群馬交響楽団の第578回定期演奏会が、14日(土)に高崎芸術劇場で開催されたので、聴いてきました。
(出 演)
指揮:大友 直人
テューバ:松下 裕幸
管弦楽:群馬交響楽団 (コンサートマスターは、伊藤文乃)
大友さんは、現在、琉球交響楽団音楽監督、高崎芸術劇場芸術監督、大坂芸術大学教授。元群馬交響楽団音楽監督。松下さんは、1986年第6回日本管打楽器コンクール第3位、90年国際ユーフォニアム・テューバ大会ソロコンクール第2位、93年より群馬交響楽団テューバ奏者。詳しくは、下記プロフィールをご覧ください。
(曲 目)
ヴォーン=ウィリアムズ / 交響曲 第5番 ニ長調
〈休憩〉
ヴォーン=ウィリアムズ / バス・テューバ協奏曲 ヘ短調
ヴォーン=ウィリアムズ / 交響曲 第9番 ホ短調
(感 想)
イギリスの作曲家、レイフ・ヴォーン=ウィリアムズ(1872~1958年)の生誕150年を記念したプログラムでした。指揮者の大友さんのレパートリーの広さに驚くと同時に、エキストラ奏者が多く、費用も多額だったと思われ、よく開催にこぎつけたと感心しました。
交響曲第5番は、穏やかで英国音楽らしい作品で、気に入りました。特に第1楽章の弦楽器がメロディーを綴っていく部分など、穏やかで美しかった。第2、第3楽章では、管楽器のソロがたくさん現れて、色彩感もありました。
テューバ協奏曲では、松下さんが柔らかな音色で長いメロディーを奏していて、曲、演奏ともに楽しめました。交響曲第9番は、編成も大きく、フリューゲルホルンが長いソロをとるなど面白かったのですが、聴くのに焦点が定まらず、消化不良気味でした。
(出演者プロフィール)
【あらかじめ聴いたCD】
今回、ヴォーン=ウィリアムズの交響曲が全曲収録されている英国音楽集を購入しました。
ヴォーン=ウィリアムスの交響曲第5番を聴きました。16枚組のうちの一枚。
ヴォーン=ウィリアムスの交響曲第9番のCD。16枚組のうちの一枚。
【群馬交響楽団ホームページ】