安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

ドナルド・バード「THE CREEPER」、長野市「やま茶屋」で4年ぶりに旧職場関連の宴会。

2023-05-28 19:30:00 | トランペット・トロンボーン

長野市の郷土料理のお店「やま茶屋」で、4年ぶりに開かれた旧職場関連の宴会に出ました。懐かしい人にあい、楽しい時間を過ごしました。今年度に入り、宴会が復活しています。お蔵入りから復活した録音。

DONALD BYRD (ドナルド・バード)
THE CREEPER (BLUE NOTE 1967年録音)

   

最近、CDの廉価盤を何枚か購入したのですが、そのうちの一枚です。これは、ドナルド・バード(tp, 1932~2013年)のハードバップ色が強い最後のアルバムで、その後は、フュージョン系になってきます。もっとも、本作は、1981年になってようやく発売されたものです。

メンバーは、ドナルド・バード(tp)、ソニー・レッド(as)、ペッパー・アダムス(bs)、チック・コリア(p)、ミロスラフ・ヴィトウス(b) 、ミッキー・ロッカー(ds)。チック・コリア、ミロスラフ・ヴィトウスが参加してるのが注目されます。

曲目は、次のとおり。

1  Samba Yantra (Chick Corea)
2  I Will Wait for You (Michel Legrand) 【シェルブールの雨傘】
3  Blues Medium Rare (Donald Byrd)
4  The Creeper (Sylvester Kyner)
5  Chico-San (Chick Corea)
6  Eary Sunday Morning (Donald Byrd)
7  Blues Well Done (Donald Byrd)
スタンダードといってよい「I Will Wait for You」(シェルブールの雨傘)以外は、参加メンバーのオリジナル曲で、ドナルド・バード作が3曲、チック・コリア作が2曲、Sylverster Kyner(ソニー・レッド)作が1曲です。

本作は、1967年10月に録音されていて、ドナルド・バードは、この録音を最後にポップな方向に進みます。「Samba Yantra」や「Chico-San」(チコさん)におけるコリア(p)やヴィトウス(b)のプレイは、小気味よいリズムとあいまいな響きの和音を用いて、胸がすくようです。「Blues Medium Rare」や「Early Sunday Morning」では、バード(tp)のグルーヴィーなソロが聴けますが、それに続くチック・コリア(p)のソロが斬新で、続けて聴くと、1967年前後というのは、ジャズの一つの転換点だったと思わされました。

(参考)本作から「Samba Yantra」が聴けます。

Samba Yantra - YouTube

 

【やま茶屋】

住所:長野県長野市問御所町1315
電話:050-5592-1697
ホームページ:やま茶屋 (やまじゃや) - 権堂/郷土料理/ネット予約可 | 食べログ (tabelog.com)

入口

本日参集したのは、12名です。

野菜の煮物

鶏肉でした。

お刺身。

お鍋。豚肉、豆腐、野菜さまざま、きのこ。

鍋が煮えたところ。出汁がきいているせいか、汁がなかなか美味しい。

茶碗蒸しの代わりかな。魚でした。

タケノコごはん。

ネマガリダケのお味噌汁。ネマガリダケは、ご主人が山からとってきたものでしょう。やま茶屋は、土地のものをいろいろと食べさせてくれます。お酒がすすみ、酔いすぎたので、タクシーで自宅に帰りました。



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