友人のIさん宅に、約1年4ヶ月ぶりにお邪魔しました。天井が高い10畳のオーディオルームには、スピーカーのタンノイ「スターリング」、プレーヤーのヤマハ「GT-5000」など主な機器に変更ありませんでした。
変更点は、オルトフォンのモノラル用カートリッジを加えたこと、雑音防止を兼ねてアンプとスピーカーなどをつなぐ線(ケーブル)を変えてありました。品位の高い良い音を、ケーキ、珈琲とともに楽しみました。
手前の部屋からオーディオルームを見たところ。
天井が高いです。きれいな額が飾ってありました。
今回、リスニング用椅子が設置されていました。特注品で、Iさんの身体に合わせて作ってもらったようです。僕が座っても、いい感じでした。
オーディオ機器。10畳間ですが、アンプやプレーヤー、レコード類は床の間のスペースに置いてあります。
タンノイのスターリング。英国製の同軸スピーカーです。
アンプ、プレーヤー類。
レコードプレーヤー(ターンテーブル)は、ヤマハのGT5000。
プリメインアンプは、ラックスマンの38FD。
CDプレーヤーは、デノンのDCD-SX1。
昇圧用トランスは、フェーズメーション「T-500」。
(オーディオシステムの変更点)
モノラル用のカートリッジは、フェーズメーションのものから、オルトフォンのものに変更。ステレオ用は、オルトフォンのSPUで変更ありません。
今回、このコードを導入してありました。
WIREWORLDというメーカーの製品だそうです。雑音を拾わず、換えて良かったと話していました。
(試聴用に用いたCD、レコード)
CDは、ジョルジュ・シフラ(p)の名演集。Iさんの好きなアルバムです。
アイザック・スターン(vn)、レナード・バーンスタイン指揮ニューヨーク・フィルの演奏で、ベートーヴェン「ヴァイオリン協奏曲」。オリジナル盤です。弦の再生がよく、素晴らしい音が流れてきました。
アン・バートン(vo)の「Sings For Lovers and Other Strangers」。オリジナル盤で、僕が持参したもの。ヴォーカルの再生がよく、定位もばっちりでした。
ホレス・バーラン「Us Three」。ジョージ・タッカーのベースがどのように響くか、聴きたかったので持参しました。低音の方も結構出ていました。
デクスター・ゴードン「GO」。リバティ社のvangelder刻印入りのレコードです。テナーサックスの音を聴いてみたいので、僕が持参したもの。少し高音に偏った感じもありましたが、迫力ある音で聴けました。
本日は、こちらが真打ち。Iさんがお持ちのビル・エヴァンス(p)、ジム・ホール(g)による「Undercurrent」(United Artists)。オリジナル盤です。特に、ギターの音の再生ぶりが繊細でよく、これは素晴らしかった。
レコードのラベル。
総括すると、モノラル・カートリッジの変更が効いていて、オルトフォンのものは良いなと思いました。さらにコードの変更も雑音低減などに寄与しているようで、音量を上げても、余分な雑音が入らない再生ぶりでした。
「ぷちろーる」で購入したロール・ケーキとIさんが淹れてくれた珈琲でお茶タイム。本日は、楽しい一時を過ごせ、Iさんに感謝しました。
ぷちろーるのお店外観です。参考に住所などを掲げておきます。
【ぷちろーる】
住所:長野県長野市川中島町今井1526番地1
電話:026-284-0483
ホームページ:ぷちろーる - 今井/ケーキ | 食べログ (tabelog.com)