安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

美しい霧氷が出迎えてくれた霧訪山登山(2)【山頂から、下山、「清流の里」で蕎麦】

2024-11-25 19:30:00 | 登山・ハイキング

霧訪山登山の2回目です。今回は、山頂からの景色、下山、昼食に蕎麦をいただいた「清流の里」、珈琲を飲みに寄ったジャズ喫茶「アンの家」について記します。

昼食に、ある蕎麦屋さんに行ったのですが、順番待ちが多数過ぎて諦めました。仕方なく、梓川の農産物直売所「清流の里」の食堂で、ざる蕎麦をいただきました。登山の後は、蕎麦が美味しい。

【行 程】

山の神自然園駐車場発 9:05 → 霧訪山登山口 9:21 → ブナの別れ(大芝山分岐)10:23 → 山頂 10:40~11:01 (おやつ休憩)

霧訪山山頂発 11:02 → ブナの別れ(大芝山分岐)11:14 → 登山口 12:01 → 駐車場着 12:16

(昼食) 清流の里梓川(蕎麦) (珈琲)アンの家

(山頂からの景色など)

御嶽山の方向だと思いますが、雲に覆われてわかりません。

左の方に八ヶ岳の編笠山。その奧には、茅ヶ岳。かろうじて。

上ってきた方向です。塩尻市や松本市。

上記から左にふって、少し拡大。

おやつです。ポットにお湯を入れてきて、ドリップパックで珈琲。セブンイレブンの「ワッフル」。糖質カットのワッフルですが、結構甘くていけます。

(山頂~駐車場)

下りています。

気温が上昇してきたためか、霧氷が樹木から剥がれて、落ち葉の上に落ちてきています。音やキラキラした光で、その様子も印象に残りました。

ブナの別れに到着。ここで左折します。

鉄塔の下を通過。上っていく方とすれ違いました。この他にも数組の方が上ってきていて、遅い時間から上る方も多いようです。

登山口近くのジグザグの登山道。もうすぐ登山口です。

登山口に到着。

駐車場。上った時よりも多い台数でした。

奧の駐車場には、僕のものを含め4台。今度は、眺望が効くときに上りたい。

(清流の里 梓川)

住所:長野県松本市梓川倭322-1
電話:0263-31-0368
ホームページ:農産物直売所  清流の里 梓川 | アルプス運輸建設株式会社|長野県松本の運送会社

外観。全体は農産物直売所です。

食事処 清流の里。ほぼ営業終了時刻なので、一杯だったお客さんも帰りました。

メニュー。

ざる蕎麦とかき揚げ(単品)を注文。

そば粉は、松本市奈川産のものを使用しているようです。切り方からすると、機械うちだと思います。新そばの季節は、悪くありません。

かき揚げ

そば湯。どちらかというとサラサラ系です。

【アンの家】

住所:長野県松本市梓川梓459
電話:070-5455-1941
営業:水曜日~日曜日 13時~19時。定休日:月曜日・火曜日

ざる蕎麦をいただいたあと、珈琲を飲みに寄りました。それと、庭の紅葉がどうなっているのか、その様子も見たかったからです。

店内。先ほどまで、お客様が二人いましたが、帰ったあとです。

珈琲。ベンチプレスですが、美味しいです。

紅葉らしくなっていました。

アップ

こちらは、まずまずでしょうか。短時間でしたが、食事を含めた霧訪山登山が楽しかったです。その名前通りの霧氷が見られて、ラッキーでした。


美しい霧氷が出迎えてくれた霧訪山(1,305.7m)登山(1)【登山口~山頂】

2024-11-24 19:30:52 | 登山・ハイキング

本日(11月24日)、天気が保ちそうだったので、どこか低い山に行こうと考えて、霧訪山(塩尻市)へ出かけました。駐車場には、湘南や群馬、福井ナンバーの車が停まっていて、全国区の山になっていて驚きました。

山頂付近には霧氷が出現していて、思いがけず美しい光景に出会うことができました。ゆっくりと歩き、全歩行時間は4時間でしたが、体力の回復・維持のために良い登山になりました。

【行 程】

山の神自然園駐車場発 9:05 → 霧訪山登山口 9:21 → ブナの別れ(大芝山分岐)10:23 → 山頂 10:40~11:01 (おやつ休憩)

霧訪山山頂発 11:02 → ブナの別れ(大芝山分岐)11:14 → 登山口 12:01 → 駐車場着 12:16

(昼食) 清流の里梓川(蕎麦) (珈琲)アンの家

(駐車場~山の神自然園~登山口)

 

 

登山者用駐車場。群馬と長岡ナンバーの車が停まっていて、びっくり。もしかして低山ブームでしょうか。

トイレもあります。

橋を渡って、山の神自然園へ。

山の神自然園の標札。

塩尻市の里山保全指定地域だそうです。

標識に従い、左手に進み、突き当たりを左に行くと、登山口があります。

(登山口~ブナの別れ)

登山口

始めはジグザグに上っていきます。

尾根らしい道にでてきました。落ち葉がふかふか。

鉄塔の下を登山道が通っている場所です。ここから山頂が見え、樹木が白くなっています。

樹の根が出ているところがあるので、転倒しないように特に下りは気をつけました。

そろそろ分岐。この下のへんから、霧氷が出来ていました。

ブナの別れ。分水嶺のようです。右折して、霧訪山頂へ。

(ブナの別れ~山頂)

左右に霧氷が出来ていて、イルミネーションの中を歩いている気分でした。

真っ直ぐだと男坂、右へ巻いていく女坂の分岐。復路で女坂を通ることにし、真っ直ぐに進みます。

男坂

男坂と女坂がまた合流する地点です。山頂まであと10分の標識があります。

霧氷のアップ。

山頂はもうじきです。

山頂が見えました。

山頂に到着。標識があります。

「夢叶う霧訪の鐘」があります。これ、よく響きます。

北小野財産区ではオキナグサを育てています。

小野神社の境外社があります。

(2)へ続きます。(2)では、山頂からの眺望、下山、昼食に寄った清流の里などについて記します。


ザ・スリー・サウンズ「BOTTOMS UP! 」、ジャズ喫茶「アンの家」の低音再生、スタバのクリスマスブレンド(豆)。

2024-11-23 19:30:00 | ピアノ・トリオ

先日、松本市梓川のジャズ喫茶「アンの家」に出かけました。持参したレコードなどをかけてもらいましたが、アルテック(スピーカー)の低音再生が素晴らしく、ベース音など惚れ惚れでした。その装置で聴きたいレコード。

THE THREE SOUNDS (ザ・スリー・サウンズ)
BOTTOMS UP! (BLUE NOTE 1958, 59年録音)

   

ザ・スリー・サウンズは、1956年に結成され、73年まで続いたピアノ・トリオのグループです。ジーン・ハリス(p)、アンドリュー・シンプキンス(b)、ビル・ドウディ(ds)がオリジナルメンバーで、多数の録音をブルーノートレーベルなどに残しました。本作は、「Introducing」に続く彼らの2作目です。

メンバーは、先に書いてあるとおり。ザ・スリー・サウンズは、当時のヒット曲やスタンダードナンバーを取り上げ、適度なグルーヴを感じさせる演奏で、レコードも売れたようです。

(英文表記)Gene Harris(p)、Andrew Simpkins(b)、Bill Dowdy(ds)。

曲目は次のとおり。

1  Besame Mucho (Sunny Skylar,  Consuelo Velazquez) 【ベサメ・ムーチョ】
2  Angel Eyes (Matt Dennis)
3  Time After Time (Sammy Cahn,  Jule Styne)
4  Love Walked In (George Gershwin,  Ira Gershwin)
5  I Could Write a Book (Lorenz Hart,  Richard Rodgers)
6  Jinne Lou (Gene Harris)
7  Nothing Ever Changes My Love for You (Marvin Fisher,  Jack Segal)
8  Falling in Love With Love (Lorenz Hart,  Richard Rodgers) 【恋に恋して】
スリーサウンズのリーダーのジーン・ハリス(p)のオリジナルが1曲入っていますが、あとは、スタンダード曲です。「Nothing Ever Changes My Love for You」は、演奏されるのが珍しい。

ピアノトリオの編成で、収録曲の多くがスタンダードというスリー・サウンズのアルバムは、ブルーノートレーベルでは珍しいですが、グルーヴィーでリズミカルな彼らの演奏は、結構好きで、初期のものを中心にたまに聴いています。この作品でも、ジーン・ハリス(p)のタッチが意外に鋭く、アンドリュー・シンプキンス(b)のバッキングも細やかで、やはり一流だと感じます。「Besame Mucho」や「Angel Eyes」、「I Could Write a Book」あたりが、お馴染みのナンバーで、和みます。

(参考)本作から、「Besame Mucho」(ベサメ・ムーチョ)が聴けます。

Besame Mucho - YouTube

(安曇野市宅で聴いているところ)

飾ってあるレコードは、The Three Soundsのもので、右から「Hey There 」(Blue Note)、本作「Bottoms Up!」(Blue Note)、「It Just Got to Be」(Blue Note)。全て日本盤です。なお、ブルーノートには、彼らのリーダー作は、9枚あります。

飾り棚のところに、並べてあるヴォーカルのシーネ・エイのアルバム。CDが多いですが、レコードで出された場合は、購入しています。たまには、別の方向を向いて撮影。

【ジャズ喫茶 アンの家】

住所:長野県松本市梓川梓459
電話:070-5455-1941
営業:水曜日~日曜日 13時~19時。定休日:月曜日・火曜日

蔵造りのお店です。2018年5月オープンなので、早いもので6年経ちました。

少し前なので、紅葉にはまだ早かったです。

存在感のあるスピーカーです。低音の再生は、JBLよりもアルテックのスピーカーの方がぐっと伸びて、迫力があるように感じます。もっとも、個体差もあったり、アンプなどの再生機器にもよりますが。

アンプ類はマッキントッシュ。

レコード棚。開業当初より増えています。

持参したヘレン・メリル「CASA FORTE」(TRIO)をかけてもらいました。日本オリジナル盤です。

こちらも持参したカウント・ベイシー楽団「Breakfast Dance and Barbecue」(ROULETTE)。ジョー・ウィリアムスの歌のバックで鳴っている、サックス陣のソリのしなやかで、かっこいいこと。最高です。

(スタバのクリスマスブレンド)

アンの家では紅茶を飲んでいたので、帰宅したら珈琲が飲みたくなり、スタバで試供品でいただいたクリスマスブレンドを淹れてみました。

豆を見ると、結構深い焙煎具合です。スタバのお店でも、このクリスマスブレンドが本日のコーヒーとして提供されることが多くなっています。お店では、やや苦い感じがするので、クリームを入れることが多いです。電動ミルを使っています。

お湯を多めにして、やや薄めになるように淹れたつもりですが、もともとが深煎りなので、濃い目です。まずまず美味しくいただきました。


デニーズ長野若里店で「北海道産山わさびソースとマッケンチーズのハンバーグステーキ」など、三國シェフ監修のおすすめ3品セット。

2024-11-22 19:30:00 | グルメ

しばらく前ですが、デニーズのチラシ(10%OFFの優待券付)が新聞に折り込まれてきました。見たら、三國清三シェフ監修のメニューが提供されるというので、先日、出かけてきました。

メニューは、「北海道産山わさびソースとマッケンチーズのハンバーグステーキ」、「野菜で野菜を食べるブロッコリーのラビゴットソース」、「マンハッタンクラムチャウダー」で、特にチャウダーが美味しかった。

(デニーズの新聞折り込みチラシ)

お得なクーポンがついています。

お店の外観、入口

ハンバーグのメニュー

サラダとスープのメニュー

サラダは、ブロッコリーのラビゴットソース。『北海道産ブロッコリーを、爽やかなコクのオランデーズソースと、酸味が心地よいラビゴットソースで仕立てた、食感も楽しい温野菜サラダ。目玉焼きをつぶして混ぜながらお召し上がりください。』とのことです。

玉子がまるまる一つ乗っていました。

目玉焼きの下にもソースがあり、こちらはオランデーズソースでしょう。

スープは、マンハッタンクラムチャウダー。『北海道産野菜を使用した、トマトベースの具だくさんクラムチャウダー。あさりの旨みと香草の風味が幾層にも重なる深い味わいに、クルトンが食感のリズムを演出する』そうです。

あさりがたくさん入っていて、美味しい。

北海道産山わさびソースとマッケンチーズのハンバーグステーキ。『北海道産の風味豊かな山わさびを使ったレフォールソースは、ビーフ100%ハンバーグと相性抜群。』だそうです。チーズとマカロニを合わせたアメリカの家庭料理マッケンチーズ添え。付け合わせは、フレッシュケールと紫キャベツのラぺです。

手前にマッケンチーズ

ケールと紫キャベツ

横からハンバーグを撮りました。このハンバーグは、ビーフ100%だそうです。

ハンバーグを取り分けたところ。

ライ麦パンもいただきました。

本日は、ドリンクバーも注文。ご馳走様でした。

【デニーズ 長野若里店】

住所:長野県長野市若里7-6-7
電話:080-3218-3635
ホームページ:フランス料理の巨匠「三國清三シェフ」監修メニュー | デニーズ


恩田 陸著「ブラザー・サン シスター・ムーン」(河出文庫)。主人公は著者の分身で、文学、ジャズ、映画が背景の青春物語。

2024-11-21 19:30:00 | 読書

最近、近世(戦国~江戸時代)の歴史関連の小説を読んでいたのですが、現代の青春物語もたまには良いかと、書店で目についた恩田陸著「ブラザー・サン シスター・ムーン」(河出文庫)を購入しました。

   

表紙

(カバー裏にある本書の紹介)

   

(目 次)

   

(感想など)

恩田陸さんの小説は、「祝祭と予感」(幻冬舎文庫)を読んだだけで、映画「蜂蜜と遠雷」は観たものの、その原作は読んだことがありませんでした。音楽に詳しい方だと記憶に留めていましたが、今回の「ブラザー・サン シスター・ムーン」(河出文庫)には、感心を通り越して感動しました。

小説は3部作で、関連はあるもののそれぞれに主人公がいます。読み進むと、この主人公3人は、著者の学生時代の自らの体験を元に創作した、著者の分身だとわかります。第一部は、主人公が女性で、結末に小説を書くことへの志が宣言されていて、まさに恩田さんのスタート地点を描いたもの。

第二部は、主人公が男性ですが、早大のモダンジャズ研究会を舞台に描いていて、著者の早大ビッグバンド (通称「ハイソ・オーケストラ」)在籍4年間の体験が反映されています。この第二部はジャズ小説といってもよいと思われ、文庫収録の特別対談も含めて、とても楽しめました。

(著者略歴)

   

(恩田陸さん関連の拙ブログ記事へのリンク)

恩田陸著「祝祭と予感」(幻冬舎文庫)を読みました。

映画「蜂蜜と遠雷」を観ました。(10月24日 山形村アイシティシネマ)

(参考)【第2部の登場人物に関連したホームページ】

早稲田大学モダンジャズ研究会

早稲田大学ハイソサエティ・オーケストラOfficial Website-音楽