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安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

Pizzeria Trattoria La Cotta(ラ・コッタ)(ピザ・イタリアン 長野市北石堂町)

2019-09-20 20:23:26 | グルメ

このところ、イタリアオペラの名曲コンサート、イタリアのジャズグループのライブと、イタリア続きですが、その続きで、先日、長野市の街中にあるPizzeria Trattoria La Cotta (略して「ラ・コッタ」)にランチに寄りました。この7月に移転してきたお店で、それまでは、郊外で営業していました。

店内にはイタリアンポップス(カンツォーネ)が流れていて、雰囲気が出ています。ピザがお奨めのお店なので、マルゲリータを注文。25cmの大きさでしたが、生地が厚めで、量的にも十分で、焼きたてを美味しくいただきました。デザートにパンナコッタもいただきましたが、ワインなど飲み物も充実しているので、夕食などにもよさそうです。

   

3階建ての外観。煙突が目立ちます。

入口

店内。一階はテーブル席が3つとカウンター席です。

一階のテーブル席

ピザ窯

ランチのメニュー。マルゲリータの25cmを注文。

ランチのサラダ。ドレッシングは、酢が効いていました。

マルゲリータ

アップです。

デザートと珈琲

パンナコッタ

【Pizzeria Trattoria La Cotta(ピッツェリア トラットリア ラ コッタ)】

住所:長野県長野市北石堂町1180-15
電話:026-227-0101
営業:11:30~15:00(LO14:00)、17:30~22:00(LO21:00) *日・祝日 17:30~21:00(LO20:00)
定休日:月曜(不定休)
ホームページ:Pizzeria Trattoria La Cotta (facebookです。)


デニーズ・ドナテッリ IN THE COMPANY OF FRIENDS

2019-09-19 20:06:35 | ヴォーカル(A~D)

雑誌BRUTUSの2019年9月1日号の特集が、「ますます美味しい酒場」というもので、東京酒場ガイドの他に、仙台、松本、熊本への酒場旅の記事があったので、思わず購入しました。僕はお酒(アルコール)に弱く、すぐ酔ってしまうのですが、酒場の雰囲気は結構好きです。こんな美人がお店のママだったら入店してしまいそうです。

DENISE DONATELLI (デニーズ・ドナテッリ)
IN THE COMPANY OF FRIENDS (Jazzed Media 2004年録音)

   

アメリカ西海岸を中心として活躍するヴォーカリスト、デニーズ・ドナテッリのデビューアルバムです。既に15年ほど前の録音になりますが、国内盤が発売された当時、好評をもって迎えられたアルバムです。昔、購入したのですが、モード的なハーモニーを使った伴奏の編曲が好きになれず、放っておいたのですが、改めて聴くとまずまずなので取り上げました。

メンバーは、デニーズ・ドナテッリ(vo)、トム・ガ―ヴィン(p,編曲)、トム・ウォリントン(b)、スティーヴ・ホートン(ds)、曲によりクレイ・ジェンキンス(tp)やアンディ・マーティン(tb)、ボブ・シェパード(ts,ss,fl)などが加わります。ドナテッリのアルバムですが、もう一人の主役がトム・ガ―ヴィンで、編曲、伴奏に腕を振るっています。

曲は、スタンダード曲が「On Green Dolphin Street」、「The Thrill Is Gone」、「'Round Midnight」、「You Don't Know What Love Is」、「A Sleepin' Bee」、「Send In The Clowns」、「This is New」、「If You Could See Me Now」、「Dream Dancing」、トム・ガ―ヴィン作曲の「A Roarin' Borin' Alice」、デイヴ・グル―シン作曲で、セルジオ・メンデスが録音している「Whne Summer Turns To Snow」、デイヴ・フリシュバーグ作「Our Love Rolls On」の全12曲。

デニーズ・ドナテッリの初リーダー作ですが、キャリアは十分なので、完成度が高く自在な歌唱を楽しむことができます。歌声は柔らかく、全体にカーメン・マクレエを思い浮べる感じもあります。器楽ソロが結構入り、ソロ自体は悪くありませんが、もう少し歌中心にしてほしい編曲です。僕はバラードの「Send in The Clowns」や「If You Could See Me Now」が気に入りましたが、ミディアムテンポの「The Thrill is Gone」あたりもよいです。

【デニーズ・ドナテッリ・ホームページ】

denisedonatelli.com

アルバムの紹介やライブ活動の様子がわかる充実したホームページです。

【BRUTUS 2019年9月1日号】

   

表紙

   

東京酒場ガイド115。115軒のお店を、「新・大衆酒場」、「名酒場出身」、「ひとり呑み」、「うつわ好き」、「ニューおかみ」といったキーワード毎にまとめて紹介してあります。

   

酒場のある城下町の特集。見開きで仙台の文化横丁の写真が使われています。

    

仙台の「BATONS」

   

7店の紹介があり、一番町や国分町だけでなく、昔は何もなかった大町で営業しているお店の紹介が2軒もあって驚きました。

   

松本の「peg」

   

7軒紹介のうち行ったことがあるのは1軒だけでしたが、他に寄ってみたいお店を見つけました。

   

熊本の「KIJIYA」

   

熊本には2回しか行ったことがありません。紹介されているお店全てが面白そうなので、いつか出かけてみたい。


ロザリオ・ジュリアーニ&ファブリッシオ・ボッソ・クインテットライブ (9月15日 北安曇郡池田町交流センター)

2019-09-18 20:06:37 | 演奏会・ライブ

イタリアからロザリオ・ジュリアーニとファブリッシオ・ボッソが来日し、9月22日まで全国で公演を行っています。安曇野市の北隣の池田町で15日にコンサートが開催されたので、聴いてきました。

   

(出 演)

Rosario Giuliani( ロザリオ・ジュリア-ニ)(as)
Fabrizio Bosso(ファブリッシオ・ボッソ)(tp)
Alessandro Lanzoni アレッサンドロ・ランツォーニ)(p)
Darryl Hall (ダリル・ホール)(b)
江藤良人(ds)l HallDarryl HalRosario Giulianil

ロザリオ・ジュリアーニ&ファブリッシオ・ボッソ・クインテット。会場の右手前に座ったので、その位置からの写真です。

ファブリッシオ・ボッソ(tp)

ロザリオ・ジュリアーニ(as)。

アレッサンドロ・ランツォーニ(p)。紹介されているところです。

ダリル・ホール(b)と江藤良人(ds)。

(曲 目)

アンコールを含めて7曲演奏しました。途中で、ジュリアーニがイタリア語でまとめて曲名を言いましたが、全くわかりませんでした。かろうじて、1曲目がボッソ作曲の「ドバイ」、2曲目はバラード扱いの「ニューシネマパラダイスのテーマ」、3曲目は、多分ですが「Be Bop」、4~6曲目はオリジナル曲、アンコールで7曲目が、デューク・エリントン作「In A Sentimental Mood」。

(感 想)

バリバリの現代ハードバップの演奏でした。ボッソ(tp)が、エキサイティングでした。掠れた音は一切なく、ハイノートをヒットするのもすごいですが、次々にアイデアが湧いてきてソロの途切れる瞬間がないので驚きました。バラード演奏では、きれいな音色で吹いていましたが、終結部はカデンツァで盛り上げるなど、終始力強い演奏ぶりでした。

ジュリアーニ(as)は、CDで聴いたこともなくはじめてだったのですが、こちらも情熱的なプレイでした。スタイル的には、ケニー・ギャレットに似ている感じがしました。4曲目など、ルバート気味に、ボッソとジュリアーニの掛け合いが延々と続いてスリルがありました。

ランツォーニ(p)の個性的な演奏にも驚きました。タッチが重く、和音を含めてブルーな響きが印象的です。セロニアス・モンクあたりからの影響がありそうでしたが、独自のものをもっていて、3曲目ではピアノトリオとして演奏した部分があって、そこはまずまずよかった。

ダリル・ホール(b)と江藤良人(ds)は、早いテンポでも堅実なリズムを送り出していました。興奮した素晴らしいライブでしたが、終わってみると年齢のせいかかなり疲れました。これだけエネルギッシュだと、ボッソ(tp)とピアノトリオの組み合わせだけでもよいかもしれません。 


来年のセイジオザワフェスと最近聴いているクラシックのCD

2019-09-17 20:06:12 | クラシック

(今年のセイジオザワフェスの総評と来年の指揮者)

今年(2019年)のセイジオザワフェスについて、9月11日付信濃毎日新聞に音楽評論家の東条碩夫(とうじょう・ひろお)さんが総評を寄稿し、その見出しには『名手ぞろい 主役はSKO(サイトウ・キネン・オーケストラ)』とありました。まさにその通りですが、指揮者のファビオ・ルイージさんの貢献も大きかったと思いました。

   

来年(2020年)の指揮者は、6度目となるファビオ・ルイージと2013年にラヴェルのオペラ「スペインの時」を指揮したステファヌ・ドゥネーヴと発表されました。ドゥネーヴは、ブリュッセル・フィルハーモニーとセントルイス交響楽団の音楽監督であり、フィラデルフィア管弦楽団の首席客演指揮者も務めています。

(最近聴いているクラシックのCD)

【ファビオ・ルイージ指揮ウィーン交響楽団 マーラー交響曲第1番「巨人」】

    

8月にセイジオザワフェスで聴いたファビオ・ルイージが指揮したマーラーの交響曲第1番「巨人」の演奏がよかったので、彼が指揮したウィーン交響楽団のCD(2012年録音)を購入しました。素晴らしい弦のアンサンブルが聴かれ、このCDはなかなかよいです。

【ウィーン・フィル・サマーナイト・コンサート2019】

   

グスターボ・ドゥダメル指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団。ユジャ・ワン(p, ラプソディ・イン・ブルーに出演)。2019年は、アメリカ・ナイトで、「キャンディド序曲」、「星条旗よ永遠なれ」、「ラプソディ・イン・ブルー」などに交じり、珍曲といっていいスタイナー「カサブランカ」組曲やツィーラー「星条旗行進曲」が演奏されました。

ユジャ・ワン(p)目当てに購入したのですが、彼女の演奏は歯切れがよく、ドゥダメル指揮のウィーンフィルは、リズミカルでした。選曲が面白く、ウィーンフィルの初演奏や初録音の曲が含まれています。レコード会社の都合からか、CDの解説書にユジャワンやドゥダメルの写真がないのが残念。 

【ウィーン・フィル・サマーナイト・コンサート2018】 

   

2019を購入したついでに、2018年のウィーン・フィル・サマーナイトコンサートも注文しました。指揮はワレリー・ゲルギエフ、ゲストにソプラノのアンナ・ネトレプコ。イタリアンナイトで、オペラの序曲やアリアが演奏され、ウィーンフィルのサウンドの美しさに浸れるコンサートのようでした。

ネトレプコは、「アドリアーナ・ルクヴルール」より 「私は創造の神の慎ましい侍女です」、「トスカ」から「歌に生き、恋に生き」、「道化師」より 「あの大空で囀っている」(鳥の歌) 、「ジャンニ・スキッキ」より「ねえ! やさしいおとう様」の4曲を歌っています。「運命の力」序曲や「カヴァレリア・ルスティカーナ」 間奏曲なども演奏されて、華やかです。

   

CDの解説書にある写真。ネトレプコが歌っているところ。

     

ネトレプコとゲルギエフ。


モバイルパソコン「富士通FMVU75B3B」が修理を完了して復活。

2019-09-16 20:02:07 | お出かけ・その他

パソコンの修理(「メインボードの交換」)が完了して手元に届きました。約2週間かかりましたが、メインボードと記憶装置が別の配置になっている機種なので、情報は全て残っていたので、助かりました。

まずは「マイクロソフトアカウントとパスワード」が必要。

1週間ほど前、修理に出したパソコンのマイクロソフトアカウントとパスワードを、お店の修理担当から訊かれました。メインボードの交換なので、それがないと作業が進まないそうです。そこで、それらを紙に書いて出かけて行き、細かな情報を取り出してもらい、それを富士通の修理部門に送ってもらいました。

ケーズデンキ若里店のパソコンの修理受付です。お店で購入しているので、こういうときは頼りになります。

戻ってきたパソコンは、厳重に梱包されていました。これは本体だけとりだしたところです。

なんと、記憶装置はメインボードと別になっているので、いままでの情報は消えていませんでした。セットアップなど、面倒な作業が必要ないので、助かりました。

サインインした画面です。

GooブログのIDとパスワードを訊かれました。これは覚えているので大丈夫です。

メインボードを交換した場合は、ライセンス認証が再度必要になるようです。インターネットに接続した場合は、自動的に認証になるそうです。これもクリアでした。

修理から戻ってきた場合の注意です。パソコン単体で動作確認するようにとのことです。これは、ケーズデンキ若里店で、渡してもらう前に試しで行ってもらいました。

注意書きもついてきました。

(1)近くに飲み物を置かないように。液体がはいると電子回路がショート又は腐食して動作しなくなるそうです。

(2)電源を切ってから30秒間は持ち運ばないようにすること。ハードディスクのディスクが電源を切ってから30秒間は回転しているとのことです。

このへんはしっかり守って、なるべく長く使いたいと考えています。お店で購入したものだったので、持ち込んだだけで、後はお店で対応してくれました。ケーズデンキのアフターサービスに良い印象を持ちました。