安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

板橋文夫「濤」、札幌のジャズ喫茶・バー「BOSSA」、札幌で買ったレコード。

2022-07-02 20:26:31 | ピアノ・トリオ

6月23日(木)から26日(日)までの北海道旅行で買ったCDとレコードについて記します。ジャズ喫茶「BOSSA」に寄ったところ、板橋文夫(p)の「濤」がかかり、その内容の良さに、すぐに買いに走りました。

板橋文夫 (ITABASHI FUMIO)
 (FRASCO 1976年録音)

   

板橋文夫(p, 1949年3月8日生)さんの演奏は、森山威男グループや自身のピアノトリオで、実際に聴いていますが、そのエネルギッシュなプレイには圧倒されます。本作は、板橋文夫のデビュー作で、今回初めてCD化されたものです。僕は、初めて聴きました。

メンバーは、板橋文夫(p)、岡田勉(b)、楠本卓司(ds)。1976年3月1日、東京の第一生命ホールにおけるライブ録音。

曲目は次のとおり。

1  アリゲーター・ダンス (Alligator Dance)
2  グッド・バイ (Goodbye)
3  濤 (Toh)
いづれも、板橋文夫の作曲。グッド・バイは、森山威男グループの演奏で実際に聴いたことがあります。クロージングに使われていました。

板橋文夫さんの初めてのリーダー作ですが、完成度が高い傑作のように思いました。札幌の「BOSSA」で聴いた時には、音の生々しさ、迫力がすごくて、より一層感激しました。オリジナルのメロディーは、少し演歌ぽいのですが、ソロは、マッコイ・タイナーとフリー系の混じったもので、トレモロを使うなど、力が籠もっています。どれも良いですが、僕は「アリゲーター・ダンス」、「グッド・バイ」のメロディ、ソロが特に気に入っています。

   

ジャケットの裏面には、ポートレートが掲載されています。

【板橋文夫ホームページ】

板橋文夫 HP index (bowz.main.jp)

スケジュールの載った詳しいホームページです。

 

【Jazz Cafe BOSSA】

住所:北海道札幌市中央区南3条西4丁目2
電話:011-271-5410
ホームページ:カフェ&バーのご紹介〔 Jazz Cafe BOSSA 〕 -ジャズ喫茶ボッサは、札幌でJazz,Bossa novaが聴けるジャズのお店です。

   

看板。場所はすすきの交差点のすぐそばです。一階はモスバーガー、地階はスープカレー「エス」が入っているビルの二階です。

店内

   

スピーカーは、JBL M9500 K2です。

すごい量のレコードとCD。

   

ここに飾ってあるレコード、CDは、全て新譜です。新しく発売されたものを、これだけ揃えているお店は、全国的にもそうないと思います。すごい。

板橋文夫「濤」がかかりました。

ビル・エヴァンス「Alone」。これもオーディオ装置がよいせいか、一段と名演に聞こえました。好きなアルバムです。

カフェ・オーレをいただきました。

 

【札幌で購入したレコード】

レコード店は、ディスク・エヴァンス、フレッシュ・エア、BEATの3店を回りました。下記3点の他に、日本盤なども購入しました。

   

ビル・エヴァンス「The Inteplay Sessions」。前からほしかったものです。

   

リー・モーガン「Here's Lee Morgan」。ステレオのオリジナルだそうです。

   

デューク・ピアソン「Sweet Honey Bee」。オリジナル盤だそうです。

本日は、事情によりアップが遅れましたが、アップできてよかったです。ご覧いただければ幸いです。