5月7日(土)の地附山、大峰山、上杉謙信の物見岩トレッキングの2回目です。今回は、物見岩やそこからの眺望、霊山寺の東山魁夷画伯のお墓などについて記します。好天で、気分よく歩きました。
大峰山から下り、物見岩へ。緑が一杯で春らしい道です。
右折して物見岩へ
物見岩の手前は、広場になっていて、テーブルもあります。ここで昼食をとることにしました。
物見岩の近くに行きます。
物見岩アップ。
岩が切れ落ちています。
物見岩は、ロッククライミングの練習場所としても使われます。ボルトハーケンが岩に打ち込まれていました。ここは、長野県警の山岳救助隊がトレーニングを行う場所としても知られています。
Sさんが、物見岩先端で、気持ちよさそうに腕を伸ばしています。
善光寺平を一望できる場所です。上杉謙信が川中島の戦いで出陣した際、この岩の上から武田勢の動きを物見[ものみ](偵察)したといわれます。松代や川中島が見えています。
現在、御開帳が行われている善光寺をアップで撮りました。裏にある駐車場は満杯です。
昼食は、二人ともカップヌードルです。Sさんが大型のボトルにお湯を入れてきてくれました。格別に美味しくいただきました。
登山道に戻ります。ツツジが咲いていました。
ルートを外れて、霊山寺に寄りました。見えているのは本堂です。
五輪塔群
五輪塔群の解説。数が多く、京都化野の念仏寺に次ぐものと言われているようです。
東山魁夷画伯の最後の作品が書かれた場所でもあるようです。
東山魁夷画伯の墓地。お参りしました。
「自然は心の鏡」と彫られています。石碑は墓地内に設置されています。
霊山寺の駐車場から下りてきて、左折し、防災メモリアル地附山公園の駐車場に向かいます。
途中近道をしながら、地附山公園駐車場に通じる道路に出てきました。
途中、左折して駒形嶽駒弓神社(こまがたたけこまゆみじんじゃ)に寄ってみます。同神社は、御祭神に健御名方富命彦神別神を祀り、1863 年に再建されたとあり、神仏習合時代より善光寺の「奥の院」として伝えられてきました。社紋は卍であり、本殿は善光寺と同じ撞木造りとなっているそうです。
下から石段が続いてきています。
お参りしました。「卍」は、善光寺と同じ社紋。現在でも、2 月 1 日には、境内にある善光寺堂童子斎場において正月行事で用いられた注連等の祭具を焼却する「お駒送り」の行事を行っているそうです。
防災メモリアル地附山公園駐車場に到着しました。神社仏閣に寄ることもでき、楽しいトレッキングでした。
【霊山寺ホームページ】
長野市 霊山寺 公式webサイト - 真言宗智山派 霊山寺 (jimdofree.com)
(参 考)