映画「アルピニスト」が、長野市の千石劇場で上映されたので、観てきました。普通の山登りとは、全く異なる世界ですが、登る方法(技術)や山岳景色に興味があります。
(あらすじ)
断崖絶壁に命綱なしで挑む若き天才アルピニスト、マーク・アンドレ・ルクレールに密着したドキュメンタリー。世界的な知名度はほぼ皆無だが、不可能とされていた数々の難所に挑み、新たな記録を次々と打ち立てていく。そんな知られざる天才に、クライミングを題材にした作品を数多く手がけてきたピーター・モーティマー監督とニック・ローゼン監督が密着。雄大な自然を背景に、体力と精神力の極限に挑むマークの姿を、臨場感あふれる映像で映し出す。
(出 演)
(感 想)
クライミングの映像がスリリング過ぎて、最初から最後まで映画館の画面にくぎづけでした。マーク・アンドレ・ルクレールのクライミングは、ほとんど下調べ無しに、そこに行って困難なルートを上るというもので、岩、氷壁、雪の上を、最小限の装備だけで克服していく姿は、驚異的でした。
パタゴニアやスコーミッシュ、ロブソン山など、信じられないような困難なルートを単独で、登った記録をいくつもうち立てますが、25歳で、下山中に雪崩にあって、亡くなってしまいました。本人は自分の道を行っているので、やむを得ないこととはいえ、残念でした。
それにしても、どうやって撮影したのかと思わずにはいられない映像も素晴らしかった。また、マークの恋人でクライマーのブレット・ハリントンや登山家のアレックス・オノルドなども出演して、マークの私生活を含めて、多面的に描き出していたのも印象的でした。
スコーミッシュ
パタゴニア
ロブソン山
ロケ地の説明
【映画「アルピニスト」公式ホームページ】