5月9日付日本経済新聞のNIKKEIプラス1の何でもランキングに、「女性におすすめのジャズスポット」という記事が載っていました。『若い女性らの間でジャズの人気が高まっている』とあり、おすすめとして、ブルーノート東京、サムタイム、コットンクラブなどが挙げられています。コットンクラブの出演者には聴きたい人が多いのですが、日程の都合や、交通宿泊費が高いので、行ったことがありません。いつか行きたいものです。近くで聴いたギタリスト。
JOSHUA BREAKSTONE (ジョシュア・ブレイクストーン)
WALK DON'T RUN (KING 1991年録音)
この4月12日に、安曇野市のいさつ歯科医院で、ジョシュア・ブレイクストーン(g)のライブを聴きましたが、その時の演奏がよかったので、彼のアルバムを手に入れました。このアルバムは、ベンチャーズが演奏した曲を取り上げて演奏したものですが、4ビートでやっていて、きちんとしたジャズになっています。
メンバーは、ジョシュア・ブレイクストーン(g)、ケニー・バロン(p)、デニス・アーウィン(b)、ケニー・ワシントン(ds)。ケニー・バロン(p)が参加しているのが、俄然注目されます。ブレイクストーンのアルバムには、ケニー・バロンやトミー・フラナガンが参加したものがあり、サイドメンも充実しています。
曲は、「Lullaby of the Leaves」(木の葉の子守唄)、「Telstar」、「Ram-Bunk-shush」、「Perfidia」、「Walk Don't Run」(急がば廻れ)、「A Tate of Honey」(蜜の味)、「Apache」、「Caravan」、「Slaughter on 10Th Avenue」(10番街の殺人)、「Blue Star」の全10曲。「Telstar」は、ジョー・ミークの作。「Apache」は、ジェリー・ローダン作で、元々はシャドウズのヒット曲。ジャズ・ギタリストのジョニー・スミス作の「Walk Don't Run」を含め、あとはほぼスタンダードです。
ジャズファンはもちろん、ベンチャーズなどギター・インストが好きな人にも向いている楽しいアルバム。有名スタンダード曲の「Lullaby of The Leaves」や「Walk Don't Run」、「Caravan」などで、ブレイクストーン(g)やバロン(p)が本領を発揮したソロをとっています。特に、「Caravan」におけるブレイクストーンのシングルトーンで演じられる長尺ソロが、メロディアスで気に入りました。
【5月9日付け日経新聞】
1 ブルーノート東京(東京都港区)
2 サムタイム(東京都武蔵野市)
3 コットンクラブ(東京都千代田区)
4 JZブラット(東京都渋谷区)
5 ボディアンドソウル(東京都港区)
6 ミスターケリーズ(大阪市北区)
7 新宿ピットイン(東京都新宿区)
8 ロイヤルホース(大阪市北区)
9 バーバーバー(横浜市中区)
10 クレッセント(大阪市北区)
という10箇所が挙げられていました。