安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

JAZZ BIGBOY(ジャズ喫茶 東京都千代田区神保町)

2019-09-25 20:01:24 | ジャズ喫茶

「BIGBOY」は、ディスクユニオンジャズ東京のディスク紹介冊子の裏面にお店の案内が出てくるので、いつか行こうと思いながら、営業時間にフィットしなかったりして、行けずにいましたが、先週の20日(金)に初めて寄ることができました。

3つあるテーブル席とカウンター席がほぼいっぱいでした。アイスコーヒーを頼みましたが、すっきりとした甘味が出ていて、とても美味しいものでした。ハードバップなど1950~60年代の録音だけでなく、最近の録音もかかっていました。ジャズ東京へいった際など、また寄りたいお店です。

地下鉄神保町駅A7出口から出て、喫茶店「さぼうる」の前を通り過ぎた奧にお店はあります。

お店の看板

入口。わかりやすいです。

窓からは名盤が見えます。

メニューが入口に表示してあります。

スピーカーは、JBL4343B。MARKLEVINSONのアンプを使用。

大量のLPやCDが置いてあります。

往年の名盤が揃っているようです。

   

当日かかったCD。Jazz at Berlin Philharmonicシリーズ(ACT)の一枚。ピアニストのイーロ・ランタラがリーダー。ジャズ界の伝説的な後援者“Jazz Baroness (ジャズ男爵夫人)” パノニカ・ドゥ・コーニグズウォーターへのトリビュート作。

【BIGBOY】

住所:東京都千代田区神保町1-11 
電話:03-3233-4343

ホームページ:jazzbigboy


喜佐 (寿司・和食 長野県北安曇郡松川村)

2019-09-24 20:14:32 | グルメ

最近、所用で松川村に行くことが多く、先日はランチに喜佐(きすけ)に寄りました。JR大糸線信濃松川駅に近い場所に立地しています。全く、初めてでしたが、外観が良さそうなので入ってみました。

ランチメニューの寿司と天ぷらを頼みましたが、松川村にこのような寿司屋さんがあるとは思っていなかったので、驚きました。カウンターに腰かけたので、大将(マスター)と松川村や安曇野市の話をしながら、昼食をいただきました。宴会も結構行われているようで、機会があれば夜でもよいので、また寄りたいお店です。

お店の外観。駐車場は、道路を挟んだ反対側に商店街共用のものがあり、何台も停められます。

入口。

店内。カウンター席。足を延ばせるようになっています。

店内。テーブルで、こちらも掘りごたつ式で、足を伸ばせます。奥には二階へ通じる階段があり、二階は宴会場になっているようです。

カウンター席を撮りました。

寿司がくるまでのお茶うけが出てきました。これにはびっくり。

きゅーりの漬物、昆布、おかかです。一人には多い量ですが、全部いただいました。

寿司と天ぷらが出てきました。

お寿司。マグロ、海老、卵焼きなど定番のものですが、なかなかよいです。ご飯が多すぎないのもよい。

天ぷら。エビや野菜など種類も多い。

味噌汁も出てきて、味からすると、海老あたりで出汁をとっている感じです。訊けばよかったですが、忘れました。

目の前にはお酒も置いてあり、大将から昼からでもよいよと言われましたが、さすがにそういうわけには。

【喜佐(きすけ)】

住所:長野県北安曇郡松川村7021-30
電話:0261-62-6002
ホームページ:喜佐(きすけ) (食べログのページです)


ジャズ喫茶「マシュマロ」と横浜の街歩き 

2019-09-23 20:05:33 | ジャズ喫茶

9月19日に横浜のモーション・ブルー・ヨコハマで、シーネ・エイのライブを聴いたのですが、その前に中華街のジャズ喫茶「マシュマロ」によりました。マスターの上不三雄さんは、変わらずお元気で、ウォーン・マーシュ(ts)の話などをしてくださいました。

マシュマロから中華街を抜けて港へ出て、赤レンガ倉庫へ。歴史的な建築物が残り、船が行き交うなど横浜らしい美しい景色を見ることができました。終演後は、関内まで歩いたのですが、夜景が素敵でした。 

マシュマロはこのビルの2階にあります。

店内。オーディオ装置に変化はありません。キャノンボールのアルバムがかかっていました。

カウンター

暑かったので、ビールをいただきました。

入口から全体を撮影。ミュージシャンの写真がたくさんあって、見ているだけでも楽しめます。

西条幸之助(ts)がソロをとっているのを見ているハービー・スチュワード(ts)。目にとまった写真です。

中華街を抜けて港の方へ歩いている最中です。

  

横浜市開港記念会館

海岸通りにきました。横浜税関本関庁舎です。

港へ出てきました。

停泊中の客船でしょうか。

対岸に赤レンガ倉庫を見ながら進みます。

夕暮れのみなとみらい方面。

モーション・ブルー・ヨコハマの入っている建物です。

赤レンガ倉庫あたりから見た横浜港。

公演が終了して、関内目指して歩いているところです。

橋の上から。

観覧車のネオンの色が変わって華麗な光景です。当夜はいい音楽にいい景色で、適度に歩きもしたので、ぐっすりと眠れました。

【ジャズ喫茶 マシュマロ】

住所:神奈川県横浜市中区山下町214 巴里堂ビル 2F
電話:090-2202-3293
ホームページ:マシュマロ (facebookです)


キャノンボール・アダレイ IN NEW YORK と穂高ビールの話題

2019-09-22 20:02:20 | アルト・サックス

先日、安曇野市穂高のレストラン「ラトリエ・デ・サンス」に寄りましたが、帰りに併設のブルーワリーで作られている「穂高ビール」を夕食用に購入してきました。安曇野の水と安曇野産のホップを使ったビールで、こういう製品が身近で作られているのは嬉しいところです。ビールを飲みながら聴いたアルバム。

CANNONBALL ADDERLEY (キャノンボール・アダレイ)
IN NEW YORK (RIVERSIDE 1962年録音)

   

キャノンボール・アダレイ(as)には、多数のリーダー作がありますが、ライブ盤も好きです。とりわけ、リバーサイドレーベルの1959年録音の「in San Francisco」とこの1962年録音の「In New York」は、メンバーの入れ替わりはあるものの、キャノンボールのハードバップ寄りなプレイをとらえたもので、昔からよく聴いていました。

メンバーは、キャノンボール・アダレイ(as)、ナット・アダレイ(cor)、ユーゼフ・ラティーフ(ts,ob)、ジョー・ザヴィヌル(p)、サム・ジョーンズ(b)、ルイ・ヘイズ(ds)。ニューヨークのジャズクラブ「ヴィレッジ・バンガード」における録音です。このメンバーによる初の録音で、新メンバーのザヴィヌルやラティーフのプレイも注目されます。

曲は、ジミー・ヒース作「Gemini」、ユーゼフ・ラティーフ作「Planet Earth」と「Syn-anthesia」、アーニー・ウィルキンス作「Dizzy's Business」、ジョー・ザヴィヌル作「Scotch and Water」、クロージングテーマのサム・ジョーンズ作「Cannon's Theme」。最初や途中にキャノンボールのMCも入ります。

キャノンボール・アダレイ(as)をはじめメンバーのエキサイティングな演奏が、ジャズクラブの雰囲気とともに楽しめます。「Dizzy's Business」は、サム・ジョーンズ(b)とルイ・ヘイズ(ds)の豪快なリズムに乗ったスイング感溢れる曲で、アダレイ、ナット(cor)、ラティーフ(ts)と快調なソロが続きます。ザヴィヌル作の「Scoth and Water」は踊り出したくなるようなブルージーな曲で、キャノンボールとザヴィヌル(p)のソロがスリリングです。ラティーフは「Gemini」でフルート、「Syn-anthesia」でオーボエを演奏して音色にカラフルさを加えています。

安曇野市の自宅で聴いているところ

レコードは多分オリジナル盤です。

【地ビールの「穂高ビール」】

ラトリエ・デ・サンスの販売コーナー

このレストランで併設された工場で作っているビールが販売されています。

2本買ったら箱に詰めてくれました。

穂高ビールのケルシュとピルスナーです。どちらも飲みやすいそうです。

山岳風景のラベルが気に入りました。

ケルシュを開けて飲んでいます。なかなかいけます。美味しい。

音楽を聴く部屋で飲んでいます。あまりやらないのですが、たまにはよいですね。飲みながら聴いているので、キャノンボールの演奏もますます良く聴こえます。

【ラトリエ・デ・サンスの穂高ビールのホームページ】

latelier-des-sens.jp/beer


シーネ・エイ(vo)ライブ (9月19日 モーション・ブルー・ヨコハマ)

2019-09-21 20:02:19 | 演奏会・ライブ

一昨日の19日に、横浜のモーション・ブルー・ヨコハマで、デンマークの女性歌手シーネ・エイのライブがあったので聴いてきました。今回は、ピアノトリオの伴奏なので、各人の演奏も楽しみです。

(出 演)

Sinne Eeg(vo)  シーネ・エイ(ヴォーカル)
Jacob Christoffersen(p)  ヤコブ・クリストファーセン(ピアノ)
Lennart Ginman(b)  レナート・ギンマン(ベース)
Morten Lund(ds)  モーテン・ルンド(ドラム) 

(曲 目)

1   不明  
2 不明
3  You've Changed
4  Comes Love
4  不明
5  Strawberry Fields Forever (ビートルズの曲)
6  不明
It’s Allright With Me

〈休憩〉

1  It Might As Well Be Spring
2  What Are You Doing The Rest of Your Life  
3  My Favorite Things
4  Love is A Time of Year
5  Goodbye
6  不明
7  To A New Day (次のアルバムに収録予定のオリジナル曲だそうです)
8  It's Time To Go (アンコール曲)

(感 想)

昨年に続き、シーネ・エイのライブを聴きました。昨年はヤコブ・クリストファーセン(p)の伴奏だけでしたが、今回はピアノトリオだったので、シーネの歌とともに各人のソロを含めてよくスイングしたステージを楽しめました。

曲目に不明とあるのは、彼女のオリジナル曲です。既発売のアルバムに収録されていると思いますが、にわかにわからなかったので、判明したら追記します。後半は、スタンダード曲が多かったのですが、新作アルバムに収録予定の曲も披露してくれました。

4ビートだけでなく、ファンクっぽいリズムでも歌っていましたが、後半の1と2はスローテンポで、ピアノ伴奏だけでしっとりと歌っていました。シーネ・エイの声質は、昨年より幾分ハスキー度が増している点が気になりましたが、バラードはそうでもないので、曲によってかもしれません。

伴奏のピアノトリオは、最初の曲で音が出た瞬間、サウンドが素晴らしくて驚きました。マシュマロレーベル(ジャズ喫茶マシュマロ)のオーナーの上不三雄さんから、『レナート・ギンマン(b)とモーテン・ルンド(ds)は、たくさん録音したけど超一流だよ』と伺っていたのですが、まさにそのとおりでした。

モーション・ブルー・ヨコハマに初めて入りましたが、適度な大きさで美しいクラブです。なかなか横浜まで足を伸ばせませんが、機会があればここでまたライブを聴きたいと思いながら、宿泊先のホテルに向かいました。

【会場で購入したシーネ・エイのレコード「DREAMS」(Stunt Records)】

   

出演した4人にサインをもらいました。

【Jacob ChristoffersenのCD「We Want You」(Stunt Records)】

   

ヤコブ・クリストファーセン(p)のCDを会場で購入し、サインをもらいました。

【モーション・ブルー・ヨコハマ(Motion Blue YOKOHAMA)】

住所:横浜市中区新港一丁目1番2号 横浜赤レンガ倉庫2号館3F
電話:045-226-1919 (11:00am~9:00pm)
ホームページ:motionblue.co.jp

夕方の赤レンガ倉庫2号館。この3階にモーション・ブルー・ヨコハマがあります。

Motion Blueの受付。僕が到着した時には、既にたくさんのお客様が並んでいました。

夕食にライト・ディナーというセットを注文しました。これは前菜。

メインは牛肉でしたが、まずまず美味しくいただきました。飲み物は、ハイネケンビールです。

パンをおかわりしました。