先週の札幌旅行のお土産に北菓楼のお菓子を買いました。いつもチョコレート類が多いので、たまには違うものを買ってくるように奥様からいわれていたので、今回は自宅、職場ともに北菓楼の「開拓おかき」をメインにしました。こちらの「開拓おかき」はサクサクとし、ほんのり海鮮の香り、味がして食べ続けても飽きない美味しさです。永年聴き続けても飽きないアルバムを。
MATT DENNIS (マット・デニス)
PLAYS AND SINGS (KAPP 1954年録音)
マット・デニス(1914~2002年)は、シンガー・ソングライターですが、1933年にプロ活動を開始し、1940年にはジョー・スタッフォードと一緒にトミー・ドーシー楽団に雇われ、作編曲に携わることとなります。その時に書いた「Everything Happens to Me」がフランク・シナトラの歌でまずヒットし、その他にも「Angel Eyes」、「The Night We Called It A Day」、「Violets for Your Furs」といった大スタンダード曲を作っています。
このアルバムは、彼のピアノの弾き語りで、今ではほとんどがスタンダード曲となっている自らのオリジナルを歌ったものです。メンバーは、デニス自身のピアノと歌に、マーク・バーネット(b)、ジーン・イングランド(ds)、デュエットの2曲で奥様のヴァージニア・マクヒュー(vo)が加わります。ハリウッドのクラブ「タリー・ホー」におけるライブ録音です。日本盤LPとCDを持っていますが、CDには歌詞が載っているので、当意即妙なデニスの唄(歌詞)を聴くにはCDが便利です。
曲はすべてマット・デニス作曲になるもので、歌詞はトム・アデアが書いたものが多いです。「Will You Still Be Mine」、「Junior and Julie」、「The Night We Called It A Day」、「We Belong Together」、「Angel Eyes」、「Violet For Your Furs」、「Everything Happens To Me」、「Compared To You」、「That Tired Routine Called Love」、「It Wasn't The Stars That Thrilled Me」、「When You Love A Fella」、「Let's Get Away From It All」の全12曲。デイブ・ブルーベック(p)は「Angel Eyes」(Columbia)というマット・デニス曲集のアルバムを作っていますが、その収録曲は1曲を除き、この中に入っている曲です。
よく知られたアルバムで、愛聴盤です。札幌のジャズ喫茶「Groovy」のマスターも男性歌手ではマット・デニスが好きだとおっしゃっていました。軽快にスイングし、乗ってくると歌詞を変えたり、スキャットも出ていますし、一転してバラードでは幻想味が感じられます。自らつけるピアノ伴奏のフレーズもお洒落でドンピシャとはまるのも素晴らしい。乗っているイントロからわくわくする「Will You Still Be Mine」、バーにいる気分にさせてくれるデニスの代表作「Angel Eyes」、ジョン・コルトレーン(ts)、ズート・シムズ(ts)に名演がある「Violet For Your Furs」などどれも気に入っています。
【Dave Brubeck 「Angel Eyes」】
【お土産に購入した北菓楼のお菓子】
「開拓おかき」の「函館いか」味です。
北海道と袋に表示があるのが素晴らしい。
こちらは、開拓おかきの小さめのもの。ホタテ味です。
ショコラポケット。チョコレート系も買いました。
【北菓楼 開拓おかきのページへのリンク】