内藤誠著「映画の不良性感度」(小学館文庫)が面白そうだったので、購入して読みました。
表紙
(著者略歴)
(感 想)
『酒とジャズの薫るシネマ論』という惹句が気になり購入しました。著者の内藤誠さんは、東映で映画監督を務め、脚本も書いた方ですが、僕は知りませんでした。けれども、作品を観たことのある降旗康男監督や深作欣二監督の下で助監督を務めているので、親しみが湧きます。
第7章「追憶の日々と人たち」は、俳優の梅宮辰夫や千葉真一が登場し、現場のエピソードがたくさん出てきて、ことに興味深い。第5章「映画とジャズ」では、監督として音楽にジャズを使い、プライベートでもジャズ喫茶やライブに足を運んでいて、僕は嬉しくなりました。
様々な映画の紹介があり、中から、ピーター・ファレリー監督「グリーンブック」とマーティン・スコセッシ監督「ウルフ・オブ・ウォールストリート」に興味を惹かれてDVDを借りてきました。著者と僕の感想の対比ができそうです。
内藤誠監督の映画「明日泣く」より。本書の第5章「映画とジャズ」の扉から。
本書の第7章「追憶の日々と人たち」の扉より。内藤監督や菅原文太、梅宮辰夫が写っています。
(本書で紹介されている映画の一部が帯の裏に掲載されています。)
借りてきた「グリーンブック」です。今週末観たいと思います。
借りてきたDVD「ウルフ・オブ・ウォールストリート」。これは来週にでも観るつもり。