長野市の郷土料理のお店「やま茶屋」で、4年ぶりに開かれた旧職場関連の宴会に出ました。懐かしい人にあい、楽しい時間を過ごしました。今年度に入り、宴会が復活しています。お蔵入りから復活した録音。
DONALD BYRD (ドナルド・バード)
THE CREEPER (BLUE NOTE 1967年録音)
最近、CDの廉価盤を何枚か購入したのですが、そのうちの一枚です。これは、ドナルド・バード(tp, 1932~2013年)のハードバップ色が強い最後のアルバムで、その後は、フュージョン系になってきます。もっとも、本作は、1981年になってようやく発売されたものです。
メンバーは、ドナルド・バード(tp)、ソニー・レッド(as)、ペッパー・アダムス(bs)、チック・コリア(p)、ミロスラフ・ヴィトウス(b) 、ミッキー・ロッカー(ds)。チック・コリア、ミロスラフ・ヴィトウスが参加してるのが注目されます。
曲目は、次のとおり。
1 Samba Yantra (Chick Corea)
2 I Will Wait for You (Michel Legrand) 【シェルブールの雨傘】
3 Blues Medium Rare (Donald Byrd)
4 The Creeper (Sylvester Kyner)
5 Chico-San (Chick Corea)
6 Eary Sunday Morning (Donald Byrd)
7 Blues Well Done (Donald Byrd)
スタンダードといってよい「I Will Wait for You」(シェルブールの雨傘)以外は、参加メンバーのオリジナル曲で、ドナルド・バード作が3曲、チック・コリア作が2曲、Sylverster Kyner(ソニー・レッド)作が1曲です。
本作は、1967年10月に録音されていて、ドナルド・バードは、この録音を最後にポップな方向に進みます。「Samba Yantra」や「Chico-San」(チコさん)におけるコリア(p)やヴィトウス(b)のプレイは、小気味よいリズムとあいまいな響きの和音を用いて、胸がすくようです。「Blues Medium Rare」や「Early Sunday Morning」では、バード(tp)のグルーヴィーなソロが聴けますが、それに続くチック・コリア(p)のソロが斬新で、続けて聴くと、1967年前後というのは、ジャズの一つの転換点だったと思わされました。
(参考)本作から「Samba Yantra」が聴けます。
【やま茶屋】
住所:長野県長野市問御所町1315
電話:050-5592-1697
ホームページ:やま茶屋 (やまじゃや) - 権堂/郷土料理/ネット予約可 | 食べログ (tabelog.com)
入口
本日参集したのは、12名です。
野菜の煮物
鶏肉でした。
お刺身。
お鍋。豚肉、豆腐、野菜さまざま、きのこ。
鍋が煮えたところ。出汁がきいているせいか、汁がなかなか美味しい。
茶碗蒸しの代わりかな。魚でした。
タケノコごはん。
ネマガリダケのお味噌汁。ネマガリダケは、ご主人が山からとってきたものでしょう。やま茶屋は、土地のものをいろいろと食べさせてくれます。お酒がすすみ、酔いすぎたので、タクシーで自宅に帰りました。