7月31日(日)に、いさつ歯科医院で江澤茜(as)さんのライブが開催されたので、行ってきました。ジャズのライブ会場は狭いところが多いので、コロナ禍で、出かけるのは控え気味ですが、再開しつつあります。
(出 演)
江澤茜(アルトサックス、ソプラノサックス)
北島佳乃子(ピアノ)
伊藤勇司(ベース)
木村紘(ドラムス)
(曲 目)
1 Flight to Australia (江澤茜)
2 Blue for 4 (江澤茜)
3 From Archive (江澤茜)
4 I Thought About You (Jimmy Van Heusen)
5 Night & Day (Cole Porter)
〈休憩〉
1 Ray's Idea (Ray Brown)
2 Canis Major (江澤茜)
3 Don't Stop! (江澤茜)
4 春の雪解け(Spring Thaw) (江澤茜)
5 With a Song in My heart (Richard Rodgers)
6 Like Someone in Love (Jimmy Van Heusen) (アンコール曲)
(感 想)
江澤さんのアルバム「Thaw」のリリースツァーなので、オリジナル曲が多く演奏されましたが、まずまず親しみのもてる曲でした。特に「Flight to Australia」のメロディが印象に残りました。
江澤さんは、アルトとソプラノのサックスを使っていましたが、アルトはテナーに近い感じのサウンドで、太くて、やや黒っぽい音色が特徴と言えそうでした。ソプラノでは、フリー系の吹奏もありましたが、全体にスイングしたハードバップ系でした。
「Blue for 4」は、テンポゆったりめのグルーヴィーな曲で、江澤(ss)さん、北島(p)さんのソロも良かった。ベース、ドラムスを含めて一番乗ったのは「Night & Day」で、リズムが立ったアグレッシブな演奏で、今後が楽しみなメンバー各人だと感じました。
(江澤さんのプロフィール)
【江澤茜ホームページ】
【いさつ歯科医院】
院長の伊佐津さんは、歯科医師ですが、ヴィブラフォン奏者でもあり、ジャズ批評誌にもよく執筆している方です。奥様もピアニストです。
外観は、普通の歯科医院です。
ですが、中はジャズファンにとってはワンダーランド。歯科用の機材がシュールですが、グランドピアノも備えていて、ライブを行うにはよい環境です。
ふと見ると、古くて面白そうなレコードプレーヤーがありました。下の箱には、アンプやスピーカーも入っていて、これだけで、レコードが再生できます。初めて見ました。
レコードプレーヤの下が、ボックスになっていて、アンプとスピーカーが収納されています。
アンプのアップ
スピーカーのアップ