安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

上田市立美術館で開催中の「アルフォンス・ミュシャ展」に出かけました。

2022-05-11 19:30:00 | 美術展

アルフォンス・ミュシャ展が、上田市サントミューゼ内の上田市立美術館で開催されているので、観に行きました。

アルフォンス・マリア・ミュシャ(Alfons Maira Much、1860年7月24日~1939年7月14日)は、チェコ出身で主にフランスで活躍した、画家、イラストレーター、グラフィックデザイナー。アール・ヌーボーを代表する画家で、ポスター、装飾パネル、カレンダー等を制作。華麗な曲線を多用したデザインが特徴だそうです。

   

チラシ表  

   

チラシ裏。一番左は「ジスモンダ」(1895年)、左から二番目は「黄道十二宮 ラ・プリュム誌のカレンダー」(1896年)。

今回の展示は、ミュシャ作品の世界的な収集家として知られる尾形敏行氏のコレクションから、約500点を紹介するものだそうです。気になったものを撮影しました。

入館したら、いきなり大きな横幕がありました。展示品は全て撮影可能でしたが、ガラスが反射などして、うまく撮れていません。

ミュシャのポートレート写真。(1929年)

フィガロ・イリュストレ(1896年)

愛人たち(1895年)

モナコ・モンテ・カルロ(1897年)

「桜草」(1899年)、と「羽根」(1899年)

四つの時の流れ。左から、「朝の目覚め」、「昼の輝き」、「夕べの夢想」、「夜の安らぎ」。(1899年)

今回のポスターにも使われている「夢想 シャンプノア」(1897年)

缶のデザインの展示もありました。

ビスケット缶

   

「ズデンカ・チェルニー」(1913年)。ミュシャのアメリカ時代に制作されたヨーロッパで開催予定の音楽会用のポスター。コンサートは、第1次世界大戦により、中止になったそうです。

「パリのシンボル」(1900年)。陶器です。

コルナ紙幣(1919年、1920年)。

「郵便切手 プラハ城」(1918年)

スラヴ叙事詩展のカタログ(1928年)

サントミューゼ内の喫茶店のアルフォンス・ミュシャ展コラボメニュー。

ミュシャの華麗で豪華な作品(カラーリトグラフが中心)を観ることができ、世紀末ヨーロッパへ行った気分を味わいました。

【上田市サントミューゼ 上田市立美術館】

住所:長野県上田市天神3-15-15
電話:0268-27-2300
ホームページ:美術館 | サントミューゼ (santomyuze.com)