職場の同僚に、小布施町(長野県上高井郡)の岩松院の近くに住んでいるという人がいました。それを聞いて、僕はそこに行ったことがないので、訪問したいと思っていたのですが、先日ようやく出かけてきました。岩松院は、葛飾北斎の描いた天井画で有名ですが、山里のたたずまいもよく、北斎館とともに、小布施に出かけたら訪問したい場所です。
曹洞宗梅洞山「岩松院」全景。最も奥が本堂です。
仁王門
本堂。北斎の描いた天井画はこの中にあります。
葛飾北斎「八方睨み鳳凰図」(パンフレットから)。たたみ21畳の大きさの極彩色の天井絵。北斎89歳の作品。実物は、大きさ、構図、色と、すごくて、いったいどうやって書いたのかと驚きました。
本堂の裏にある、蛙合戦の池。花見の時期に、この池にヒキガエルが集まり、求愛をするカエル合戦の池として有名です。
小林一茶の句碑。「やせ蛙まけるな一茶これにあり」
福島正則の霊廟の案内。最も奥に見えています。
福島正則霊廟。正則は元和5年(1619年)秋、広島50万石から、国替させられました。
北斎館では、「北斎とその弟子たち」という特別展をやっていたので、帰りに寄ってみました。
北斎館収蔵品(パンフレットから)。