関西検察？

　昨日紹介した落合弁護士のブログ中に、田中森一氏は「関西検察」の犠牲者というニュアンスの記述があったのだが、「反転」を読む限り、これには補足説明が必要だと思う。
　というのも、当初田中氏をターゲットにしていたのは東京地検特捜部であり、先日の大阪地検特捜部による強制捜査は、あくまで「おまけ」の感が強いからである。
　関西検察によってみせしめにされたというのであれば、三井環の方が分かり易い。

アンビリーバブル

＜高尾山＞登山事故が倍増　「ミシュラン」紹介で人気（毎日新聞）

　山登りが好きな人にとって、高尾山は山のうちに入らないだろう。何しろ、山頂までほぼ全部の登山道が舗装されているのであるから。それくらい、大衆化され、安全で、その分面白みのない観光地になってしまっているのである。
　だから、そんなところで事故が発生するというのが、信じられないのである。

政治的判断

反転―闇社会の守護神と呼ばれて は、検察の暴露話の部分が特に面白い。
　例えば、岸元大阪府知事を収賄で強制捜査しようとしたときの検事正の言葉：
「お前は、たかが５０００万円で大阪を共産党の天下に戻すつもりかっ」。
　実に明快な政治的判断である。・・・でも、権力は怖い！