久しぶりに、むさしの森珈琲長野若里店に入りました。夏向けのメニューの中から、「海老とアボガドの塩レモンパスタ」と「フレッシュブルーベリースムージー」をいただきました。どちらも、爽やかで美味しい。爽やかなサウンドを。
GEORGE SHEARING (ジョージ・シアリング)
ON THE SUNNY SIDE OF THE STRIP (Capitol 1958年3月27日録音)
ジョージ・シアリング(p, 1919~2011年)は、アメリカに渡って大成功した英国出身のピアニストです。キャピトルレーベルに多くの作品があり、よく知られていると思います。本作は、ジャズ批評誌2022年7月号のクールジャズ特集の中に紹介があった一枚です。
メンバーは、ジョージ・シアリング(p)、エミール・リチャーズ(vib)、アル・マッキボン(b)、パーシー・プライス(ds)。曲によりアルマンド・ペザラ(conga)が加わる。ハリウッドのサンセット・ストリップのライヴハウス「クレッセント」におけるライブ録音。
曲目は次のとおり。
1 Jordu (Duke Jordan)
2 As I Love You (Ray Evans)
3 Confirmation (Charlie Parker)
4 The Nearness of You (Hoagy Carmichael)
5 Mambo Inn (Grace Sampson)
6 Bernie's Tune (Bernie Miller)
7 Some Other Spring (Irene Kitchings)
8 Joy Spring (Clifford Brown)
9 Drume Negrita (Eliseo Grenet Sanchez )
「Jordu」、「Confirmation」、「Bernie's Tune」、「Joy Spring」といった、バップテイストのジャズオリジナルが選曲されていて、新鮮です。1958年3月27日のライブなので、春に因んだ曲も入っているのでしょう。
初めて聴いた時には、ジョージ・シアリング(p)が「Jordu」や「Confirmation」といったバップ曲を演奏していて、驚きました。もちろん、テーマは、ピアノ、ヴァイブ、ギターが醸し出すシアリングサウンドで奏でられていて、全体に爽やかで優美です。「The Nearness of You」、「Some Other Spring」、「Joy Spring」あたりを聴いていると、落ち着きがあり、涼しげでもあって、夏のこの時季に聴くのに適したアルバムです。キャピトルらしい豪華な写真のジャケットも素晴らしいので、レコードで聴いています。
安曇野市宅で聴いているところ。シーネ・エイのアルバムは、CDで持っていますが、ようやくレコードが入荷したので購入しました。
最も右側は、ジョージ・シアリングが全てラテンの曲を演奏した「Latin Escapade」です。
【ジャズ批評2022年7月号】
表紙
「クール・ジャズって、なに?」と題して、茂木亮さんと、後藤誠一さんが文章を書いています。
クール・ジャズのディスク・ガイド。100枚挙がっています。
茂木亮さん執筆による「1962年のジョージ・シアリング」。ジャズ批評誌の連載記事の中で、目下最も面白いのが、茂木さんによる論考です。目の付け所がよくて、毎号、楽しみにしています。
私が選ぶ「クール・ジャズ」3枚。渡辺由己さんのチョイスです。ジョージ・シアリング「On The Sunny Side of The Strip」も選ばれています。
【むさしの森珈琲 長野若里店】
住所:長野県長野市若里6丁目1-1
電話:026-229-7151
ホームページ:むさしの森珈琲 | すかいらーくグループ (skylark.co.jp)
外観
「Summer Nice Day」と題したメニュー
Blue Berry Sweetsのメニュー
「ブルーベリースムージー」と「ブルーベリーパフェ」に目が留まりました。
海老とアボガドの塩レモンパスタを注文。『ぷりぷりの海老と生のアボカドがゴロゴロ入った、香り高いレモンペッパーソースのパスタ』だそうです。
パスタに付いているサラダとスープ。まずはいただきました。
さっぱりとしているパスタでした。
中に挟まれたベーコンが美味しい。
フレッシュブルーベリースムージーを注文。『ヨーグルト、フレッシュブルーベリー、ブルーベリーソースの相性抜群のスムージー』だそうです。
ブルーベリーの酸味も効いて、この時期に相応しいスイーツでした。次回は、「フレッシュブルーベリーパフェ」をいただいてみたい。