雑誌「旅の手帖6月号」の特集が、北海道グルメ旅だったので、思わず購入しました。来月、北海道を訪れる予定なので、同誌は実践的に使えます。昼はグルメ旅、夜はジャズを楽しむつもりです。札幌出身のピアニストの作品。
太田寛二 (KANJI OHTA)
AT JULIAN FEATURING SACHIYO NAYUKI (JULIAN RECORDS 2019年録音)
北海道札幌市出身の太田寛二(p, 1959年生)さんは、現在もライブシーンで活躍中です。近年、CDが何作かリリースされ、地方でも彼のプレイを気軽に聴けるようになりました。バド・パウエル、バリー・ハリスを想起させるプレイは健在です。
メンバーは、太田寛二(p)、佐藤弘基(b)、今村陽太郎(ds)。2曲に、名雪祥代(as)が参加しています。佐藤さんは岩手県、今村さんは仙台市を中心に活動しているミュージシャンです。名雪さんは、仙台中心に活動をしており、リーダーCDを2枚出しています。
曲目は次のとおり。
1 Minor Mishap (Tommy Flanagan)
2 Deep Purple (Pete De Rose)
3 So Sorry Please (Bud Powell)
4 Webb City (Bud Powell)
5 A Cottage For Sale (Willard Robison)
6 The Way You Look Tonight (Jerome Kern) 【今宵の君は】
7 Remember (Irving Berlin)
8 Moose The Mooche (Charlie Parker)
9 Walk Right Back (Sonny Curtis)
ジャズオリジナルが4曲、スタンダード曲が4曲に、ポップスでエヴァリー・ブラザーズの1961年のヒット曲「Walk Right Back」という選曲。名雪さん(as)は、4と9に加わっています。
これぞバップという演奏がたまらなく良いアルバム。1曲目の「Minor Mishap」から太田寛二(p)さんは軽快にスイングしていて、トリオは快調です。彼のタッチは全体に柔らかめで、それも特長だと思います。スローテンポでやるかと思った「Deep Purple」はリズムに変化を持たせ小粋で、バラード「A Cottage For Sale」は寂しさが滲み出していて心に残ります。名雪祥世(as)さんは「Webb City」で、パーカーフレーズを吹いていて迫力あります。
太田寛二(p)
名雪祥代(as)
今井陽太郎(ds)、佐藤弘基(b)。
(参考)拙ブログで今までに取り上げた太田さんのアルバム。
太田寛二「A DAY IN NEW YORK」とSTEREO誌2021年7月号「JBL75年の軌跡」
【太田寛二ホームページ】
太田寛二 オフィシャルサイト トップページ (kanji-ohta.com)
【名雪祥代ホームページ】
名雪祥代 Official Web Site – Sachiyo Nayuki Official Web Site
【旅の手帖 2022年6月号(交通新聞社)】
表紙
「降っても晴れても Moliere Cafe」。札幌フレンチだそうです。ランチに行きたい。
滞在は札幌のホテルです。夜はジャズライブかジャズバーに行きますが、締めのパフェも良いですね。
レンタカーを借りて、富良野・美瑛へ行こうかと考えています。「くまげら」の和牛ローストビーフ丼、美味しそうです。
こちらは美瑛のレストラン・アスペルジュのランチコースです。
この富良野メロンのデザートが気になります。
久しぶりに小樽へも行きたい。おたる政寿司本店の「春シャコとウニの握り」は、見るからに良さそうです。
小樽海鮮ナポリタンといった新しいメニューも考案されているようです。
小樽産ホタテ焼きなど、三角市場にある「北のどんぶり屋 滝波食堂」で味わえるようです。三角市場は前に一度入りましたが、活気ありました。
今回行くのは難しいと思いますが、積丹の「漁師の店 お食事処 中村屋」の赤ウニ丼は、見るからにすごい。
富良野の帰りに旭川に寄れれば寄って、焼鳥専門「ぎんねこ」の新子焼きを食べてみたい。
北海道へ行くのは来月下旬の予定ですが、道内の新型コロナの感染状況によっては、中止します。行ければ良いけど、どうなりますか。