安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

映画「エルヴィス」を観ました。 (7月5日 上田TOHOシネマズ)

2022-07-06 19:30:00 | 映画・DVD・テレビ

アメリカの歌手、エルヴィス・プレスリーの生涯を描いた映画「エルヴィス」が、長野県内でも上映されたので、観てきました。

(あらすじ)

人気絶頂で謎の死を遂げたスーパースター、エルヴィス・プレスリー。彼が禁断の音楽“ロック”を生んだライブの日から世界は一変した。センセーショナルすぎるパフォーマンスから若者に熱狂的に愛された一方で、中傷の的になり警察の監視下に置かれる。型破りに逆境を打ち破る伝説と、裏側の危ない実話。世界一売れたスターの裏には強欲マネージャーがいた―。彼を殺したのは誰なのか?

(主なスタッフ・キャスト)

監督:バズ・ラーマン
エルヴィス・プレスリー:オースティン・バトラー
トム・パーカー:トム・ハンクス
プリシア:オリビア・デヨング

(感 想)

上映時間は159分でしたが、最後まで緊張が途切れない面白い映画でした。主に、全編に渡って流れる、エルヴィスの歌声のためです。ハイライトは、1968年のNBCテレビの特別番組「エルヴィス」を製作していく過程や同番組内で「明日への願い」(If I Can Dream)」を歌う場面で、感動しました。

ストーリーは捻ってあり、マネージャーの「トム・パーカー」の視点から商品としてのエルヴィスが語られたり、二人の確執の場面も多く出てきます。これは、作品に興味をもってもらうためには、必要なのかもしれませんが、芸能界裏話風で、違和感も感じました。

オースティン・バトラーは、吹き替え無しで「That's All Right」や「Blue Suede Shoes」などの歌を歌い、エルヴィスになりきっていて、よかった。晩年の歌声は、エルヴィス本人のものを使ったそうですが、「You Don't Have to Say You Love Me(この胸のときめきを)が使われなかったのが、ちょっと残念。

ピアノを弾きながら「Are You Lonesome Tonight?(今夜はひとりかい?)」を歌う場面。

エルヴィス役のオースティン・バトラー。

トム・パーカー大佐役のトム・ハンクス

   

歌っている場面

   

実物のエルヴィス・プレスリー。

【映画「エルヴィス」公式サイト】

映画『エルヴィス』オフィシャルサイト (warnerbros.co.jp)


上田市「ニュービーナス」の焼肉定食でランチ。ボリューム満点でお値打ち。

2022-07-05 19:30:00 | グルメ

最近、職場でのランチは、暑さにめげて、パンと珈琲で済ませたりしています。けれども、ボリューム満点のランチを出す喫茶店があると教えてもらったので出かけてきました。

お店の名前は「ニュービーナス」。店名、外観、内装ともに、昭和の時代を想い起こさせる懐かしい雰囲気の喫茶店でした。ランチは、ボリュームがあり値段も安く、お客様が入っているのもうなづけました。

外観。

正面から。お店は二階になります。

店内。お客様が入っていたので撮りませんでしたが、奥も広いです。

メニューの一部。各種定食、スパゲッティ、ラーメンなど、いろいろ揃っています。

注文したのは、焼肉定食です。700円でした。

野菜が多いのがありがたい。

お肉の下にもキャベツやタマネギが隠れていました。

茹でたアスパラガス。奥には、酢の物があります。

キューリの漬物。

味噌汁。具は、ワカメと豆腐です。

ヨーグルトもついていました。全体にボリュームがあるので、ご飯は小盛でよい気がしました。次回は、スパゲッティをいただいてみたい。

【ニュービーナス】

住所:長野県上田市中央3-9-7
電話:0268-27-5753
ホームページ:ニュービーナス - 上田/喫茶店 | 食べログ (tabelog.com)


大河原峠から蓼科山登山(2)【蓼科山頂ヒュッテのオーディオ、下山、蕎麦「しもさか」】

2022-07-04 19:30:00 | 登山・ハイキング

大河原峠から蓼科山登山の2回目です。今回は、蓼科山頂ヒュッテで珈琲を飲みながらの休憩、下山の様子、昼食に寄った蕎麦「しもさか」について記します。山頂ヒュッテの巨大スピーカーやアンプには驚きました。

【行 程】

大河原峠 9:12 → 将軍平 10:23-37(休憩) → 蓼科山山頂 11:16-51(ヒュッテ休憩) → 将軍平 12:23-31(休憩) → 大河原峠 13:35

昼食 蕎麦「しもさか」

【蓼科山頂ヒュッテ】

住所:長野県茅野市北山冷山1205 蓼科山頂上
電話:090-7258-1855
ホームページ:蓼科山頂ヒュッテ【公式サイト】 (tateshinayama.com)

山頂の手前に位置しています。

メニュー。当日は、注文が相次いでいて、ごはん類は午前中に終了したようです。

ヒュッテ内。オーディオ類にも驚いたのですが、アップライトピアノが置いてありました。ヘリコプターで運んだそうです。

真ん中の小さなスピーカーから、ポップスが流れていました。

巨大なスピーカーが奥の部屋に行く扉の左右に設置されています。

   

「Excellent」とロゴがありました。

   

アンプとCDプレーヤー。CDプレーヤ―は、マランツ製です。

ETONE製真空管アンプを使用しているようです。昼間は使わないそうです。泊まると、聴くことができるそうです。

初めて知りました。「蓼科山頂の歌」があるそうです。

珈琲。美味しくいただきました。

【蓼科山山頂~将軍平~大河原峠】

蓼科山頂ヒュッテで、珈琲タイムをしてから、下山しています。

マイズルソウ。この花には、上りでは気づきませんでした。

歩荷さん(山頂ヒュッテの方だと思います。)が上ってきます。このあと、「こんにちは」と、声をかけていただきました。

どんどん下ります。人がいない場所で撮っていますが、団体の皆さんなど、多くの方が、上ってきていました。

将軍平に到着。相変わらず人がたくさんいました。しばし休憩。

オサバグサでしょう。せっかくなので、アップしておきます。

平になってきて、登山口が近い。

登山口、駐車場に到着。

駐車場脇にあるカフェは休業中でした。前に入ったら、珈琲が美味しく、やっていればよいなと思っていました。コロナ禍のためだと思いますが、再開されるかどうか。

【しもさか】

住所:長野県茅野市北山蓼科4035-1026
電話: 0266-67-2682
ホームページ:しもさか | 国内産無農薬・無添加の十割そば | 長野県蓼科 (shimosaka-soba.jp)

看板

入口

テラス席もあります。

入店した時には、蕎麦をうっている(作っている)ところで、少し待っていてくださいと言われました。

ざるそばを注文。

そば本来の風味があり、品質の良い蕎麦でした。美味しい。

長さが短いものもありましたが、食べるのには気になりません。

薬味。山葵など良いものを使っています。

蕎麦湯。結構トロっとしていました。

僕は裏の方からお店に行きましたが、表はこちら側。周囲には小川が流れ、自然豊かな別荘地といった雰囲気の場所です。


大河原峠から蓼科山登山(1) 【大河原峠~将軍平~山頂】

2022-07-03 19:30:00 | 登山・ハイキング

7月2日(土)は、一人で蓼科山へ登りました。山頂ヒュッテに大きなスピーカーがあると聞いていたので、それを見たかったからです。遅い時間からなので、駐車とコースタイムを考え、大河原峠からにしました。

将軍平や山頂は、かなり賑わっていて夏本番を感じさせました。山頂ヒュッテで珈琲をいただき、オーディオ装置も拝見できました。蓼科山は、女乃神茶屋から登ったことがないので、次回はそちらから。

【行 程】

大河原峠 9:12 → 将軍平 10:23-37(休憩) → 蓼科山山頂 11:16-51(ヒュッテ休憩) → 将軍平 12:23-31(休憩) → 大河原峠 13:35

昼食 蕎麦「しもさか」

【大河原峠~将軍平】

大河原峠の本来の駐車場は満杯なので、佐久市側に少し行った広い路肩に停めました。うまく停められてよかった。

大河原ヒュッテは営業していませんでした。

大河原峠登山口です。ヒュッテの右側から登山道が続きます。

蓼科らしい、石がゴロゴロとした道です。樹林帯の中は涼しく、快適でした。ただし、虫が多いので、虫除けのスプレーは必要。

この花は、ミツバオーレンかなと思ったのですが、異なる気がします。わかる方ご教示お願いします。→きまぐれ親父さんから、「ミツバオーレン」だと教えていただきました。

樹木の間から蓼科山が見えてきました。

佐久市の最高地点です。2,380m。この地点から将軍平へはごく緩く下ります。

倒木も結構ありました。

不明。→きまぐれ親父さんから、オサバグサだと教えていただきました。「オサバグサ」を見ることができ、嬉しい。

赤谷分岐。もうすぐです。

将軍平分岐のすぐ手前が広場になっていて、形良く蓼科山山頂が見えます。

多分シロバナヘビイチゴが、たくさんありました。

将軍平へ到着。賑わっていました。休憩しましたが、売店を覗いたり、なかなか楽しい。

【将軍平~山頂】

将軍平からは、岩の間を登ります。混んでいました。

花が目に付き、写真を撮りながらのゆっくりペースです。これは、ミツバオーレンだと思います。

コイワカガミ。岩と花とのコラボで、一段と映えます。

頂上まで15分の表示。

ツガザクラだと思います。

蓼科山頂ヒュッテの前に出ました。

山頂

山頂の標識のすぐ横に、三角点があります。

山頂からの視界は今一つでした。

山頂から山頂ヒュッテに向かいます。

(2)へ続きます。(2)では、山頂ヒュッテで見た大型スピーカー、復路、昼食に立ち寄った「しもさか」などについて記します。引き続きご覧いただければ、幸いです。


板橋文夫「濤」、札幌のジャズ喫茶・バー「BOSSA」、札幌で買ったレコード。

2022-07-02 20:26:31 | ピアノ・トリオ

6月23日(木)から26日(日)までの北海道旅行で買ったCDとレコードについて記します。ジャズ喫茶「BOSSA」に寄ったところ、板橋文夫(p)の「濤」がかかり、その内容の良さに、すぐに買いに走りました。

板橋文夫 (ITABASHI FUMIO)
 (FRASCO 1976年録音)

   

板橋文夫(p, 1949年3月8日生)さんの演奏は、森山威男グループや自身のピアノトリオで、実際に聴いていますが、そのエネルギッシュなプレイには圧倒されます。本作は、板橋文夫のデビュー作で、今回初めてCD化されたものです。僕は、初めて聴きました。

メンバーは、板橋文夫(p)、岡田勉(b)、楠本卓司(ds)。1976年3月1日、東京の第一生命ホールにおけるライブ録音。

曲目は次のとおり。

1  アリゲーター・ダンス (Alligator Dance)
2  グッド・バイ (Goodbye)
3  濤 (Toh)
いづれも、板橋文夫の作曲。グッド・バイは、森山威男グループの演奏で実際に聴いたことがあります。クロージングに使われていました。

板橋文夫さんの初めてのリーダー作ですが、完成度が高い傑作のように思いました。札幌の「BOSSA」で聴いた時には、音の生々しさ、迫力がすごくて、より一層感激しました。オリジナルのメロディーは、少し演歌ぽいのですが、ソロは、マッコイ・タイナーとフリー系の混じったもので、トレモロを使うなど、力が籠もっています。どれも良いですが、僕は「アリゲーター・ダンス」、「グッド・バイ」のメロディ、ソロが特に気に入っています。

   

ジャケットの裏面には、ポートレートが掲載されています。

【板橋文夫ホームページ】

板橋文夫 HP index (bowz.main.jp)

スケジュールの載った詳しいホームページです。

 

【Jazz Cafe BOSSA】

住所:北海道札幌市中央区南3条西4丁目2
電話:011-271-5410
ホームページ:カフェ&バーのご紹介〔 Jazz Cafe BOSSA 〕 -ジャズ喫茶ボッサは、札幌でJazz,Bossa novaが聴けるジャズのお店です。

   

看板。場所はすすきの交差点のすぐそばです。一階はモスバーガー、地階はスープカレー「エス」が入っているビルの二階です。

店内

   

スピーカーは、JBL M9500 K2です。

すごい量のレコードとCD。

   

ここに飾ってあるレコード、CDは、全て新譜です。新しく発売されたものを、これだけ揃えているお店は、全国的にもそうないと思います。すごい。

板橋文夫「濤」がかかりました。

ビル・エヴァンス「Alone」。これもオーディオ装置がよいせいか、一段と名演に聞こえました。好きなアルバムです。

カフェ・オーレをいただきました。

 

【札幌で購入したレコード】

レコード店は、ディスク・エヴァンス、フレッシュ・エア、BEATの3店を回りました。下記3点の他に、日本盤なども購入しました。

   

ビル・エヴァンス「The Inteplay Sessions」。前からほしかったものです。

   

リー・モーガン「Here's Lee Morgan」。ステレオのオリジナルだそうです。

   

デューク・ピアソン「Sweet Honey Bee」。オリジナル盤だそうです。

本日は、事情によりアップが遅れましたが、アップできてよかったです。ご覧いただければ幸いです。