安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

イリアーヌ・イリアス「EVERYTHING I LOVE」と善光寺に商売繁盛で初詣の話題

2020-01-08 20:35:49 | ピアノ・トリオ

令和2年(2020年)仕事始めの1月6日午後に会社としての初詣に善光寺へ出かけてきました。昨年のお札を納めて、新しいものを買い求め、帰りに酒饅頭を事務所の人数分購入して戻りました。天気も良くて、清々しい気分になりました。清々しいピアノの演奏を。

ELIANE ELIAS (イリアーヌ・イリアス)
EVERYTHING I LOVE (BLUE NOTE 2000年録音)

   

イリアーヌ・イリアス(p, vo 1960年ブラジル・サンパウロ生まれ)は、元々ピアニストですが、ヴォーカル・アルバムも多数発表し、世界的に活躍するミュージシャンです。「Made in Brasil」で2016年のグラミー賞(ベスト・ラテン・ジャズアルバム)を受賞するなど、ブラジル色も濃厚です。

彼女のアルバムは何枚か持っていますが、ピアノを中心としたこの「Everything I Love」は結構気に入っています。イリアーヌ・イリアス(p)、クリスチャン・マクブライト(b)、カール・アレン(ds)により4曲、そこにロドニー・ジョーンズ(g)が加わったものが1曲、イリアーヌ・イリアス(p, vo)、マーク・ジョンソン(b)、ジャック・デジョネット(ds)により8曲で、計13曲が収録されています。

イリアーヌ・イリアスの自作が「Bowing To Bud」と「That's All It Was」、チャールズ・ミンガス作「Nostalgia In Times Square」、それら以外はスタンダードで「The Best Of My Heart」、「I Fall In Love Too Easily」、「Everything I Love」、「If I Should Lose You」、「They Say It's Wonderful」、「I Love You」、「Alone Together」、「Woody 'N You」、「Blah Blah Blah」、「Autumn Leaves」。イリアーヌのヴォーカルが4曲に入り、スタンダード3曲には彼女独自のイントロをつけています。

イリアーヌ・イリアスの素晴らしいタッチによる煌めくピアノが楽しめます。スローテンポの「That's All It Was」では、ドビュッシーやラヴェルを連想させ、アルトヴォイスで弾き語りを行った「I Fall In Love Too Easily」、端正にスイングした「Everything I Love」や「I Love You」、独自のイントロをつけ、デフォルメされたメロディ、響きが美しい「Autumn Leaves」、後半ストライドピアノになるバド・パウエルへのオマージュ「Bowing to Bud」などと、なかなかよいです。

【イリアーヌ・イリアスのホームページ】

elianeelias.com

詳しいホームページで、バイオグラフィー、ディスコグラフィーに加え、現在の活動状況がわかります。

【仕事初日の1月6日に善光寺にお参り】

仲見世は混んでいました。

本堂近くの様子です。

本堂の中です。奥の方は撮影禁止です。

納札所が設けられています。

こちらは売店。

お札の他に、だるまなど様々なものがあります。

外国の方も目につきました。英語でしゃべっていたので、オーストラリアあたりの方でしょうか。

   

善光寺酒饅頭本舗つるや。創業は安永八年(1779年)で、以来この地で営業を続けているそうです。

つるやのホームページ:つるや

事務所に戻り、お茶とともにいただきました。

甘さ控えめのあんこにしっとりとした生地が相まって美味しい。



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