を傾けていましたが、全く聴き疲れのしない、いい音が出ているシステムでした。

   

スピーカーは、MAXSONIC(38cm同軸)です。逆光でうまく撮れていません。撮り方の勉強しないといけませんね。

    

Sunvalley社の真空管アンプ、ナショナルのターンテーブル、CECのCDプレイヤー

マシュマロの大きな特徴は、ジャズの巨人達の貴重な未発表写真(約1000枚)を見られることと、未発表音源を聴くことができることです。マイルスやドルフィーなどの写真を見せてもらいましたが、どれも素晴らしいものばかりです。店内には、レスター・ヤングとバド・パウエルが一緒に写っている写真が飾ってあって、驚きました。

   

マシュマロレーベルのCDが展示してあって、購入することができます。僕は、買いそびれていたカーステン・ダール(p)の「Blue Train」を買いました。

     

お店にいた間にかかったのは、ポール・デズモンド「First Place Again」(日本盤LP)、サヒブ・シハブ「Jazz Party」(CD)、スタン・ゲッツ「Dear Old Stockholm」(SP盤)、アート・ファーマー「QUARTET」(フランス・バークレイ盤)。いい演奏ばかりですが、SPで聴くゲッツの音は最高です。ファーマーのものは、とりわけ、ケリーのピアノ音が芯があって艶々として聴こえたのには驚きました。

   

上不さんとお話もしましたが、『みなさんのお陰でオープンにこぎつけることができ、特に奥様には世話をかけた。このお店は、決して道楽ではなく、きちんと経営をして、横浜の名所といわれるようにしていきたい』と、お礼と抱負・決意を語ってくださいました。

   

珈琲。奥様が淹れています。マシュマロが付いてくるところが、おしゃれ。  

店内は、ジャズ一色ですが、堅苦しいことはなく、明るめの照明に、お話も自由なので、気楽に過ごせます。ジャズファンには、本当に嬉しいお店です。

【ジャズ喫茶 マシュマロ】

住所:横浜市中区山下町214巴里堂ビル2F (中華街西門通り大珍楼本店2軒となり)
電話:090-2202-3293上不三雄
営業時間: 14:00~22:00 木曜休
ホームページ:マシュマロレコード