安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

アート・ぺッパー「THE TRIP」、むさしの森珈琲の「グリル野菜ととろけるビーフシチューのご馳走プレート」

2023-03-19 19:30:00 | アルト・サックス

久しぶりにむさしの森珈琲長野若里店に寄りました。遅い夕食に「グリル野菜ととろけるビーフシチューのご馳走プレート」をいただきました。品物はまずまずでしたが、名前が長すぎかと。短いタイトルのアルバムを。

ART PEPPER (アート・ペッパー)
THE TRIP (Contemporary 1976年録音)

   

アート・ペッパー(as, 1925~1982年)再起後、2枚目のアルバム。ジョン・コルトレーンからの影響を本人はライナーノートに書いていて、エルヴィン・ジョーンズ(ds)も参加しています。けれども、コルトレーン色は薄く、ポピュラーな曲も入っていて、結構好きなアルバム。

メンバーは、アート・ペッパー(as)、ジョージ・ケイブルス(p)、デヴィッド・ウィリアムズ(b)、エルヴィン・ジョーンズ(ds)。注目は、エルヴィン・ジョーンズの参加で、本作がペッパーとエルヴィンの初共演です。

曲目は次のとおり。

1  The Trip (Art Pepper)
2  A Song For Richard (Joe Gordon)
3  Sweet Love Of Mine (Woody Shaw)
4  Junior Cat (Art Pepper)
5  The Summer Knows (Michel Legrand) 【おもいでの夏】
6  Red Car (Art Pepper)
アート・ペッパーの自作が3曲、ジョー・ゴードン(tp)とウディ・ショウ(tp)のオリジナルが1曲づつ、ミシェル・ルグラン作の映画音楽が1曲です。「Sweet Love Of Mine」が取り上げられているのが嬉しい。

アート・ペッパーは1975年に再起し、「Living Legend」を録音し、続いて本作を録音しました。1950年代に録音した諸作が愛聴盤ですが、再起後の作品も侮れません。エルヴィン・ジョーンズ(ds)を迎えていて、「The Trip」はややコルトレーンの影が見えますが、ペッパー(as)が伸びやかにメロディーを奏するボッサの「Sweet Love Of Mine」、ブルージーで、ジョージ・ケイブルス(p)が好演をしている「Junior Cat」、エルヴィン(ds)のソロも聴ける「Red Car」と、充実しています。

ジャケット裏面にある録音時の写真。

(参考)本作から「Sweet Love Of Mine」が聴けます。

Art Pepper. Sweet Love Of Mine - YouTube

(安曇野市宅で聴いているところ)



飾ってあるレコードは、右から、エルヴィン・ジョーンズ「Very R.A.R.E」(Trio)、本作「The Trip」、ジャッキー・マクリーン「Demon's Dance」(Blue Note)、アート・ペッパー「Live at The Village Vanguard」(Contemporary)。「Very R.A.R.E」と「Live at The Village Vanguard」では、ペッパーとエルヴィンの共演が聴けます。

ジャッキー・マクリーン「Demon's Dance」)も聴いてみました。「Sweet Love Of Mine」の元はこのアルバムです。

   

   

僕の持っているのは、Blue Noteの音符レーベルのものです。

   

Van Gelder刻印が入っています。

 

【むさしの森珈琲 長野若里店】

住所:長野県長野市若里6丁目1-1 
電話:026-229-7151
ホームページ:むさしの森珈琲 | すかいらーくグループ (skylark.co.jp)

駐車場から入口へ向かいます。

入口

店内

季節のオススメデザートは、いちごです。追加でタルト注文してしまいました。

グリル野菜ととろけるビーフシチューのご馳走プレート

お肉は大きめのものが二つ入っていました。

きのこやタマネギ、ピーマンなど。

このパンはなかなか美味しかった。

国産フレッシュいちごのタルト。デザートに注文しました。

イチゴのアップ。



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