安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

クリフォード・ブラウン、メイナード・ファーガソン「JAM SESSION」、「珈琲哲学安曇野店」の牡蠣ナポリタン。

2022-05-29 19:30:00 | トランペット・トロンボーン

スパゲッティを食べに「珈琲哲学安曇野店」に行き、広島牡蠣ナポリタンを注文。牡蠣がふっくらとして、美味しかった。珈琲哲学は、群馬県高崎市発祥の4県にお店があるローカルチェーンです。ふっくらとしたトランペットの音を。

CLIFFORD BROWN (クリフォード・ブラウン)
JAM SESSION (EmArcy 1954年8月録音)

   

本作はジャムセッション形式の録音なので誰がリーダーなのか判然とはしないのですが、クリフォード・ブラウン(tp, 1930~1956年)が残した録音は全て貴重で、ここでも優れた演奏を行っているので、ブラウン名義にしました。

メンバーは、クリフォード・ブラウン(tp)、クラーク・テリー(tp)、メイナード・ファーガソン(tp)、ハーブ・ゲラー(as)、ハロルド・ランド(ts)、リッチー・パウエル(p)、ジュニア・マンス(p)、キーター・ベッツ(b)、ジョージ・モロウ(b)、マックス・ローチ(ds)、ダイナ・ワシントン(vo)。録音場所は、ロサンゼルス。

曲目は、次のとおり。

1  What is This Thing Called Love (Cole Porter)
2  Darn That Dream (Eddie DeLange,  James Van Heusen)
3  Move (Denzil Best)
4  My Funny Valentine、Don't Worry 'Bout Me、Bess, You is My Woman Now、It MIght As Well Be Spring
2の「Darn That Dream」に、ダイナ・ワシントン(vo)が参加しています。

3人のトランペッターが登場し、各人が個性豊かなソロをとっているところが一番の聴きどころでしょうか。極めつけは、バラード・メドレーの中の「It Might As Well Be Spring」におけるクリフォード・ブラウン(tp)の演奏だと思いますが、マックス・ローチ(ds)はじめメンバー全員が乗っています。

MAYNARD FERGUSON (メイナード・ファーガソン)
JAM SESSION (EmArcy 1954年2月録音)

   

メイナード・ファーガソン(tp, 1928~2006年)は、「スターウォーズ」や「ロッキーのテーマ」で、ヒットを飛ばしたカナダ出身のトランペッターです。1950年からスタン・ケントン楽団に参加し、53年に退団してスタジオ・ミュージシャンになっていた時期の録音です。

メンバーは、メイナード・ファーガソン(tp)、ハーブ・ゲラー(as)、ボブ・クーパー(ts)、ボブ・ゴードン(bs)、ミルト・バーンハート(tb)、クロード・ウィリアムソン(p)、ジョン・シモンズ(b)、マックス・ローチ(ds)。ロサンゼルス録音です。

曲目は、次のとおり。

1  Our Love Is Here To Stay (George Gershwin)
2  Air Conditioned (Maynard Ferguson)

「Our Love Is Here To Stay」では、リラックスした各人のソロが楽しめ、ウェストコーストジャズといった雰囲気です。メイナード・ファーガソン(tp)は、高音部(High Notes)を吹くことで知られていますが、ここではやや抑え気味です。本作のジャケットは、構図や色合いがよく、『ジャケット名盤』ではないでしょうか。

安曇野市の家で聴いているところです。

ジャケットのアップ。2枚の他に、「Study in Brown」、「In Concert」を飾ってみました。

【珈琲哲学 安曇野店】

住所:長野県安曇野市豊科2637-46 
電話:0263-73-0606
ホームページ:コーヒー通販ならコーヒー専門店「珈琲哲學」 (shop-pro.jp)

珈琲哲学安曇野店外観。

薔薇のアーチがちょうど見ごろでした。

薔薇のアップ

店内

メニューの一部

セットのサラダ。大根の千切りが瑞々しくて、爽やかでよかった。ミニトマトやレタスなど。

広島牡蠣ナポリタン

牡蠣は4個入っていました。ナポリタン味になっていましたが、相性は悪くなかったです。

セットの飲み物は、珈琲をいただきました。また寄りたいお店です。珈琲哲学は、現在、群馬県に1、長野県に7、茨城県に3、富山県に2店舗あります。