Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

訴状の長さ

2008年04月08日 23時08分40秒 | Weblog
 「2弁フロンティア」の最新号に、弁護士任官経験者による座談会が掲載されていた。そこでバーディーが注目したのは、裁判官から見た適正な訴状の長さについてである。
 ある論者によると、訴状の長さは3~5枚であるべきで、数十枚にも及ぶ訴状に対しては、請求にムリがあるのではないかという「予断」を与えかねないとのことであった。
 確かに、裁判官としては、要件事実だけが書かれた訴状が最も望ましく、余計な間接事実は邪魔なだけと考えるのも無理はない。だが、問題は、書面というものは、依頼者に見せるものでもあるということである。
 あんまり薄っぺらい訴状だと、依頼者が不安を抱く場合もあるらしいのである。
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ノキ弁とイソ弁の間

2008年04月08日 08時02分38秒 | Weblog
ノキ弁。(安藤誠基blog)
 当事務所は従前のイソ弁の給与体系を維持する方針です。(ともかく当面は。)
 当事務所は良質のリーガル・サービスの提供を至高の目標としています。
 良質のリーガル・サービスには当然良質な人材が必須です。
 若く将来性のある若手弁護士を、安く買い叩くという態度は決してとりたくありません。


 さすが、安藤先生!
 ともあれ、上記ブログには、ノキ弁発生の経緯が、分かり易く段階を追って説明されている。
 ところで、ノキ弁とイソ弁の中間的形態も出てきそうだと思われる。すなわち、「年俸は300万円で、それ以上は自己受任事件をやって稼いでくれ」などというものである。事務所としては、余り固定費は増やせない。かといって、修習生の惨状は目に余る。そこで、救済策として、ノキを貸すのはもちろんだが、かといって従来の年俸は保証できない、という雇用形態が考えられるのである。
 実際、昨年の弁護士会のアンケートでは、「年俸300~400万円なら採用したい」という弁護士が相当数にのぼっていたのである。

  
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする