久しぶりにむさしの森珈琲長野若里店に寄りました。遅い夕食に「グリル野菜ととろけるビーフシチューのご馳走プレート」をいただきました。品物はまずまずでしたが、名前が長すぎかと。短いタイトルのアルバムを。
ART PEPPER (アート・ペッパー)
THE TRIP (Contemporary 1976年録音)
アート・ペッパー(as, 1925~1982年)再起後、2枚目のアルバム。ジョン・コルトレーンからの影響を本人はライナーノートに書いていて、エルヴィン・ジョーンズ(ds)も参加しています。けれども、コルトレーン色は薄く、ポピュラーな曲も入っていて、結構好きなアルバム。
メンバーは、アート・ペッパー(as)、ジョージ・ケイブルス(p)、デヴィッド・ウィリアムズ(b)、エルヴィン・ジョーンズ(ds)。注目は、エルヴィン・ジョーンズの参加で、本作がペッパーとエルヴィンの初共演です。
曲目は次のとおり。
1 The Trip (Art Pepper)
2 A Song For Richard (Joe Gordon)
3 Sweet Love Of Mine (Woody Shaw)
4 Junior Cat (Art Pepper)
5 The Summer Knows (Michel Legrand) 【おもいでの夏】
6 Red Car (Art Pepper)
アート・ペッパーの自作が3曲、ジョー・ゴードン(tp)とウディ・ショウ(tp)のオリジナルが1曲づつ、ミシェル・ルグラン作の映画音楽が1曲です。「Sweet Love Of Mine」が取り上げられているのが嬉しい。
アート・ペッパーは1975年に再起し、「Living Legend」を録音し、続いて本作を録音しました。1950年代に録音した諸作が愛聴盤ですが、再起後の作品も侮れません。エルヴィン・ジョーンズ(ds)を迎えていて、「The Trip」はややコルトレーンの影が見えますが、ペッパー(as)が伸びやかにメロディーを奏するボッサの「Sweet Love Of Mine」、ブルージーで、ジョージ・ケイブルス(p)が好演をしている「Junior Cat」、エルヴィン(ds)のソロも聴ける「Red Car」と、充実しています。
ジャケット裏面にある録音時の写真。
(参考)本作から「Sweet Love Of Mine」が聴けます。
Art Pepper. Sweet Love Of Mine - YouTube
(安曇野市宅で聴いているところ)
飾ってあるレコードは、右から、エルヴィン・ジョーンズ「Very R.A.R.E」(Trio)、本作「The Trip」、ジャッキー・マクリーン「Demon's Dance」(Blue Note)、アート・ペッパー「Live at The Village Vanguard」(Contemporary)。「Very R.A.R.E」と「Live at The Village Vanguard」では、ペッパーとエルヴィンの共演が聴けます。
ジャッキー・マクリーン「Demon's Dance」)も聴いてみました。「Sweet Love Of Mine」の元はこのアルバムです。
僕の持っているのは、Blue Noteの音符レーベルのものです。
Van Gelder刻印が入っています。
【むさしの森珈琲 長野若里店】
住所:長野県長野市若里6丁目1-1
電話:026-229-7151
ホームページ:むさしの森珈琲 | すかいらーくグループ (skylark.co.jp)
駐車場から入口へ向かいます。
入口
店内
季節のオススメデザートは、いちごです。追加でタルト注文してしまいました。
グリル野菜ととろけるビーフシチューのご馳走プレート
お肉は大きめのものが二つ入っていました。
きのこやタマネギ、ピーマンなど。
このパンはなかなか美味しかった。
国産フレッシュいちごのタルト。デザートに注文しました。
イチゴのアップ。